ウーパールーパー
メキシコのソチミルコ湖とその周辺に生息するトラフサンショウウオ科の両生類で、正式名称はメキシコサンショウウオ。
外鰓が飛び出したまま幼体成熟(ネオテニー)するトラフサンショウウオ科の個体はアホロートルとも呼ばれます。
2013年に訪れた三重県名張市赤目町にある『日本サンショウウオセンター』を再録します。
規模は小さいながらもサンショウウオに特化した珍しいミュージアムです。
オオサンショウウオ
オオサンショウウオは岐阜・三重以西の本州、九州の河川上流部に棲む両生類で、体長は最大120cmにもなる世界最大の両生類で、天然記念物に指定されていることでも知られてますね。
イベリアトゲイモリ
スペインやポルトガル南部、モロッコ北部に生息するイモリ科の両生類だそうです。
この進化表は面白いですね
共通の祖先から大きく3つに分かれ、現在のシーラカンス、サンショウウオ/カエル/イモリ、肺魚になったことが分かります。
カエルの祖先のエリオプス見てみたかったなぁ~(笑) 因みに2m、90kgあったそうですが
このオオサンショウウオのホルマリン標本の口元をよく見て下さい。
この個体は昭和37年に捕獲された時に捕獲器にはさまれて下顎の一部を失ってしまったことから、地元名張市の歯科医 山中幹雄氏によって義歯を入れる手術を受け、餌も食べられるようになりました。
当時、NHKの番組『私の秘密』でもこのエピソードが紹介されたそうです。
管理人もこのエピソードをTVで見た記憶がありますが、『私の秘密』は管理人が生まれる前に放送が終了してるから、違う番組だったんでしょうね。。
生きた化石ともよばれる希少種のオオサンショウオの脅威になってるのが、チュウゴクオオサンショウウオ(矢印)の侵入で、日本固有種との交雑種も見つかっています。
京都賀茂川でも交雑が進んでいることが分かり、非常に大きな問題になってますね
この日本サンショウウオセンターは名張の観光スポットの赤目四十八滝の入り口にあって、センターのさらに奥に歩を進めると赤目渓谷の滝と自然を満喫することができます。
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