6月23日
滋賀県草津市にある滋賀県立琵琶湖博物館の水族展示室にある湖魚販売店を模した展示コーナー。
水生生物だけでなく、琵琶湖の水産資源と人間との関わりや文化も紹介しているのが水族展示室の特徴です。
ウグイの煮付けは食べたこと無し。。
釣ってきたビワコホンモロコを食べたり、エビ豆(琵琶湖のスジエビと大豆を甘辛く炊いたもの)や湖魚の佃煮を買ったりと、管理人も琵琶湖の恵みにはお世話になってます。
コイの筒煮
鯉の輪切りを甘辛く炊いた筒煮も美味しいですね。さすがに家で食べることはありませんが、以前は近所の料理屋で飲み会があったりした時はコイの筒煮に舌鼓を打ちました
渓流域のお魚・・アマゴかな?イワナかな?
都鱮(ミヤコタナゴ)
主に関東地方に生息するタナゴで、善福寺川や小石川植物園の池など東京都に広く分布していたことが「ミヤコ」の和名由来と言われます。但し、天然記念物だから採っちゃダメ
絶滅危惧IA類(ごく近い将来、絶滅の危険性が極めて高いもの)
夏毛の百合鴎(ユリカモメ)
主に冬鳥として日本全国に飛来する小型のカモメ科の鳥類ですね。
名前の由来は某知事じゃなくて、百合のように美しいからや入江鴎(いりえかもめ)がユリカモメになったなどという説があります。
1991年から2015年までの20数年で汽水・淡水魚の絶滅危惧種は16種から123種に増えてしまいました。
淡水魚が好きな管理人にとっては悲しい現実ですね。。。
保護増殖センター
琵琶湖博物館の保護増殖センターでは、種の絶滅を防ぎ、人と自然のより良い関係を探るため、絶滅危惧種や国指定天然記念物の淡水魚の系統保存や研究を行ってます。
流木の下にいるのはオオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種。
関西地方では、食用として人為的に移入されたチュウゴクオオサンショウウオと日本在来のオオサンショウウオとの交雑が問題になってます。。
近年、琵琶湖下流の瀬田川で爆発的に増えているチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)。
生態系の破壊者として、ブラックバスより危険と言われるアメリカナマズがとうとう琵琶湖への侵入を開始してしまいました
つづく
過去記事<日本産淡水魚の世界(1)>
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