アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

2月ママたちのコラージュ 4

2011-02-11 11:23:08 | コラージュ作品
おぉ、すてきな作品ですねー。

幼稚園のおねえちゃんと、男の子女の子双子ちゃんのお母さんの作品です。

画面左上方に、ワンちゃん達が遊んでいる写真が何枚かありますが、それぞれ、お子さん達を
イメージして切り抜いたそうです。

無邪気に元気いっぱいに遊ぶ姿が、微笑ましいですね。

左上方、紫色のお花に囲まれて立つ、少し大きめのワンちゃん。
これが、お母さんご自身だそうです。

「落ち着いて子ども達を見守っている」
そんな風格がありますね。

さて、なにより私の目を引いたのは、画面中央の大きな船(ボート)です。

ばぁぁんと、すごい存在感。

「お母さんにとって、船にイメージされるものって、何なのでしょうか?」
と、伺いますと
「んー・・・旅かなぁ・・・」

というお答え。

確かに、旅先で出会うようなすてきな光景が、いっぱい貼られています。

が、そのあと、こんな言葉も。

「あの船、私かもしれない。子供たちを乗せて、一生懸命こいでるの。」

おお、なるほど!

手漕ぎのボートながら、安定感や、包容力みたいなたくましさを感じる船です。

このお母さんが、まさにそんな感じのママなのです。

そう考えると、「旅」は「人生航路」。

橋を渡ったり、一本道を抜けたりしながら、子供たちとさまざまな景色を楽しむ
美しい旅ですね。

2月ママたちのコラージュ 3

2011-02-10 15:40:39 | コラージュ作品
さて、こちらの作品。
体調を崩して、仕事をお休みしていらしたママの作品です。

見た瞬間
「わー、明るーい!」
「爽やかー!」
「すがすがしいー!」
という言葉が、みんなの口から飛び出しました。

ほんと、その通りです。
全体に、すごく光を感じますよね。

12月8日 → 1月18日 と見ていくと、どんどんすっきり明るく元気になっていく
感じですよね。

特に、12月の作品と比べると、本当に印象が違います。

12月の作品では、二人の女性の首から上はありません。息が詰まるような感じ。

でも、2月の作品では、やはり女性が二人出てきますが、ふたりとも明るくておおらかな
とてもいきいきした顔を見せています。

上の女性は、料理家の栗原はるみさん。

「栗原はるみさんのお料理が好きなの?」

と聞きますと
「そうではなくて、この方の、顔全体ですごく笑うところが好きなんです。」
という答えでした。

あー、なるほど! そういうところに惹かれたのですね。

日本人は、感情をそのまま出すことを「子どもじみている」と思う風潮が強いけど、
気持ちを素直に表せる人って、魅力的だと思います。(程度によりますが)

こんなふうに、気持ちを素直に表せれば、きっと心も体調も安定できるでしょう。

こちらのママは、だいぶ元気になり、そろそろ職場復帰されるそうです。

Good Luck!



2月ママたちのコラージュ 2

2011-02-09 10:56:43 | コラージュ作品
こちらの作品のママも、今回初めて参加してくださいました。

昨日の作品とはまた違った意味で「かっこいい」と感じました。

なんていうか、若々しい感じ。

初めて作った作品で、
「わけもわからず、ただ好きなものや欲しいものなどを切って並べて貼っただけ。」とおっしゃっていましたが、それで良いのです。

若々しいし、勢いみたいなものを感じます。

3人の子育てをしていらっしゃるママですが、やはり、こども3人相手となると、これくらいの
勢いがなければ、やっていけないでしょう。

そいういうパワーを感じます。

画面の周囲に貼られた、ジュエリーや海外風景などは、
「今は、手が届かないけれど、いつかは欲しいもの」。

たくさんの食器類が並んでいますが、彼女は、そういう整然と並んだ食器類を見るのが
好きなのだそうです。

そして、画面中央部分。

ここは、子どもたちとの生活を感じる部分です。

大変だけど、やっぱり可愛いし、無くてはならないすごく大事なところですよね。

雛鳥たちを遊ばせながら、真ん中に毅然として立つ、お母さん鳥。

これが、今のママの姿そのものでしょう。

そして、これはどう見ても、ものすごくかっこいい「生きる姿」だと思います。

2月ママたちのコラージュ

2011-02-08 16:39:25 | コラージュ作品
だいぶ、ご無沙汰してしまいました。

今日から心を入れ替えよう・・・うそ。このペースでいこう。

さて、今月のママたちのコラージュです。

こちらは、初めて参加のママの初めて作品です。

かっこいいですねー!

動物さんがいっぱいですが、可愛いとか甘い感じがあまりしません。

とにかく、中央の狼かコヨーテのような動物とその視線、そして、画面右下の大きな
トカゲとその手が、強烈に印象的です。

なんせ、目がすごいよね。
鋭いというか、野生を感じます。

画面上方の馬以外は、みんな野生動物の感じですね。

群れて泳ぐエイや魚は、自然そのものだし、ウミガメの動きもたくましくて、飼われている感じは
うけません。

ハサミで切るだけでなく、手でちぎった切り抜きが多いので、作品が一層ダイナミックに見えます。

誰かに飼われてなんていない、自然のままの強さと美しさ。

かっこいいですよね。

作者ママも、そういう感じが好きなのかもしれませんね。