浄土宗勝寶山 大福寺(滋賀県甲賀市甲賀町)
仕事帰りに立ち寄った大福寺。
鎌倉時代にこの地域の地頭だった岩室家俊の古道場であったのが興りで、元和年中(1615-1635年)には京の黒谷金戒光明寺の末寺となり、寛永19年(1642年)に京都知恩寺第37代管長の阿心上人がこの地に本堂を建て隠棲されたことから浄土宗寺院となりました。
この寺の境内いっぱいに枝を張った枝垂れ桜を見に来ましたが・・・
時すでに遅し もうほとんど散っちゃってました。。
徳本桜と呼ばれるこの枝垂れ桜は江戸時代の文化2年(1806年)に徳本上人がこの地に立ち寄った際、信者となった人たちの集まりである徳本講の世話人が植えたそうで、樹齢は200年を超えています。
写真を撮っていたら、犬を散歩させてたおじさんに「土日が見頃だったよ」と言われてしまいました・・・残念
それでも、わずかに残った花が夕陽を浴びて、とてもいい色合い。
コロナ禍前の2019年の春に訪れた時はこんな感じでした。
この時でもかなり散ってましたが、境内いっぱいに桜が垂れ下がっているのが何とも面白いお寺さんです。
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