銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

桃のパンツ

2024年08月17日 | のほほん同志Aの日常

突然ですが、皆さん、「桃のパンツ」なるものをご存じですか?
私はこの夏、初めて耳にしました。

なんだろう?と思った方も、ネットで検索はしないで下さい。
下着の画像ばかり出てきますので・・・。


岡山への桃狩りツアーの添乗前に、書類に目を通していたときでした。

「桃のパンツの数だけ、桃狩りをお楽しみください」

予約を入れた農園からFAXで送られてきた注意書きに、そう書いてあったのです。

「桃のパンツって、なに?」
「さぁ…。まぁ、行けば分かるんじゃないですか」

と事務所ではらちが明かず、当日を迎えました。





わ、桃がたくさん。
あれが、桃のパンツかしら?

と農園の方に聞いたら、あっさり「ちがいます」

「パンツはこれです、桃をとったら、このパンツをはかせてくださいね」
と手渡されたのは、白い小さな伸び縮みするもの。

よく贈答品などで見かける、白い網ネットでした。



なるほど、桃のパンツ!です。

さっそく、桃狩りスタート。
下からのぞきこんで、ほんのりピンクに色づいているのを、そーっと取って、
パンツを履かせて、こちらはお土産に。



あとは、テントに移動して、ひえひえの桃を2玉、その場でかぶりつき。

おいしい・・。

それにしても、なんとまぁ、もぎたての桃の繊細さ、みずみずしさ。
色合いといい、産毛のはえているところといい、まるで子どもの肌みたいです。

あぁ、だからかぁ、、と納得したのが、あの有名な昔ばなしです。



桃から生まれた桃太郎。

同じ果物でも、柿や、リンゴや、みかんではなく、
ほかならぬモモから、オギャーッと生まれてきたわけが。



桃太郎と、桃のパンツ。

片や誰もが知ってる昔ばなし。
片や、桃狩り農家さんの仕事用語(?)

でもどちらも、この色、この手触り、
そして何より、このフォルムから生まれたものであることに違いはなさそうです。




◎2024年 夏の旅【日帰り旅行】のご案内◎●

(タイトルをクリックしていただくと、ツアー詳細をご覧いただけます)

8/30(金) 河内の葡萄狩り…残1  キャンセルが出て空きました!

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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高低差たっぷり! 千畳敷カール

2024年08月16日 | のほほん同志Aの日常

よく歩いたなぁ、というツアーは、時々あります。
(ハイキングとか登山とか。最近少なくなりましたが)

よく走ったなぁ、、というのも、ちょくちょくあります。
(バスでの移動距離が長くて疲れた、、の意。自分が走るわけではありません)

それでいうなら、7月末に訪ねた「千畳敷カール」は、「よく登ったなぁ」でしょうか。

とにかく、高低差のあるツアーでした。


①まずは初日の夜、星空を見に、ゴンドラでヘブンス園原高原へ(標高1400m)



こんな星空が見られたらよかったのですが・・逆に、にわか雨に降られました。
大慌てで、みんなでレジャーシートにくるまったり。
それはそれで、楽しかったですが。

②2日目、ロープウェーで千畳敷カールへ(標高2612m)



ロープウェーを降りれば、そこは山上のお花畑。







さすが、標高2612m。
千畳敷カールは、高山植物の宝庫でした。

③おまけで、吊り橋も
 高度はたいしたことありませんが、けっこう揺れます。



というわけで、ロープウェーに、ゴンドラに、吊り橋。
高低差があり、さらにはけっこうな時間、宙づり状態になっている・・
それが今回のツアーの特徴でした。

さて、そのときの参加者のなかに、「高所恐怖症」の方がいらっしゃいました。

なので必然、旅行中を通してずっと、その方の、硬直した後ろ姿を拝見することに。


こちらはというと、多少ゴンドラが揺れようが止まろうが(?)、平気なのですが、
冷静に考えると、鉄の塊に乗り込んで空中を運ばれていくほうが、鈍感で怖い??

