京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

着物一揃えのまとめ方、持ち運び方は!

2011-12-28 12:52:00 | 着付あれこれ
いよいよ今年も押し詰まってきましたね。

今日は、成人式の写真の前撮りのために振袖のお嬢さんのお着付けをさせていただき、
このあと夜の着付けのお稽古で、今年の私の仕事は終わりといったところです(かね・・?


お正月や成人式、着物を着る予定の方も多いかと思います。


いつも、着付けのお客様や着付け教室にきてくださる皆さんの荷物を見て
もっとコンパクトになるんだけどな・・・
と感じています。

特に、着物を着慣れない皆さんは、箱に入ったままやたとう紙のまま
そして解らないのでたくさんの小物類をお持ちくださいます。

そんなときの参考になれば・・と着物のまとめ方なんぞを紹介させていただきます



参考までに、普段私が着ている着物一式をまとめてみました。





着物・帯・長襦袢・肌着類・足袋
帯〆・帯揚・帯枕・帯板・紐・コーリンベルト・伊達〆・クリップ・・・
こんなものでしょうか



これだけのものをこんな感じにまとめます。






まず、風呂敷にまとめたいと思うサイズに、帯を畳んでおきます
その上に、着物・襦袢・・ときちんと載せていきます。





順に、小物類も・・・







そして、ギュっと包めば、こんなに小さくまとまります。
(寸法的には、30×40×12センチくらいでしょうか・・・)





草履をプラスしてもこんなもの

後は・・・今ならコートが必要でしょうか。



風呂敷のいいところは、好きな大きさにできるところ。
バックに入れるなら、その大きさに合わせてもいいと思います
こんな便利なもの、もっと、活用して欲しいと思います。


たとう紙は着物を収納するときに使うものです。
持ち運ぶときには出して、キチンと重ねたほうがしわになりにくいし
かさばりません。

美容室などに荷物を持ち込むときにもスマートだと思います。




それから、小物類の一工夫





私がいつもお願いするのは、衿芯を折らないように・・・ということ。
折れた衿芯や、入れっぱなしにしていると使い物になりません。

持ち歩くときは、こんな風に帯枕に巻いてしまうのもひとつの方法です。
紐も、5角形に畳んでおくとコンパクトで使うときに使いやすいです。







それらの小物(帯板だけは入りませんが)を、こんな洗濯の時に使うメッシュの袋などに一まとめしておくと
いざというときにサッと持ち出せます。
(別に普通のポーチや巾着などお家にあるものでいいのですよ・・
 ただ、中が見えるので便利かと・・・)


着慣れていらっしゃる皆さんは、それぞれ工夫もなさっていらっしゃることと思います。

着物に不慣れなお客様には、こんなことを少しづつ伝えていきたいと思っています。
着物は大荷物~~と思っていらっしゃる方は、やってみてください



お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。








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