アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

見方を変えたら楽になった

2010-05-12 16:43:22 | 青年の子育て
この2~3ヶ月、こんなに心の血を流したことはないんじゃないかっていうくらいの苦しみの日々でした。

が、今朝「新型うつ病」という記事を見ました。

今、五月病というのは、ほとんど絶滅したらしい。
それに替わって、通年発症する「新型うつ病」といのが、20代を中心に爆発的に流行して(?)
いるそうです。

「新型」の特徴は、従来型と違って、好きなことをするときは元気いっぱいにできるけど、
嫌いなことをしようとすると、激しい抑うつ状態になるんだそうです。

一日のうちでも、いいこと嫌なことは普通にあるから、アップダウンが激しいという。

「自分、うつ病なんですけど。」
みたいに、自らクリニックに来るのもこのタイプらしい。

何も語らないのでわからないけれど、次男はこれかもしれない・・・、と考えた。

さらに読み進むと、「基本的にうつ病は、休養をとると調子が良くなる」とありました。

とにかくどこへも行かず、毛布にくるまってごろごろして、パソコンいじったりケータイいじったり
している姿を見ては
「少し外の空気や太陽に当たった方がいいのに」
「このままでは、生活のリズムがおかしくなるんではないか。」
等、胸がざわざわしていました。

が「彼なりに休養をとっているのか。」
と見方を変えたら、途端に「これでいいんだ。好きなだけ休めばいい。充分休めば、自然に回復するだろう」
と、全く同じ場面でも心安らかに、肯定的に見られるようになったのよね。

ものすごく楽。

楽になると、余裕が出てきます。

ちゃんと自分で起きて学校に行くし、友人も結構いて楽しそうだし、
「お酒は、投薬治療が終わったらにしよう。」と声をかければ、そのとおりぱったり飲まなくなったし
彼は、充分大丈夫なんじゃないかって、落ち着いて考えられるようになってきました、やっと。

また「新型うつ病を改善させるには、原因となるストレスから遠ざけるのが一番」
とも書いてありました。

彼のストレスの原因は、ズバリ私です。

この2ヶ月、彼を心配するあまり、狭いマンションの中で、かれの一挙手一投足に
じっと耳をすましている私がいました。

とにかく不安で、気持ちもへこんで、外に出られない。

でも、これを読んだら、やはり子どもが気になって
「何かあったら大変だから、家にいて、子どものそばにいなきゃ。」
みたいにいつも思っていたのが、すーっと消えていきました。

いない方が、回復にはかえっていいんだ・・・

できるだけ、遠ざかっていた方が回復の役に立つんだ、ということがわかったら
「病気の子どもを置いて外に出る」という罪悪感が、はずれていきます。

すごく楽になりました。

旅行にでも出ようかな・・・。


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