
「キツリフネ」はツリフネソウ科の一年草。草丈は30-80センチで花柄を先頭部から出し、3-5個の花が釣り下がるように咲く。やや湿った場所に群生する。夏から秋にかけ、唇形の黄色い花をつける。花の形から名がつけられている。
花がピンクの“ツリフネソウ”は西上州の里山のあちこちで見かける。花が黄色のタイプがあることは図鑑で知っていたが、写真を撮ったのは初めてのような気がする。榛名湖を一周する道路沿いに咲き始めていた。
「アズマシャクナゲ」はツツジ科の常緑低木。太郎山に登った時、シャクナゲのシーズンは終わりかけていたようだが、山王帽子山から小太郎山への林の中、太郎山への稜線沿いなどでポツポツと花が残っていた。花の色がやや薄いピンクで、日陰に咲いていたせいかもしれない。