目黒で『パッチギ!』と『真夜中の弥次さん喜多さん』を観ました。
寝坊して始めを見逃してしまったのですが、
『パッチギ!』は傑作でした。
『ゲロッパ』では軸になる問題の印象が弱かった気がするんですが、
『パッチギ!』は朝鮮から移住させられた人たちと
その子孫である若者たち、
彼らの祖国に対する思い、
そして日本人との対立を、京都の町の中で描いていて、
その小宇宙が朝鮮と日本であり、
世界の対立を象徴しているように思えてきます。
国同士で土地に線を引き、脅かし奪い合い、
理不尽に扱い、分かりあおうとはしない。
だけど、人ひとりひとり、気持ちさえあれば心を開き通じあえる。
優しく幸せな終わり方が嬉しい映画です。
一方『弥次喜多』。
こちらは原作があれだけぶっとんでるだけあって、
どんな映画になるのか期待していましたが、
原作のストーリーに忠実に、
うまくオリジナルとミックスした作品になってました。
ただ、ちょっとダレ気味だったかなーと。
出だしから旅に出るまでで長いと感じてしまいました。
可笑しいのは可笑しいけどバタバタしすぎてる。
いつもなら笑えるはずの阿部サダヲの役の必要性も分からないし、
せっかくの豪華な出演者ももったいない気がしちゃいます。
初めての映画監督作品ですから難しいところですね。
今『弥次喜多』を監督出来るのはクドカン以外にいないのは分かるんですけど…。
ちなみに私が以前、クド監のトークショーを見たときの記事はこちら。
ふたつ観おわって、井筒監督は映画の撮り方がうまいと思いました。
他の映画をあれだけ文句言う資格はあるんだな、やっぱ。
でも、何でこの二本立てだったんだろうね…。
寝坊して始めを見逃してしまったのですが、
『パッチギ!』は傑作でした。
『ゲロッパ』では軸になる問題の印象が弱かった気がするんですが、
『パッチギ!』は朝鮮から移住させられた人たちと
その子孫である若者たち、
彼らの祖国に対する思い、
そして日本人との対立を、京都の町の中で描いていて、
その小宇宙が朝鮮と日本であり、
世界の対立を象徴しているように思えてきます。
国同士で土地に線を引き、脅かし奪い合い、
理不尽に扱い、分かりあおうとはしない。
だけど、人ひとりひとり、気持ちさえあれば心を開き通じあえる。
優しく幸せな終わり方が嬉しい映画です。
一方『弥次喜多』。
こちらは原作があれだけぶっとんでるだけあって、
どんな映画になるのか期待していましたが、
原作のストーリーに忠実に、
うまくオリジナルとミックスした作品になってました。
ただ、ちょっとダレ気味だったかなーと。
出だしから旅に出るまでで長いと感じてしまいました。
可笑しいのは可笑しいけどバタバタしすぎてる。
いつもなら笑えるはずの阿部サダヲの役の必要性も分からないし、
せっかくの豪華な出演者ももったいない気がしちゃいます。
初めての映画監督作品ですから難しいところですね。
今『弥次喜多』を監督出来るのはクドカン以外にいないのは分かるんですけど…。
ちなみに私が以前、クド監のトークショーを見たときの記事はこちら。
ふたつ観おわって、井筒監督は映画の撮り方がうまいと思いました。
他の映画をあれだけ文句言う資格はあるんだな、やっぱ。
でも、何でこの二本立てだったんだろうね…。
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