グラウンドでダイクに会った。トイレかと聞くと彼は顎で素焼きの水瓶を見ろと合図をした。中は水でなく火の点いた蝋燭が入っていた。トイレでチェーシングをやるつもりだ。ダイクとすれ違ってから如何して彼はトイレでチェーシングをやろうとしているのか理由が分からなかった。7房を覗いてみると外房に燃えた布が捨てられている、房内を覗いてみるとジュドゥの機嫌が悪そう。ジュドゥにとってアミーゴはまぁ良い客と言えるだろう、パケを買った後ベッドの下で吸わせてくれとアミーゴに頼まれ、良いだろうという事になった。火種から火を取ってベッドの下に潜り込もうとした時、アミーゴが持っていた火が布に燃え移ってしまった。大騒ぎして火を消し布を外へ投げ捨てた。
「アミーゴの馬鹿・・・」
と言いかけてジュドゥはベッドにごろんと横になった。思い出したら又、頭にくるからやめたのだろう。
木の下の台座に座っているアミーゴ
「どうした」
奴は両手を広げ、首をちょっと傾けて
「アイドンノォー」と言った。
頭を見るとかなり髪が焼けている、縮れた金髪は鳥の巣のようになっていた。ぼくは台座の上で笑い転げた。照れ臭そうに笑うアミーゴ。
朝 畑から採った野菜を友人が持ってきてくれた 今月 野菜を買う必要はなさそうだ
黄色いミニトマトは初めて食べた 甘くて皮が柔らかい やはり畑だなぁ~と思った
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