今日は浄土宗来迎寺さんです。
ここは道路から少し本堂へ向けて下がっているために、本堂の所の水位は2.5mくらいあったそうです。
この来迎寺さんは、加藤清正が佐敷城を築城して、澁谷重次公が城代として赴任された際に、重次公のお母様が浄土真宗の信者で、佐敷に浄土宗のお寺が無かったために、福岡の浄土宗の寺にお願いされて建立されたそうです。
芦北町で唯一の浄土宗のお寺になります。
また明治の初め頃には小学校になっていたそうですが、勉強が嫌いな子供が火をつけて火事になり全焼したそうです。
それで明治13年に再建されました。
その再建された時の本堂のてっぺんの瓦を本堂の脇に、遺してあります。
ご住職が同じ年で、たまにお話をしたりお酒を飲んだりさせていただいています。
また葦北三十三観音の三十三番目の十一面観音様がいらっしゃいます。
すぐ近くの我が家の菩提寺でもある日蓮宗天長山実照寺さんに、葦北三十三観音の一番観音様がいらっしゃるので、実照寺さんにお参りして、来迎寺さんにお参りすると、三十三観音を満願したという冗談が言われていたそうです(笑)
六角地蔵。
後ろの石塔が六角になっています。
歴代ご住職のお墓があります。
ちょうど朝日が射し込んできました。
明治13年に建立された時の瓦です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます