ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月15日、187回目の「火曜日行動」です。

2016-03-15 14:25:39 | 火曜日
3月15日、187回目の「火曜日行動」です。


3月15日、187回目の「火曜日行動」が行われました。

大阪城公園についたとたん、びっくりポンです。公園の入り口に桜に似たピンクの木が鮮やかに咲き誇って迎えてくれたのです。



今日は天候も良く、暖かかったです。朝高卒業生たちも大勢自主的に来てくれました。百人力です。




今日のレポーターは横道さんです。








ー長崎さんのアピールからー


「政府自民党は共和国の人工衛星発射の後、更なる制裁として朝鮮学校に今も補助金を出している地方自治体に対し、補助金を全面停止するよう圧力をかけています。

先日、大阪弁護士会はこれに対し反対する声明を出しました。
外交問題を理由として朝鮮学校のみ、補助金を停止することは、憲法の平等権や学習権に違反していると警告し、憲法に照らし正しい運用をするよう、声明は求めています。

政府の圧力で名古屋市河村市長は補助金を取り止めると報道されていますが、愛知県知事は政治と補助金は別。支給は続けると明言しています。当然のことですが、愛知県知事の判断は正しい、まっとうな考えです。

国は裁判においても、文科省交渉でも、無償化除外は「政治的理由からではない」と繰り返し言っています。では今回の政府自民党の圧力はどう説明するのか。その場かぎりの言い訳をすれば、何を言ってもいいという態度を許してはなりません。

朝鮮高級学校、中級学校の卒業式は済み、これから初級学校の卒業式が行われます。子どもたちはたくさんの愛情を受け、ありのままの自分を愛すること、民族教育で学んだことに喜びをもって卒業していきます。しかし朝高生たちは、無償化問題が解決しないまま、日本政府から高校生として当然の権利を奪われたまま、後輩たちのことに心を痛めながら卒業していきます。

朝大に進学し、後輩たちの民族教育に携わりたい。同胞のために弁護士活動したい。日本の大学で幼児教育を学び、同胞の子どもにも日本の子どもにも接したい。と朝高生たちはさまざまな夢に向かって頑張っています。

子どもの夢を育てるのは、大人の責任です。
大人が子どもの夢をうばってはいけない。」(レポート横道)













今日の「火曜バンド」は二人から始まりました。





イケメン三銃士健在です。












どこかの団体さんがアピールに来ている模様です。お互いに妨害にならないようにせねば・・・










生野初のオモニたちが大きな道路まで出かけてビラを配ってくださっています。












初めてきてくださいました。日本の方です。




生野初のオモニたちです。





梁オモニムも元気なお姿を見せてくださいました。




伊藤さんお久しぶりです。













生野初のオモニ会の方々が道行く人々に積極的に呼びかけてくださっています。




朝高卒業生のアピールが始まりました。

ー大阪朝高卒業生ー 

「私は今年大阪朝高を卒業しました。兄が朝高3年生の時、無償化除外が始まり、私も悔しい思いで卒業しました。

私は民族教育を受けて良かったと、心から思っています。

全国の弟たち、妹たちのために、無償化適用、補助金再会をお願いします。」(レポート横道)




ー大阪朝高卒業生ー

「私も今年朝高を卒業しました。悔しく腹立たしい気持ちはありますが、共に学び、共に笑った、大阪朝高の生活は充実していました。

高校時代は人生で大事なことを学び、育っていく時期だと思います。

私たちが歴史的な存在であり、差別は許されないことです。

同胞の歴史は差別とそれとの闘いの歴史だったと思います。

差別のない社会で、子どもたちが翼を広げて育つように、民族教育を広めていきたい。

力を合わせて頑張っていきます。」(レポート横道)










ー大阪朝高卒業生ー

「中学生の時、無償化や補助金のことで、中学生なりに活動してきました。私が高校生になるまでに解決されると思って活動してきました。

でも、今もこのように毎週火曜行動をしなければならないのが悔しい。

いつまで、こういうことをしなければならないのでしょうか。

国と大阪府・市は早く解決してください。」(レポート横道)



ー大阪朝高卒業生ー

「私には朝鮮学校で学ぶ2人の弟がいます。最近、生徒数が減って、学校が合併されました。

補助金が出なくなって、保護者の負担が増え、朝鮮学校に通えなくなった子ども達もいます。学校が無くなるのは本当に寂しいです。


私たちには学ぶ権利があります。朝鮮学校差別を許すことは出来ません。」(レポート横道)



ー伊藤さんのアピールからー

「仕事の都合で参加出来なくて、半年ぶり来ました。今もこのよう抗議を続けなければならないのは本当に悲しいことです。

赤ちゃんを抱いたオンマの「この子に教育を受ける権利はないのですか?」という問いに、「ない」と答えた松井知事に聞きたい!

あなたの給料がどこから出ているか、考えたことがあるのですか? 朝鮮学校の保護者も納めている税金からですよ!

朝鮮学校の保護者は納税義務をちゃんとはたしているのに、子どもたちの教育費には一銭も還元されない。こんな理不尽なことはありません。

民族教育の権利は国連「子どもの権利条約」でも定められています。

子どもたちは純粋に学び、生きていきたい。それは大人が保障することです。」(レポート横道)












ー田中さんのアピールからー


「3月9日に宝塚の同胞の人たちと、日本対朝鮮民主主義人民共和国の女子サッカーの応援に行ってきました。

素晴らしい試合でしたが、共和国の選手はホテルに缶詰状態で、外にでることも出来ず、同胞の人たちの心づくしのお土産も渡すことが禁じられていたのです。

報道には出てきませんが、日本政府は共和国の選手に対して、そんな酷い扱いをしていたのです。私は怒りを覚えました。


70年間、曲がりなりにも平和憲法を守ってこられたのは、日本人の運動だけではなく、在日の人たちの運動があったからです。朝鮮学校を守ることが出来なかったら、平和憲法も守れない。これからも怒りをもって抗議しましょう!」(レポート横道)










(そして田中さんは素晴しいソプラノで「朝鮮学校の歌」を唄ってくださった。

心打つフレーズ『そして 何よりも大切な わたしのこの名前 』。本名まで奪った植民地支配の歴史を無かったことには出来ない。してはならない。― 横道 )






ー再び長崎さんのアピールからー

「東京では大変な思いをしながら金曜行動を続けています。

大阪の火曜行動も毎週声を上げています。

韓国でもソン・ミヒさんたちが毎週金曜行動をしてくれています。

韓国の日本大使館前では、日本軍「慰安婦」のハルモニたちの、人間の尊厳を取り戻す水曜デモが行われています。

先日、沖縄辺野古で闘っておられる山城広治さんとお話しました。

火曜行動と沖縄の闘いは、結びついている。お金で頬を叩かれても、脅されても、譲れないものがある。それは人間としての誇りである。

火曜行動に来る人たちにも誇りがある。信じあう心がある。火曜行動のことはいつも見ていますよ、と話されていました。

これからも固くつないだ手を離さずに、声を上げていきましょう!」(レポート横道)




最後はみんなで「この坂を上れば」を合唱して駐輪場に集まりました。









先週よりはるかに多くの方々が来てくださいました。日本の方々の中にも初めてお見かけする方がお二人もおられました。すこしづつでもも新しい方々がこられると本当に元気が出ますね。来週も頑張りますね。待ってますよ。






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3月13日、北陸のウリハッキョの卒業式に参加しました。

2016-03-13 17:24:52 | 日記
3月13日早朝、京都在住の詩人であり、無償化除外反対アンソロジーを共に編集し、広島を皮切りに奈良、京都、大阪、東京、東北、北陸、ソウル等で朗読会に参加し,無償化実現を訴え続けてきた朋友ー河津聖恵さんと共に,北陸のウリハッキョの卒業式に参加するためサンダバードに乗りました。


たった一人で入学し、9年間みんなに支えられ、最後の卒業式も一人で迎えることになったキンファジョン君を励まし、お祝いしてあげたい一心でした。寂しい卒業式にならなければ良いなぁ~と思っていたのですが、とんでもない。全国から駆けつけた同胞や卒業生、先生方、地元の方々の熱い、厚いお祝いの中、素晴らしい卒業式になりました。














たった一人の卒業生ー金和政さんの入場です。100数名の卒業生、後輩、保護者、先生方、全国から駆けつけた支援者、同胞たちが暖かい拍手で迎えられました。堂々の入場です。







