アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

横綱稀勢の里の休場

2018-11-15 17:39:04 | 日記
この九州場所、一人横綱だった稀勢の里。

初日からまさかの四連敗。

とうとう今日、休場となりました。

私は、負けても負けても負けても負けても、ずっと土俵に立ち続けて欲しかったなあ。

そりゃ、横綱としてみっともないとか情けないとか思うのが一般的なのかもしれません。

でも、どんなに負けても負け続けても横綱が歯を食いしばって土俵に立ち続けたら、
見ている側の意識が変わるかもしれません。

その姿に励まされるかもしれませんよ。

負けたっていいんだ、これもありなんだって勇気を持つ人もいるかもしれません。

そりゃ、横綱は強くなければなりません。

でも、辛さをこらえて負け姿をさらしながら土俵に立ち続けるっていうのも、ある意味すごい「強さ」でしょう。

強さにはいろいろある。

もともと大相撲は、神事であってスポーツではありません。

勝敗だの記録だのとは違う、国の大地を踏みしめ、その姿を神々へ奉納するという国技なはず。本来は。

負け続けても土俵に立つという強さを、神々に捧げるのもありなんじゃないか、
そういう「負け」という陰の方向に振り切ったとき、世間は勝ち負けではない「何か」を
何かとても尊いものを感じるんじゃないかって、そんな風に考えてました。

そうだとすると、この稀勢の里という横綱の役割は大きいんだよねぇ。

稀勢の里、がんばって!

どんなに負けても、そして勝っても、どうあってもあなたはたくさんの人に愛されてるんだよ!