京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

構想?年、私仕様のうそつき長襦袢

2013-07-15 16:02:11 | わきごのみ
考え出してから、どのくらいたったのか・・・
「こんな長襦袢が欲しい・・・」
やっと形になりました。




地味な写真ですが・・
こだわりの一品


夏。暑くてなるべく涼しくラクに着物が着たい。
誰もが考える事です。

私など、皆さんが思う以上に、ラクに簡単に着たいと常に思っています。
めんどくさがりやなのですね
もちろんここだけは・・というところは押さえますが、いつも手抜きする事、考えてます


今日のうそつき長襦袢も、そのうちの一つです。
単衣の時期から夏には、私も普段、既製品の2部式長襦袢をよく着ていますが
ど~もしっくりこない

着付けに問題あり?って?
いえ、たぶんいつも自分サイズのピッタリのものを着ていると
既成品の仕立と、仕立て屋さんの仕立の着心地の違いを、とても感じてしまうのです。

既製品のうそつき襦袢だと衿周りが、とにかく思ったようにおさまらない
そして、2部式の襦袢だと腰周りがもたつく。


というわけで、理想のものを作るしかないか・・・と。

身頃が、木綿、裾周りが、麻で洗えること。
寸法はいつもの自分の長襦袢の寸法で、衿回りを手縫いしてもらう。

袖は、着る着物によって、絽、麻、単衣用のものと
簡単に取り替えられるように別に縫ってもらう。
それも、スナップやマジックテープだと、私はその部分に違和感を感じるので
簡単に自分で手縫いする。(ズブズブ縫っても支障ないから

紅梅や麻などの浴衣をちょっと着物風に着たいときには、お袖を縫い付けない状態で
きても涼しくていいかなと思います。


そうして、仕立て屋さんに注文してまずは試作品?でできたのが写真のもの。

着てみたところ、今までの既製品と違って、すとんとおさまります(当たり前ですが)
繰越もピッタリなので、肩に沿います

もう少し、改良の余地はあると思いますが、
こだわったら、自分仕様のこんなものを作ってもいいと思います。


私も皆さんにご紹介したいと思いますが
こんなのあったらいいなって思ったら、作ってみてもいいかも




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