【2022年6月14日(火)】
6月11日にやっと公開された映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を見に行きました!
ドラゴンボールシリーズのオリジナル映画、最新作です。
(東映アニメーションへのネットワーク不正アクセスが発生した関係で2022年4月22日から公開日が延期されていました)
(TOHOシネマズ新宿に見に行って、新宿バルト9で垂れ幕だけ撮影してきました)
今回はピッコロと悟飯が主役、
そしてレッドリボン軍が新たに開発した?人造人間ガンマ1号&2号が相手ということで、
これまでの映画のように悟空が主役の緊張感溢れる戦闘シーンをドキドキしながら期待して向かうというより、
師弟の活躍を楽しみに、いつもより軽い気持ちで劇場に向かいました。
ちなみに前作の「ドラゴンボール超 ブロリー」を見に行った時の思い出はこちら。
劇場公開前に発表された、ビーデルにパンのお迎えをお願いされる本編からのPR映像が
なんだがほのぼのしてて、ピッコロさんがどんな日常生活を送っているのか垣間見るのも楽しみでした。
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』PR映像30秒PART2
(このペネンコっていうぬいぐるみ、本編で何かRRと関係があるのかと思ってましたが、全然関係なかったです!)
ここからはネタバレ含む個人的に印象的だったポイントを、あらすじを追いながら残していきます。
(記憶が前後しているところがあるかも。)
妙なディテールにこだわりが…
RR軍レッド総帥の息子でレッド製薬の社長マゼンタは秘書?のカーマインから、
かつてRR軍に雇われていたDr.ゲロの孫で祖父を超える才能の持ち主であるDr.ヘドが刑務所にいることを知り、
出所直後のDr.ヘドと接触。組織再建のため?資金提供と組織のために人造人間を開発するよう持ちかけます。
カーマインは長いリーゼント頭のため、車の運転席が彼の頭のためにちょっと天井が出っ張ってたり、
前をチンタラ走っている車を運転している女性が後でパンちゃんの幼稚園の先生として登場したり、
妙なディテールがやたらしっかり描かれていて、すごく鳥山明っぽい。
Dr.ヘドの好物として、タイアップついてたオレオも出てきましたね。
それと、彼らが悟空たちを「カプセル・コープのブルマが組織する宇宙人一味」と捉えている設定なのも面白い。
長年、世の中の人たち(情報通)が彼らをどういう存在として捉えてるのか、気になってたんだよなー。
でもちょっと食い違うところもあるような… そのあたり、もう一回見ないと把握出来ないかも。
パンちゃん可愛い!
かつての悟飯のように、ピッコロさんに朝の修行をつけてもらっているオカッパ頭のパンちゃん(3歳)。
すでに子供とは思えない戦闘力を身につけているものの、まだ飛ぶことは出来ない様子。
(あれ、赤ん坊の時に武空術使ってなかったっけ?)
修行の後はアラレちゃんダッシュで自ら保育園に向かいます。
前述のお迎えのお願いはこの後に登場しますが、ビーデルさんが武道教室の講師をしてると聞いて、
ちょっと同級生に柔道指導してる(声が同じの)YAWARA!を思い出しちゃいました。
潜入捜査官ピッコロさん
突然Dr.ヘドが作った正義のヒーロー=人造人間ガンマ2号に襲われたピッコロさんは、
正体を掴むため後を追ってRR軍の本部へ潜入。
ユニフォーム?軍服?姿のピッコロさん、意外と似合ってる。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
— 映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」公式 (@DB_super2015) June 4, 2022
15秒予告🎥
【 潜入編 】公開🔥
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さらわれたパンを助けるために
〈レッドリボン軍〉に潜入したピッコロ🕶
そこにいたのは個性の強い敵たち⁉︎🦸♂️
そして、"最悪"を目撃する──⁉️
#ドラゴンボール超スーパーヒーロー#6月11日公開 #dragonball pic.twitter.com/3acy7z8bQ4
ビルス×チライ!?
RR軍が「カプセルコープのブルマ周辺に集まる宇宙人たち」を敵とみなし、
攻撃を仕掛けようとしていることを知ったピッコロさんは、
ブルマを通じてビルス様&ウイスさんの星で修行中の悟空&ベジータを呼び戻そうとしますが、
対戦中の2人とアイスに夢中のビルス様たちは気付かず。
悟空に誘われたブロリーもチライやレモを連れて対戦を見学。
しかし、まさかビルスさまがチライに一目惚れするとは…そのカップリングの発想はなかった…
ブルマは今でもアップデート中
ピッコロさんは自ら戦う覚悟を決めて、カリン様から2つの仙豆を確保し、
デンデがアップデートを施し、ブルマが集めておいたドラゴンボールの力で潜在能力を引き出してもらいます。
神様の神殿からカリン塔まで降りてきてヤジロベーからヘルメットを受け取るピッコロさんがカッコよかった!
