2016年8月
2016年に訪れた静岡県浜松市の航空自衛隊浜松基地のエアパーク浜松広報館。
航空自衛隊のことをより知ってもらうことを目的とし、展示資料館と展示格納庫で構成された入館無料の広報施設です。
ブルーインパルスカラーのT-2高等練習機のコックピットに乗って記念撮影
T-2は国産初の超音速高等練習機で、戦闘操縦基礎課程に用いられた前期型と、機関砲等を装備し戦闘操縦課程に用いられた後期型があります。
1982~1995年まではブルーインパルスの機体としても使われていました。
F-1支援戦闘機のコックピットにも乗れました
F-1は三菱重工が開発した機体で、T-2高等練習機を単座化し、全天候攻撃・航法システムを追加した戦闘機で、1977年から77機が航空自衛隊に配備されました(現在は全て退役)。
T-1中等練習機
レシプロ機(プロペラ機)による初等訓練を終えたパイロットがジェット機による中等訓練をするために使われた機体です(現在は全て退役)。
ノースアメリカン社のF-86D セイバー。
F-86F セイバーはブルーインパルスカラー。
1960年にアクロバットチーム ブルーインパルスが正式化された当時の機体がこのF-86Fで、1964年の東京オリンピックでは青空に五輪マークを描きました。
再び展示資料館に戻って、2Fにあったブルーインパルスコーナー。
歴代の機体の模型や制服、ヘルメットが展示されてました。
現在航空自衛隊が所有している航空機全種の模型。
日本政府専用機も運航は航空自衛隊が担当しています。
展示資料館は航空自衛隊の「任務と活動・研究開発・航空機のメカニズム」をテーマにパイロットの携行品などが展示されてました。
普段目にすることのない展示品に興味津々の管理人でした
これは対空機関砲VADS(バルカンエアディフェンスシステム)
低空侵入する敵機を捕捉、撃墜する火器システムで毎分3,000発の高速連射が可能なバルカン砲です。
資料館3Fにあった航空シュミレーターに挑戦する息子。
これ、めっちゃ難しくて、瞬く間に墜落してしまいました(爆)
屋外展示場のカーチスC-46A。
第二次世界大戦時に3,000機以上が生産されたアメリカの輸送機です。
このC-46Aは1962年に自衛隊が台湾空軍から購入した9機のうちのひとつのようですね。
古い航空機ですが、この砲弾型の機体デザインに妙に心惹かれてしまいました
エアパーク浜松広報館は今年の春に展示リニューアルが行われたそうで、どんな感じに変わったのかまた行ってみたい場所です。
おしまい
過去記事<航空自衛隊浜松広報館1(増補版)>
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