「土から離れては、人は生きていけないのよ!」

『天空の城ラピュタ』で、シータも叫んでいましたし・・。




ロープウェーの山上駅に隣り合うように建つ、ホテル千畳敷。
標高2600mの軒先では、ツバメが巣をつくり、
軽やかにすいすい、飛び交っていました。





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姫島キツネ踊り

2024年08月15日 | 眼力Kの圧、ハンパない

姫島のキツネ踊りに行ってきました。

姫島は大分県の国東半島から船で20分のところにある小さな島です。

人口は2000人ほどの小さな島ですが、

毎年お盆に開催される「姫島盆踊り」は、

顔を白く塗って、尻尾をつけ、キツネに扮した子どもたちが踊りを披露し、

国選択無形民俗文化財にも選ばれています。

 

その可愛いらしく踊る子どもたちを見に行ってきました。

祭りが始まるのは午後7時。

私たちは夕方に着く船で姫島へ渡りました。

なぜならキツネ踊りとは別に

もうひとつ楽しみがあったから...それは車エビです。

姫島には車エビの養殖場がたくさんあります。

その新鮮な車エビをふんだんに堪能しました。

お刺身に、塩焼き、エビフライ

どれも頭から尻尾まで、濃厚でぷりぷりです。

そして車エビの踊り食いにも挑戦しました。

車エビに大満足した後は島内をのんびり散策。

地元の神社をお参りしたり、

おみやげ屋さんをのぞいたりしていると

祭りの準備をしているキツネに扮した子どもが

ひょいっと飛び出てきて、祭りへの期待が高まります。

櫓もなんだか地元感たっぷりです。

祭りが始まると子どもから大人まで、

伝統踊りや趣向を凝らした踊りが次々続きます。

キツネ踊りは盆踊りのトリでした。

島で長く愛されてきた姫島盆踊りの伝統を大切にしているのが伝わる

心温まるお祭りでした。

 

お祭りを指揮していたあの人たちもかつてはキツネに扮していたのかな?

決して華やかではないけれど、どこか懐かしい

そしていつまでも続いてほしい日本の夏の風景が

姫島盆踊りにはありました。

夏季休暇をいただきましたが、リフレッシュして、

8/16(金)より通常営業です。

秋からの旅のご相談を承ります。

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花火と海水浴とローマ字のある熱海

2024年08月14日 | のほほん同志Aの日常

「ちょっといいですか?」

お弁当タイムに、あるスタッフが、いつになく真剣な表情で切り出しました。

「きのう、珍しく、子供の夏休みの宿題を見てやっていたら、
 うちの子、ローマ字がぜんぜんわからないみたいで」

「どうしたもんでしょう。
 あと何年かしたら、英語も始まるし…」と思案顔。

お子さんは、小学3年生。
ローマ字の授業が始まって、つまずいているようです。

「たしかに、ローマ字と英語が一緒になったら、ややこしいもんなぁ」と実感がこもったのは、
ちょうど熱海の「ホテル ニュー アカオ」帰りだったから。

ホテル ニュー アカオといえば、昭和レトロの雰囲気を色濃く残す、人気のホテルです。







ホテル ニュー アカオ(上空より)

英語で書くなら、Hotel New Akao ?

たしかに、英語とローマ字、混在です。

でも、もともとの名前は、こうだったようで・・。



(もぐら風呂というのは何なんでしょう。気になります。)


さて、ローマ字といえば、ヘボン式。
ヘボンとは、幕末に来日したアメリカ人の宣教師、だそうで、
伝道の傍ら、最初の和英・英和辞典を完成させました。
そのときに用いたのが、ヘボン式ローマ字と呼ばれるローマ字の綴り方です。