(カリン塔の上でもスマホが通じるんだな、この世界)
ブルマはフリーザのような悪人にドラゴンボールを使われないように、
神龍にちょっとシワを消してもらったりヒップアップしてもらったりしてるらしい。
(あんまりくだらない理由で繰り返し願いを叶えちゃいけないんじゃなかったっけ?GT設定だっけか?)
フリーザとやってること変わらないピッコロさん
新RR軍が次の標的である悟飯をおびき寄せるため、パンの誘拐を企てていることを知ると、
潜入中のピッコロさんは実行係として名乗り出て、幼稚園にいるパンの元に向かいます。
研究に没頭して修行にも家族のことにもおろそかな悟飯の能力を再び目覚めさせるため、
パンの協力を得て、わざと誘拐された演技をさせて悟飯の怒りを誘発させます。
(これって「ブロリー」でフリーザがブロリーの父を使ってやってたことと似ているような…)
魂の魔貫光殺砲!!
かつてのように潜在能力を解放した悟飯とパワーアップしたピッコロを相手にするガンマ1号&2号は
悪党だと聞かされていた悟飯たちが、実は自分たちと同じ平和を守る戦士であることに気づきます。
しかし、マゼンタが「最終兵器」である巨大化したセルそっくりのセルマックスを解放。
(セリフはなく、叫び声だけだったけど、ちゃんと若本規夫さんがあててた!!)
悟飯&ピッコロはガンマ1号&2号、
そしてブルマが呼んできた助っ人であるトランクス&悟天、人造人間18号と共に立ち向かいますがビクともせず。
ガンマ2号が自らの残りのエネルギーを使って自爆行動に出ますが、それでもセルマックスは倒れません。
そして、ブルマとパンを守る役目のつもりだったクリリンも加わり、
ピッコロにかつて巨大化して戦ったことがあったことを思い出させます。(GJクリリン!!)
そして、セルマックスと同じ大きさになったピッコロの肉弾戦。
ピッコロは、悟飯に気を集中させて、セルマックスの弱点である頭部を攻撃するよう指示します。
悟飯を待つ間、セルマックスによってボロボロにやられてしまうピッコロ。
その姿にショックを受け、さらなる進化を見せた悟飯は、
ピッコロの必殺技「魔貫光殺砲」で、セルマックスの頭部を吹き飛ばすのでした。(ここ、最高の演出!!)
細胞を残さぬよう設定に組み込まれていたため、セルマックスは最後に大爆破を遂げ、
元の姿に戻ったピッコロと悟飯は無事にパンと再会。
ガンマ2号を失いながらも、自分たちの過ちを認めたDr.ヘドとガンマ1号はその後ブルマの元で世話になることに。
ついにベジータが勝利!!
結局、ビルスの星で対戦中の悟空とベジータの耳には今回の一件は届かず。
最後の力を振り絞ってベジータが突き出した拳で悟空が倒れたことで2人の対戦も決着がつくのでした。
(ついにベジータがカカロットに勝利!今回の映画でこんなシーンが見られるとは!!)
…といった感じで、気軽に見に行った割には、結局涙ほろりとしながら本編を楽しんだ私。
やはり無印〜Z世代、特にサイヤ人〜ナメック星編が好きなものとして、
悟飯とピッコロの師弟としての信頼関係を見ているとどうしても胸が熱くなります。
特に最後はかめはめ波でも魔閃光でもなく、初めての魔貫光殺砲で決めるとは!この点、最高でした。
同時にRR軍がらみの話なので、冒頭の無印時代の回想を現代の3GCDのバージョンで見られたのも嬉しかった。
前半ののんびりした雰囲気も無印やアラレちゃんっぽいノリを思い出しました。
屈託無くピッコロに頼り切ってる悟飯&ビーデル&パンは似た者家族ですね。
それに、元気溌剌とした悟空役の野沢雅子さんは言わずもがなですが、
古川登志夫さんのお声の若さにもびっくりします。むしろ昔より若返っているような気がする。すごい。
もちろん、物足りない部分もなくはないし、
(例えば、人造人間の話だから17号と18号がもっとフューチャーされてもよかった気がするし、
「スーパーヒーロー」で悟飯が主役の一人なのにスーパーサイヤマンに全く言及しなかったのも寂しい…)
ピッコロさんの潜在能力解放の手段はドラゴンボール以外になかったのか?と思うし、
ガンマたちがピッコロさんたちが悪ではないと気づくターニングポイントも、
もうちょっと劇的に演出出来たんじゃないかと思うし、
他の作品との設定の整合性は取れているのかちょっと疑わしいところがありそうな気がしますが、
個人的には前述の魔貫光殺砲と悟飯&ピッコロさんのパワーアップ(正式名称待たれる!)、
そして全く期待していなかったベジータの勝利だけでもチケット代払った価値がありました。
(「無駄に力を使わない」というセリフの通り、ベジータが戦闘中にあまり声を発していないのもよかったな)
今からすでに配信やソフト化が待ち遠しいです。
(公開されたばかりだっちゅうの!)
欲しかったグッズのストラップは売り切れてて買えませんでした。トホホ…
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DB芸人はラップも面白いっすよ。
DBSTAR VISION
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