創立50周年を迎えた年に47回目の卒業式です。この間に700名の卒業生を輩出しました。1期卒業生は34名だったそうです。











卒業証書、9年間皆勤賞、9年間最優等賞ー中央常任委員会の賞状と副賞が授与されました。

















ファジョン君は漢検2級、英検3級、民族打楽器演奏金賞と数々の賞をこれまでいただきました。


決意表明です。なんとはきはきと素晴らしい!こんなきれいなウリマルを話す男子生徒を今まで見たことがありませんでした。









Bgmの演奏をされながらソンジュ先生が必死で涙をこらえています。





最後に北陸本部委員長が卒業生に対するお祝いと共に決して民族教育の灯を消してはならないと何回も何回もおっしゃいました。


しばらく休憩した後,卒業記念公演が行われるとアナウンスがありました。休憩時間に懐かしい方々との感動の再会です。





4年前SNSでソンジュ先生が、ウリハッキョの前で行政の除雪車がUターンして去っていくというあまりにも非人道的な行為を告発され、そのことで河津さんとソンジュ先生との交信が始まり、私も河津さんに誘われお話に加わることになりました。


私もあまりにも理不尽な行為に怒り「除雪車よ」という詩を書き送りました。その後大勢の方々の尽力があり除雪車が北陸のウリハッキョの除雪もしてくれるようになり、多くの日本の支援者が学校に来て木の剪定や清掃などを手伝ってくださいました。


その後とんとんと話は進み2012年6月の学校訪問が決まったのです。そのとき生徒は11人でした。中級部が7人、初級部が4人でした。


河津さんは中級部の学生を対象に詩の授業をされ、私は初級部の学生を対象に朗読の授業をさせていただきました。その時ファジョンさんは6年生で初級部の責任者でもありました。本当に素直で一生懸命朗読やウリマルの基礎発音の練習を楽しんでくれました。


午後からは保護者や若い方々を中心に講演会が行われ、河津さんは無償化除外反対行動をおこなってきた経過やこの問題の本質について講演されました。私は無償化除外を反対して初めて書いた日本語の詩「ふるさと」を朗読させていただき、講演会終了後、参加者たちと共にユンドンジュの詩「序詞」とリバンセの詩「寝言」の朗読の指導をさせていただきました。


その帰り道、私たちはこれからのことを話し合い、河津さんは福島県での原発問題に取り組んでいくこと、私は大阪の府庁前で行われている「火曜日行動」に参加する決心をしたのです。

帰って二日後に行われた6月19日の10回目の「火曜行動」から今日186回目まで欠かさず参加させていただき、Fbとブログで「火曜行動」の様子を発信し続けています。もう4年になります。





文芸同北陸の代表ーチョンチュンボクさんです。1期から20期までの北陸の生徒たちの音楽を担当し校歌も作曲されたそうです。

若いころから分野は違っても文芸活動を通じて交流を続けてきた方です。ちなみに夫と朝大時代の同級生です。音楽科の一期生です。





オジソン先生ーファジョン君の5,6年生の担任でした。今は地元奈良で頑張っています。土曜日は奈良土曜児童教室の運営主任として頑張っておられます。私もお手伝いをさせていただいています。





卒業公演が始まりました。自分で作った歌詞にソンジュ先生が曲をつけてくださいました。イケメン歌手のように堂々としています。





歌の合間にお兄さんがお祝いのメッセージを送ります。

















アボジと亡きオモニにささげる感謝の言葉

















大きな大きな拍手を受けながら退場です。
























東中卒業生のリ・リョヒョン先生と再会しました。朝鮮大学卒業後、2年間頑張り、今日の日を迎えました。













茶話会です。女性同盟のオモニたちが心を込めて準備されました。





学校の食堂に入りきらないほどの人数です。









青商会のお祝いの歌やファジョンさんを担任された歴代の先生方がお祝いの挨拶をされました。







女性同盟のオモニからのお祝い





5.6年生のときの担任だったオジソン先生。





英語や日本語などを教えてくださったリ・リョヒョン先生





1年生のときの担任であり9年間ずっとそばで見守ってくださったチョソンジュ先生、美術を中心にいろんな課目をおしえてくださいました。





最後まで先頭に立たれた教頭先生。





最後の担任キンソンス先生







最後にアボニムが感謝の言葉を述べられました。


初級部1年生のとき、泣きじゃくるファジョン君の手を引き入学式に参加したファジョンのオンマは3年前余りにも早く他界されましたが、お亡くなりになる寸前まで、最後まで学校を守って欲しいと仰ったそうです。その言葉を胸に刻み、必ずや学校を再建させることを決意されました。





4年前、河津詩人から詩創作の授業を受けた卒業生たちと記念撮影です。

素敵な大人になりました。





この中の一人の卒業生は4月から朝鮮大学の師範科に入学します。卒業したら必ず母校に帰ってくると決心しています。本当、それまでには必ず復校させましょうね。









写真には入りきれない運動場!北陸の地で民族教育の灯を決して絶やしてはなりません。ここは卒業生たちの心のふるさとであり、同胞たちの「チェジャリ」(拠り所)なのです。いつでも帰れる場所!うれしいときも悲しいときもここにくれば勇気が沸き元気をもらえるのです。生きる心の柱なのです。

