まあほんと、絵描きさんなんて、浮き沈みが激しい傾向にはありますが、こんなに激しい人も
珍しい気がします。
先日の展覧会で見た絵と、いろいろ並んでいたキャプションを読んでの当てずっぽうの推理ですけどね・・・
カラバッジョは、繊細な、神経質で感じやすい感覚を持っていた人だったんだろうな、と思います。それもすごくハイレベルな。
そして、同じくハイレベルな画力と集中力。
2週間くらい描くと、ぷらぷら遊んだという話ですから、その2週間は、恐ろしく集中したんでしょうね。
外側の「見た目、具象」の部分を、その正確な画力によって描き、内側の心理的、精神的部分を、その繊細な感受性によって、
正確に感じ取って表現したわけですから、2週間が限界だったでしょうね。
しかも、美しく描いてますからね。
すごいと言うほかありませんね。
あと、彼はしょっちゅう、剣を違法所持して捕まっているみたいなんですが、やっぱりこれも
「身を守らなくては」と、過剰に神経質だったんじゃなかろーか、などと考えました。
ピリピリ男だったんじゃないか~?って、この記述を読んで思いました。
貴族や教皇から、その群を抜く画力を認められ愛されて庇護を受けるのですが、
そうやって、安定した生活になると、じきに暴力沙汰や問題を起こしてしまうことを繰り返します。
で、結局追われたり逃げたり怪我したり・・・の中で絵を描いたりする。しかも傑作を。
不思議な人ですよね・・・。
不幸じゃないと、ひりひりした境遇じゃないと描けなかったのかもしれませんね。
安定した幸せな身分になってしまうと、見なくてはならないものが見えなくなってしまって、
芸術家としての本能から、その危機を感じ取り、無意識に安定した身分を捨てたのかもしれません。
やっぱり、ただ者では無い画家ですね。
珍しい気がします。
先日の展覧会で見た絵と、いろいろ並んでいたキャプションを読んでの当てずっぽうの推理ですけどね・・・
カラバッジョは、繊細な、神経質で感じやすい感覚を持っていた人だったんだろうな、と思います。それもすごくハイレベルな。
そして、同じくハイレベルな画力と集中力。
2週間くらい描くと、ぷらぷら遊んだという話ですから、その2週間は、恐ろしく集中したんでしょうね。
外側の「見た目、具象」の部分を、その正確な画力によって描き、内側の心理的、精神的部分を、その繊細な感受性によって、
正確に感じ取って表現したわけですから、2週間が限界だったでしょうね。
しかも、美しく描いてますからね。
すごいと言うほかありませんね。
あと、彼はしょっちゅう、剣を違法所持して捕まっているみたいなんですが、やっぱりこれも
「身を守らなくては」と、過剰に神経質だったんじゃなかろーか、などと考えました。
ピリピリ男だったんじゃないか~?って、この記述を読んで思いました。
貴族や教皇から、その群を抜く画力を認められ愛されて庇護を受けるのですが、
そうやって、安定した生活になると、じきに暴力沙汰や問題を起こしてしまうことを繰り返します。
で、結局追われたり逃げたり怪我したり・・・の中で絵を描いたりする。しかも傑作を。
不思議な人ですよね・・・。
不幸じゃないと、ひりひりした境遇じゃないと描けなかったのかもしれませんね。
安定した幸せな身分になってしまうと、見なくてはならないものが見えなくなってしまって、
芸術家としての本能から、その危機を感じ取り、無意識に安定した身分を捨てたのかもしれません。
やっぱり、ただ者では無い画家ですね。