京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

これが噂?の鮒ずしです

2009-06-07 13:49:58 | ひとりごと
今回の滋賀展に合わせて
味見でもしていただこうかと「鮒ずし」を用意しました。







主人の父が自宅で漬けている自家製の「鮒ずし」です。

珍味としてよく紹介されますので
皆さんご存じかと思いますが
琵琶湖で獲れた鮒をまず塩漬けにし、次にそれをごはんと一緒につけ直し
出来上がるまで約1年ほどかかります。




好きな方にはたまらなくおいしいそうです。
と言いますのも、主人は大好物ですが、私は苦手
子どもたちと一緒に、主人が食べていると独特の香りにブーイングの嵐です

やっぱりこういうものは、すき・キライが両極端に分かれるようです。
滋賀県人がみんな食べるかといえば、そんなことはなく
私のように、まったく受け付けない人もいます。





主人の実家は琵琶湖のすぐ近く・・・、
自分の家でこうやって「鮒ずし」を漬けているお家もあります。


その家によって味が少しずつ違うらしく
嫌いな私に味の差はわかりませんが
義父の漬けた鮒ずしは美味しいとなかなか評判のようで
差し上げたりすると喜ばれているようです。


義父の趣味?となっている鮒ずし作り、
家の軒先にはちゃんと屋根をつけてもらって「鮒ずし置場」が
作ってあり、つけた日付の書いた樽が並んでいます。

桶の上に水が張ってあり、この水をしょっちゅう替えないと
いけないので、ジャージャーと流せるようになっています。




普段なかなか、こちらでは見かけないと思います。
もし、食べたことがなかったら話のタネ
どうぞ、試食してみてください。

もしかしたら、お酒が飲みたくなってしまうかも・・・










コメント
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