アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

この海なのです。

2010-06-07 17:08:35 | 日記
この海の写真。
民家のお屋根なども入ってしまっていますが、ものすごく、自分は気に入っています。

毎日、ブログを開けては眺めて、安らいでいます。

どうしてかっていうと、この海、まさしく七里ヶ浜のこの海を、結婚するまでの25年間
毎日、ワタクシは眺めて大きくなったからであります。

久しぶりに家へ帰って、大好きだった庭を眺めて喜んでいるようなものなんです。

ワタクシの肌の色が濃いのも、顔がなんとなく南洋海洋民族ぽくて、スタイリッシュなファッションが
全然似合わないのも、基本的にまったりしたテンポでしか生きられないのも、みんなこの
穏やかな海辺育ちのせいかと思います。

本当に、この日は、ほっとしたなぁ。

いろんなことがあったけど、べつに、海は、言葉をしゃべって、なにか慰めたり励ましたり
してくれるわけではないけど、ものすごくやすらいで、満たされた感じでした。

一生忘れられない日かも。

でも、「この海」じゃなければ、こうはならなかったろうなぁ。

ちょっと離れた江ノ島や片瀬海岸の海。三浦半島の海。横浜港から眺める海。
伊豆の海。新潟の海。瀬戸内海の海。伊勢湾の海。フィジー諸島の海。

いろんな海を見ました。
みな、美しかった。

不思議だと思うけど、海ってつながっているのに、海水でできてるのはみんな同じなのに
表情っていうか、受ける感覚っていうか、全部違う・・・なんか、すごく不思議。

もはやいろんな感覚が鈍っている、人間のワタクシでさえ「違う」って感じるんだから
お魚やいろいろな生き物が、自分の生まれ故郷の海や川をきちんと覚えていて、産卵の時などに
間違いなくそこに戻っていくことなんて、もしかしたら生き物たちにとっては
「アッタリマエのことじゃん!」なのかもしれませんね。

みなさんも、きっと、そういう「特別な景色」を持っていらっしゃるのでしょうね。