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インド・ネパール。心の旅・追想

ジャンキーの旅          No5 Ward・・・・・50

2015-08-03 | 4章 デリー中央第一刑務所No5Ward

   6月1日(木曜日)
 内房の入口の鉄格子に毛布を掛ける房が増えてきた、熱風を房内に入れない為だ。日本では暑ければ窓を開け外の涼しい風を室内に入れるがここでは逆だ。内房の天井の高さは4mぐらいある。焼けた天井のコンクリートの熱気を扇風機が掻き回し房内は一定の温度に保たれている。入口に毛布を張り密閉した房内は当然だが暑い、それでも外の熱風より10度は低い。夜、テレビの天気予報では連日、人間が生きていく限界の最高気温、最低気温を報道していた。例年にない熱さでパンジャブ州ではラクダが死んだというテレビ画像を見た。路上生活者や低カーストの人間が何人死んでもニュースにはならない。この時期ビザの関係でデリーに立ち寄る事はあっても長期滞在をした事はない。

ファイルには最高気温47度 最低気温37度と書いてある 本当だろうか?
段ボールの中を調べた

左の2冊は逮捕~NO2WARD 右はマリー~逃亡だ 間のNO5WARD~保釈のノートが見つからない
確かめようがない 気温は削除して 人間が生きていく限界 と変更した
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