ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ヌーサ6回目・フレーザー島行:オールドメンアンリミテッド

2021年04月20日 | オーストラリア:フレーザーコースト

カフェでコーヒーを飲み
ながらずっと考えていました。



私はビーフがダメだし、

(↑ビーフソーセージ)


目を付けていたカフェよりずっと
安く朝ごはんが納まったし、

こちらはメニューフード中心
だったように記憶しています。




それなら・・







20ドル札を握りしめ、先程の
『オールドメンアンリミテッド
ハービーベイ』のブースに戻り

リーダーに「食パン代にして」と
手渡すと、一瞬驚いたようです
がすぐに意味がわかったらしく、
「ありがとう。いいのか?」
と神妙な顔で言いました。


「おい、寄付があったぞ
と後にいた仲間に言いました。


数人が集まってきて、ろくに口を
きいたことさえないかもしれない
観光客以外では珍しいアジア人に
「ソーセージ食ってけよ。」
「コーラはどうだ?」
と両手に何缶も手にしている人も。
コーラも彼らの商品でした。


「ありがとう。ビーフは食べられ
ないし、コーラも飲めないのよ💦
その気持ちだけで十分だわ
と、逆に感激する歓待ぶりでした。


私も長年のNZ暮らしで、何度か
ソーセージシズルなど募金集め
にかかわってきました。

(※高校生だった長男の部活の
遠征費調達のソーセージシズル)


私のスシ・シズルも同時開催💦

今や懐かしい思い出です


1つ1、2ドルで売るので、100本
売れたら1万円前後の感覚です。

(※これはいつかのNZの写真)


サンデーマーケットでブースを
構え、お揃いのポロシャツで
がんばる70代の御仁たち



独り身の高齢男性の最大の問題
は話し相手がいないなどの孤独
だそうで、女性に少ない問題を
抱える人が多いと言われます。


いくら売れるか以上に、みんな
で集まって一緒に何かをする事
がとても大事に思えました。


最後にリーダーとがっちり握手
を交わしたら、皮手袋のように
硬く、分厚く、大きい手でした。
何十年も使い込んだ頑丈な手


美しい町でいつまでもお元気で。

(※沖合に見えるフレーザー島)



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