ヘボンさん、横浜に居を構え、30年あまり、日本に暮らしていたそうなので、
熱海にも足を伸ばしたかもしれませんね。

何をしに?
温泉がてら、海水浴に。



でも、当時、熱海で海水浴を楽しむ人は少なかったはず。

欧米発である海水浴の習慣が日本人に広まっていくのは、明治以降のことで、
当初はレジャーではなく、塩水に浸かる医療行為と捉えられていました。

熱海といえば、新婚旅行や海水浴、という発想は、割と新しいのかもしれません。
いや、もちろん古いですが、、。


さてもうひとつ、熱海といえば、花火です。

今回は、ホテル内の観覧席から楽々見学。



熱海の夜景を背景にしたテラス席。



一方、こちらは空調も効いて快適な屋内席。
私たちは、こちらで見学しました。

花火に無くてはならない「音」はマイクで拾って、
スピーカーで室内に流してくれるという「親切」(過保護!)ぶりです。



日本のお家芸のように思われている花火も、
もともとは、中国の狼煙が起源。
それがヨーロッパに伝わって、観賞用の花火に発展したというのが一説です。

昭和レトロなホテルと世代を同じくする私が、
生まれた頃から当たり前にあったモノや文化や習慣も、
もとをたどれば、海を渡って伝わってきたものばかり。

そして今や、人も大勢、海を越えてやってきます。

この夜、観覧席では、外国のことばも飛び交っていました。

・・どうやら、中国からのお客さん?

行程表、あるいはホテルの予約画面か何か、見せてもらえばよかったな。
ホテル ニュー アカオ、どう表記されているのか、ちょっと気になります。

やっぱり、Hotel New Akao? (ローマ字、必要ですね。しっかり覚えましょう)

あるいは、赤尾大飯店 とか。 (元祖・漢字の国ですから)


でも、ホテルの売店で、売れに売れていたのは、このTシャツでした。




 

◎夏季休暇をいただきます。◎

8/10(土)〜15(木)

皆さんも夏を楽しんでくださいね。

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パリオリンピック閉会式に、振り返り③台湾編

2024年08月13日 | 見かけだおしNのつぶやき

なんだかんだで台湾行ってますね。

いいと思えばとことん飽きるまで?銀のステッキの海外はバランスが悪い…。

私?

でも飽きないんですよね、台湾は。

なんといってもフライトが短く、食事が美味。友好的なのも嬉しい。

正直、観光だけを目的にするなら、一度で十分。

でも、観光はパスして(かの故宮でさえスルー)、温泉浸かって、食べて、飲んで、

ちょっと街ぶらするなら、何度でも行けそう!

ということで、暑い盛りに、暑い台湾に行って来ました。

今回は、個人旅行に添乗員が同行する旅。

お客様が終始おっしゃったのは、

「ほんま楽やわーー」

わかります。

自由旅行といえば聞こえがいいですが、

実際は、現地であれこれ行程を組むのはしんどい。

ましてや蒸し暑い中で、いくら知人同士であっても

意見が異なったり、その目的の店探しの過程で疲労することがあります。

知人なだけにうっかりケンカするはめになったりとか。

これ、ありますよね。

短い滞在(2泊3日)なら尚更、タイパです!

懇意にしているガイドさんのヘルプもあって、充実の3日間でした。

点から点を繋げる旅が好きでした。

そのプロセスが旅と思っていました。

でも。

より効率よく、より欲深く、しかもツアーは嫌よ、となると、

贅沢ですが、個人旅行なのにアシスタントがいるというのは

なんとも快適です。

特に、美味しいものが食べたいなら、地元の人に聞くが一番ですものね。

「この楽しみ方知ったら、もうツアーには戻れんな」

いえいえ、ツアーもお願いしますね。

と言いながら、はて?

当社のツアーと個人旅行の境界線が、添乗員でさえわからなくなってきました。

さてオリンピックも佳境に入る中、ガイドさん曰く

台湾はオリンピック競技では、バトミントンが強いそうです。

なるほど、TVCMにはそれらしきアスリートがひっきりなしに出ていました。

「でもチャイニーズタイペイという名称でしか参加できませんが」

そう静かに呟いたのが、耳に残りました。

沖縄と同じくらいの距離にあって、日本人には親しみのある台湾。

でも、抱えているものは異なり、

オリンピックとは、こういうことも知らしめる祭典なんだろうなぁ、と。

意外やその意義を見出すのでした。

◎夏季休暇をいただきます。◎

8/10(土)〜15(木)

皆さんも夏を楽しんでくださいね。

◎2024年 夏の旅【日帰り旅行】のご案内◎●

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