土曜児童教室や歌のサークル、サッカー教室,書芸教室、舞踊教室、何からでも始めましょうよ。奈良の同胞たちのように4季折々の花を植え続け、一ヶ月に一回でも大掃除の日なども決めましょうよ。同胞たちや若者たちが集まれる場所にしましょうよ。

4月10日に花見を学校でするようですが、どんどん学校でできるイベントを増やしていきましょうよ。二人の先生が残ってくださり、校舎を守ってくださるようですが、本当に有難いことです。

北陸、石川、富山ー3県の最高の宝です。みんなで守っていきましょうよ。

あきらめればおしまいです。必ずやりぬかねば・・・私も微力ですが、何かお手伝いさせていただきます。大阪でも「火曜行動」はじめ自分のできることを継続して行っていきます。共に頑張りましょう。

フワジョンさんは愛知朝高に入学しお兄さんと共に寄宿舎生活を送りながらラグビー部に入部するそうです。

花園に来る日も近いかも知れませんね。




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5回目の3・11の日がやってきました。

2016-03-11 10:34:30 | 日記


2011年3月11日、想像を絶する東日本大震災がおきた日から5年という歳月が流れてしまいました。

大阪に住む私たちも何かをしなければ、自分たちのできることから始めなければと立ち上がりました。被災地の方々のご苦労を考えるだけでも胸が痛くて・・・

4月6日の日には、被災地から発信された記事と写真に衝撃を受け「しっかり見るんだよ」という詩を書き、大阪はもとより奈良での支援チャリティコンサートなどで朗読し7月には13人の仲間たちと共に東北のウリハッキョを訪問しこの詩も朗読いたしました。

똑똑히 보거라
                  

길남아,마이야
똑똑히 보거라
실컷 울고나면
똑똑히 보거라

너희들의 조상이 꾸리고
할머니의 추억의 사진첩도
기쁨도 슬픔도 고스란히 담긴
너희들이 자라난 곳이다

그림자도 흔적도 없어졌어
집도 논밭도 소도 개우리도
송두리채 흘러가버렸단다
눈 깜빡할 사이에 흘러가버렸어

남은것은 잔해만
남은것은 슬픔만
남은것은 고통만

그러나그러나 
너희들이 남았다
희망이 남았다

똑똑히 보거라 
여기에 살던 사람들을 
여기에 있던 집을 논밭을 강아지를 

살아있으면 어떻게나 산단다
희망이 있으면 살아갈수 있단다
만사람이 성원을 보내주고있지 않느냐
우린 혼자가 아니야

똑똑히 보거라
누가 무엇을 
어떻게 하자고 하고있는가를 

「しっかり 見るんだよ」
        


よし君、舞ちゃん
しっかり 見るんだよ
泣くだけ泣いたら
しっかり 見るんだよ

あなた達の先祖が築き
お婆ちゃんの思い出のアルバムも
喜びも悲しみもみんな詰まった
あなた達の故郷だよ

影も形もなくなった
家も 田んぼも 犬小屋も
根こそぎ 流されてしまった
一瞬に 流されてしまった

残ったのものは 残骸だけ
残ったものは 悲しみだけ
残ったものは 苦しみだけ

でも あなた達が残った
希望が 残った

しっかり 見るんだよ
ここにいた人たちを
ここにあった 家を 田んぼを

生きていれば 何とかなるよ
希望があれば 生きていけるよ
みんなが 応援してくれている
一人じゃないよ 私たちは

しっかり 見るんだよ
誰が 何を どのように したのかを

     2011・4・6

またその日、3年生の子どもたちと共に即興で朝鮮の昔話「金の斧、銀の斧」も上演しました。






歌や演奏、詩の朗読など、13人で自分のできることを一生懸命しました。群馬からは詩人の金敬淑さんが、茨城からは詩人の康明淑さんが参加してくれました。東京からはジャーナリストの金日宇さん、金淑子さんご夫妻が、群馬からは焼肉店を営む廉数昭さん、金順子さんご夫妻が駆けつけてくださいました。

大阪からは詩人の李芳世さん、エッセイストのユン・ミセンさん、音楽家の李明玉、高知司さん、夫の金主休、京都からは詩人の河津聖恵さんが参加し,各々自分のできること(歌手は歌、演奏者は演奏、伴奏、詩人は朗読等を、焼肉を持ってきてくださった廉さんご夫妻は、100人近い方々全員に焼肉を振舞われました。)そしてみんなの様子を記録しブログで発信してくださった金日宇さんご夫妻・・・


