今月は順調に映画を観ることが出来たので、
メモがてら報告。
■プロデューサーズ
■RENT
■闇打つ心臓
■ピンク・パンサー(二回見た)
■ポセイドン(試写@国際フォーラム)
■アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
割と当たりが多かった気がします。
■プロデューサーズ
非常に楽しかった。
ただ、これは舞台を映画化したんだなーということを意識した上で、
受け止めた結果ですが。
舞台の演出をそのまま映画のスクリーンに持ってきた感じ。
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックの息がピッタリあってて素晴らしかった。
それと、今回爆笑だったのはウィル・フェレルのドイツ人。
『奥様は魔女』のときは、評判ほど面白い人なんだろうか?
と思ってたけど、
いかれナチ野郎に扮した今回は痛快だった。
ストーリーは最後の方で尻つぼみになる。おしい。
■RENT
初めに観た時は、あんまり心に響いてこなかった。
ミュージカル嫌いがよく言う「突然歌いだす」部分とか、
『プロデューサーズ』のように、そのまま舞台を持ち込んだような映画とは違って
自分には違和感があったのかもしれない。
だが! 数日経ってサントラを購入して聴いてみたら、
捨て曲なしで驚いた。いい音楽じゃないか!
聴き込んでいくほどに、このミュージカル自体が愛しく思えてくる。
11月の来日公演も友人に予約してもらった。
■闇打つ心臓
80年代に撮られた自分の子供を殺害した夫婦を描いた、
8mm映画のリメイク…というか続編。
オリジナルに出演した内藤剛志と室井滋が、
続編にも出ることになった作品の裏側が、
映画の中でもドキュメンタリータッチで挿入されている。
ただ、それがいい結果を生んだのかは正直疑問。
あくまでドキュメンタリータッチなので、そこには演技が入っている。
内藤さんは、昔の自分を、年を取った自分が殴りたいと主張し、
設定に疑問を持つ若い役者の意見も無視したりする。室井さんもなんとなく傍観。
嫌ぁな感じの映画でしたが、映像は好きでした。
■ピンク・パンサー
オリジナルのファンであるだけに、
リメイクには不満が出てきてしまうのではないかと思ってたんですが、
いやー面白かった!!
確かにオリジナルとまったく同じスタイルとは言いがたいですが、
私の大好きな地球儀ネタやフランス訛りネタ、
下宿人のケイトーはいないけど、
代わりにジャン・レノが襲撃の相手役になってあげてたりして、
昔からのファンとしてでも、(Pセラーズとは別物として)好感触でした。
バカさ加減がハンパないです。そして愛おしい。
始めのアニメも昔ながらで嬉しい。
■ポセイドン
これを観て思った。
決して船には乗るまい。
どうやってもあの状況で生き残れる自信、ないもん。
この映画は『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクということですが、
オリジナルの方が面白いらしいですよ。
映画というよりアトラクションという感じ。
水に潜っている場面では、つい息をとめちゃうよね。
■アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
ロバート・キャパとともに写真家集団マグナムを設立したメンバー。
数々の歴史的瞬間や、人々の影を写してきたフォトグラファーが、
重い口を開き、生前に自らの作品を語ったドキュメンタリー。
私は彼の写真を観たとき、風景が記憶の中に焼きつくように残りました。
その作品が彼のものであると知ったのはこの映画の予告編です。
映画というより、写真家と一緒に作品を観る時間を過ごすという方がふさわしいかも。
彼は、ゆっくりと写真を捲りながら、
カメラに写真を見せて「これは好きな写真だ」とつぶやき、
大好きな絵画の前にじっと立ち「絵画を模写するのが好きだった」と語るブレッソン氏。
彼の見事な構図の理由がなんとなく分かる気がするのでした。
音楽(おそらく氏が好きなクラシック)も、静かに彼の部屋の中に響いて美しかった。
メモがてら報告。
■プロデューサーズ
■RENT
■闇打つ心臓
■ピンク・パンサー(二回見た)
■ポセイドン(試写@国際フォーラム)
■アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
割と当たりが多かった気がします。
■プロデューサーズ
非常に楽しかった。
ただ、これは舞台を映画化したんだなーということを意識した上で、
受け止めた結果ですが。
舞台の演出をそのまま映画のスクリーンに持ってきた感じ。
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックの息がピッタリあってて素晴らしかった。
それと、今回爆笑だったのはウィル・フェレルのドイツ人。
『奥様は魔女』のときは、評判ほど面白い人なんだろうか?
と思ってたけど、
いかれナチ野郎に扮した今回は痛快だった。
ストーリーは最後の方で尻つぼみになる。おしい。
■RENT
初めに観た時は、あんまり心に響いてこなかった。
ミュージカル嫌いがよく言う「突然歌いだす」部分とか、
『プロデューサーズ』のように、そのまま舞台を持ち込んだような映画とは違って
自分には違和感があったのかもしれない。
だが! 数日経ってサントラを購入して聴いてみたら、
捨て曲なしで驚いた。いい音楽じゃないか!
聴き込んでいくほどに、このミュージカル自体が愛しく思えてくる。
11月の来日公演も友人に予約してもらった。
■闇打つ心臓
80年代に撮られた自分の子供を殺害した夫婦を描いた、
8mm映画のリメイク…というか続編。
オリジナルに出演した内藤剛志と室井滋が、
続編にも出ることになった作品の裏側が、
映画の中でもドキュメンタリータッチで挿入されている。
ただ、それがいい結果を生んだのかは正直疑問。
あくまでドキュメンタリータッチなので、そこには演技が入っている。
内藤さんは、昔の自分を、年を取った自分が殴りたいと主張し、
設定に疑問を持つ若い役者の意見も無視したりする。室井さんもなんとなく傍観。
嫌ぁな感じの映画でしたが、映像は好きでした。
■ピンク・パンサー
オリジナルのファンであるだけに、
リメイクには不満が出てきてしまうのではないかと思ってたんですが、
いやー面白かった!!
確かにオリジナルとまったく同じスタイルとは言いがたいですが、
私の大好きな地球儀ネタやフランス訛りネタ、
下宿人のケイトーはいないけど、
代わりにジャン・レノが襲撃の相手役になってあげてたりして、
昔からのファンとしてでも、(Pセラーズとは別物として)好感触でした。
バカさ加減がハンパないです。そして愛おしい。
始めのアニメも昔ながらで嬉しい。
■ポセイドン
これを観て思った。
決して船には乗るまい。
どうやってもあの状況で生き残れる自信、ないもん。
この映画は『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクということですが、
オリジナルの方が面白いらしいですよ。
映画というよりアトラクションという感じ。
水に潜っている場面では、つい息をとめちゃうよね。
■アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
ロバート・キャパとともに写真家集団マグナムを設立したメンバー。
数々の歴史的瞬間や、人々の影を写してきたフォトグラファーが、
重い口を開き、生前に自らの作品を語ったドキュメンタリー。
私は彼の写真を観たとき、風景が記憶の中に焼きつくように残りました。
その作品が彼のものであると知ったのはこの映画の予告編です。
映画というより、写真家と一緒に作品を観る時間を過ごすという方がふさわしいかも。
彼は、ゆっくりと写真を捲りながら、
カメラに写真を見せて「これは好きな写真だ」とつぶやき、
大好きな絵画の前にじっと立ち「絵画を模写するのが好きだった」と語るブレッソン氏。
彼の見事な構図の理由がなんとなく分かる気がするのでした。
音楽(おそらく氏が好きなクラシック)も、静かに彼の部屋の中に響いて美しかった。
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