当農場の「常陸小田米」の地域は、関東の名峰・筑波その山麓には、美しい水田が悠然と広がっています。
この地域は古くから良質米の産地といわれ、ここで収穫される米は、昭和初期には皇室へ献上され、俗に「マル北米」と呼ばれて珍重された。今でいうブランド米の走りである。
このマル北は、色々な説があるが、その昔、出荷時に〇に北と書かれたハンコが押されたことからだという説を祖父に教わったことがある
1998年、JAつくば市は小田・北条・田井・筑波地区で生産されるコシヒカリを「筑波北条米」として商標登録。「筑波北条米」は日本穀物検定協会が選定する「米の食味ランキング」の調査対象製品になり、魚沼産コシヒカリ、秋田県北のあきたこまちなど、日本を代表するブランド米と同じ最高ランク「特A」の評価を得た。
この地の気候風土が育むものといえる。筑波山系の土壌は、下層部から砂礫、粘土層、腐植土で成り、窒素やリン、カリウムなどのミネラルを豊富に含む。水もまた筑波山の花崗岩層のミネラルを含む山系の伏流水だ。また、一般に「米は山のある場所が旨い」といわれるが、寒暖の差が激しい盆地状の地形も稲の生育に適している。
当農場「常陸小田米」は、常陸の国、小田米の意味で商標登録したプライベートブランドです