写真は、昨日お納めした無地の紬のお着物です。
写真では色がうまくでていませんが、あわーいブルーグレーというとお解り頂けるでしょうか、とてもいい色です。実はブログにもよくコメントをくださるかよこさんが誂えてくださったものなのですが、私も無地の紬が大好きです。
お茶をなさってる方ですと、ちりめんや綸子など柔らか物の「色無地に一つ紋」,が定番で、持っていると安心・便利ですね。
でも、お茶をしてなくて着回したいのなら「紬の無地」がおすすめです。紋が付いていると、普段には着られなくなってしまうので、紋はつけないで…。そうすれば帯次第で格も雰囲気も変わるので、困った時にはホント便利です。
名古屋帯で気軽にお出かけ、ちょっと格のある袋帯をすればある程度フォーマルになり、しゃれた八寸帯でお遊びするのも楽しいし・・・。
特に便利だなと思うのは回りの人が洋服ばかりという中に入った時!
一番ウカない、悪目立ちしない着物ではないかと思います。
オシャレな色目を選らんでおけば、コーディネイト次第でスーツなど洋服の感覚に近いものになります。
最近多いチャペルやレストランなどでの少しカジュアルな結婚式、あまり仰々しい着物姿よりその場にスンナリと溶け込めそうな気がします。
意外に着物を着慣れてない方も、お洋服の感覚を持ったまま着られる着物かもしれません。