啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「湯の丸山」から「烏帽子岳」へ

2011-07-12 08:36:48 | 低山歩き

あと六日後に迫った南アルプス「聖岳」への登山。友人達に迷惑をかけないようにと足慣らしをしてきたが、その最終版が今回の山行。暑さとここ1週間の運動不足?からか、かなり疲れ、時間もかかってしまった。大丈夫?レンゲツツジの大群落辺りでは、ハクサンフウロぐらいしか咲いておらず“少し早かったかな?”と思ったが、稜線に上がるとハクサンチドリやハンショウヅル、ハクサンシャクナゲなど期待通りの”花山”となっていた。

「湯の丸山」(2099メートル)は群馬と長野の県境にある。登山口とした地蔵峠(湯の丸スキー場)から80分ほどで山頂に着く。登りやすい山。ゲレンデ(夏は牧場)をリフト伝いに上がるが、見た目以上に上りがきつく、汗が吹出してくる。花もクローバーぐらいしか見当たらない。ツツジの大群落(ツツジ平)はシーズンが終わり、人の気配が無かった。

岩混じりの急登に入る。ハクサンシャクナゲやコケモモ、クロマメノキなどポツポツと咲いている。昨年来たとき(湯の丸→角間山)より花の種類が少ないような気がする。写真を撮ったり、汗をぬぐったりで止まる時間が多い。何だか調子が出ない。2人に追い抜かれてしまった。北峰(写真)までの所用時間は薬1位時間30分。ガイド本より10分後れ。

「烏帽子岳」(2066メートル)を目指す。石ころだらけの急坂を標高差で3百メートルほど下り鞍部へ。また同じ高さを登り返す。こちらも急坂だが、石が少ないだけに登りやすい。写真を撮りながらゆっくりと歩いて、ガイド本通りの50分で山頂。こちらはグンナイフウロ、テガタチドリにハクサンチドリ、ニシキウツギからコマクサ、ハンショウヅルまで尾根沿いに咲き揃っていた。

烏帽子岳から上田市方面
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする