今日は「着物でお出かけ!!」の機会をと
お客様をお誘いして、いつもお世話になっている
本綴帯の服部さんの個展に行ってきました
夏は暑いから着物は・・・と敬遠される方もありますが
着物って着てしまうとそうでもない気がするのですが・・・
確かに、帯周りは暑いと思いますが風は通るし
天然素材の着物は意外と涼しいものです
ストッキングや化繊のものが苦手で、あまり汗をかかない(かけない)
私(まして呉服屋)が言っても説得力はないかもしれませんが・・・
暑くても、電車に乗ってしまえばこっちのもの
かえって冷房は寒いくらい。
さて、目的地の駅で出口を探してウロウロしていると
サミットで警戒中のおまわりさんがいっぱい立っていて
「あっちですよ、国立劇場。」
と聞きもしないのに教えてくださった。
『あ、なるほどね・・・着物着ているとね・・・国立劇場ね』
妙に納得。
まずはランチと入ったホテルのレストランでは・・
段差のあるところでは
「お足元、お気をつけください」と声をかけられ
パスタを注文してナプキンを膝にかけていると
「どうぞ、お使いください」と
不織布のエプロンを持ってきてくださり・・・
と、やっぱりこれは着物効果?(笑)
着物を着ているとあちこちで気を使っていただけるよな気がします
お腹を満足させてから
服部さんの綴帯の新作や高橋さんの手描友禅を
ゆっくり見せていただいて楽しんできました。
帰ってきて着物を脱いだとたん、急に暑さを感じたりして・・・
やっぱり気持ち?
夏の着物は気合だ~
そうそう、確かに着物を着ているとものすごく
気をつかってくれます。
うちの最寄の駅前はロータリーがないので、
タクシーの運転手さんが必ずと言っていいほど
駅前でおろしてくれます。
これが洋服だとめったにないです。
お食事に行ったときも、ほかの人は
洋服だったのですが、わたし1人だけナプキンを
用意してくれて鼻高々
友人が某ホテルで飲み物をこぼしたときも
何枚もタオルやおしぼりを用意してくれました。
あたかもホテル側がそそーしたようでした。
やっぱいいですよねん、お着物は。
今年こそはまわりから涼しげに見られるように
着たいものです
やっぱ気合かしら??
おしゃれなカフェで表通りからみえる席に
かっこいい外人さんが座っているのと同じ?ように
着物着ていると、席までいい席に案内される気がしますが・・・気のせいかしらン
涼しげにね・・そうそう。
暑くても、あくまでも涼しげに
見え張って
おしゃれするのに「見栄」はつきものです。
ハイヒールはいて、膝伸ばして、颯爽と歩くのと同じって思います。
たとえ足痛くても・・。
(私は無理ですけど・・暑い日に着物の方が)