歯周病の患者さんが歯周病を治療したことで糖尿病まで良くなった、と言う経験談は、歯周病を治療している歯科医の先生なら、少なからず経験していることです。
勿論、全ての患者さんではありませんが、糖尿病と歯周病療法を抱えている患者さんのうち3分の1位の方で、糖尿病が良くなる、と言うことがあるんです。
そして、インプラントなのですが、実はインプラント治療して良く噛めるようになると、患者さんはそれまで食べられなかったものが食べられるようになって喜びから、太ってしまう方がいて、そう言う方の場合、当然糖尿病のリスクは高くなってしまいますし、歯周病が併発してくる、と言う危険性があるのです。
歯周病、インプラントと糖尿病は、微妙な三角関係である、と言うことです。
歯周病治して、インプラントもして、噛めるようになると、太ってしまって糖尿病のリスクが上がる。
糖尿病の3分の1程度は、歯周病を治すことで良くなる。
糖尿病があると、インプラントが周囲炎に罹るリスクが非常に高まる。
勿論、糖尿病患者さんは歯周病にも罹りやすくなる。
糖尿病も歯周病も生活習慣病であることが良く分かっています。
自分自身の体をちゃんと気を遣い、健康を守ることを出来る方が、糖尿病も歯周病も掛からないで済む。
当たり前のことですが、簡単なことをちゃんと真面目にする。
本当に大事なことなんです。
その第1歩として、歯周病、糖尿病にならない生活習慣を身に付けるようにしましょう!