それから2年後の7月14日、仙台で行われる教え子の結婚式に参加するため、東北に再び行った私は、また東北のウリ八キョを尋ね、学生たちに詩や朗読の臨時授業をさせていただきました。




次の日には合流した河津聖恵さんと共に今度は、保護者や同胞たちを対象に講演もさせていただきました。





5年の間、一度も忘れることなく4月の新学期には、心ばかしの支援金も送らせていただきました。有志たちと一緒に図書も毎年送らせていただきました。

5年前お話で共演したこどもたちも、いまや中級部2年生、4月には中学3年生になります。

まだ子どもたちは新校舎ではなく、寄宿舎を改造した小さな教室で学んでいます。

私たちに何ができるでしょう。決して彼・彼女たちを忘れない。決して東北を忘れない!この気持ちだけでも持ち続けなければと思います。






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あっという間の一週間

2016-03-10 14:33:59 | 日記
















10日のお弁当





9日インフルエンザの学級閉鎖で休んでいるユファと3時まですごしました。オヤツを作るユファです。こなに水を混ぜてつくります。





公園の沈丁花と木蓮の花



水曜日の弁当








2週間ぶりの70階段、病上がりにはきつかった。息切れハァハァ 笑



火曜日のお弁当



日曜日、昔の話のインタビューを受けました。



友人がお庭で採れたブロッコリー
一杯持ってきてくれました。

















3週間ぶりに奈良土曜児童教室に行ってきました。インフルエンザで苦しんだ後はしんどいです。ぼつぼつ歩きます。

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3月8日、186回目の「火曜日行動」です。

2016-03-08 20:42:04 | 火曜日

3月8日、186回目の「火曜日行動」です。


3月8日、春のようなポカポカ陽気の中、186回目の「火曜行動」が行われました。



今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の平田さんです。よろしくお願いいたします。





今日は色々な行事が重なって参加者がすごく少なかったです。でもみんなで力を合わせて元気な「火曜行動」続けました。

まず最初はやはり長崎さんのアピールです。




ー長崎さんー

「3月6日は朝高生たちの卒業式でした。子供たちは学校へ、社会へと夢と希望を持って巣立っていきました。それは、幼稚園から15年間、民族教育を受けて、自分のアイデェンティティに対し、誇りと喜びを持つことが出来たからです。

涙がでるのは、「無償化」が実現しなかったこと、後輩にも残せなかったことです。「無償化」から除外された時、彼らは初級学校6年生でした。街頭に立って、ビラを配り、署名を集めたりして、「差別しないでください」と訴えてきました。

今、自民党は共和国への制裁として、文科省に対し、朝鮮学校への補助金を打ち切りなさいと要請しています。

ニュースによると名古屋市の河村市長は、補助金の一部か、全額の停止を決めました。愛知県知事は、政治と子供の教育は別と言って、打ち切らないと明言しています。

政府・文科省は国連からの、子供の民族教育を受ける権利を守ること、朝鮮学校への「無償化」適用、「補助金」支給に対する勧告を守っていないばかりか、棚上げにしようとしています。

裁判等で、“政治的理由ではない”と言い続けている最中に、制裁を持ち出す。言っていることが違う。政府は、政治的な理由ではなく、ちゃんと使われているか確認できないからと言っている。しかし、資金管理に問題が起きている、桐蔭学院や青山学院は支給されている。おかしいです。


行政は、裁量権を持ち出し、行政が贈与として行っているものをなくしても問題はないと言っているが、贈与ではない。今、行政は“上の命令だから”と、市民の声も聞かず、気の毒とも思わないようになっている。裁量権が人権や本来ある権利を制限するために使われているのが現状。人種や民族によって差別されないという憲法のかがやきを失わせています。


以前に、大学生10人と朝鮮初級学校を訪問しました。学生さんは、子供たちがのびのびしている。明るい。美術の作品は独創的と感動していました。教員を目指す人もいて、今後も交流をしていきたいといっていました。自分に引き寄せて考え、自分の事として考えてくれる、そこに未来があると感じました。」(レポート平田)










「火曜バンド」今日は初めから最後まで4人で頑張ってくださいました。




イケメン三銃士は今日も明るい笑顔で勇気と元気をくださいますy。






お、朴さん、今日もこられましたね。





田中さん!




辻さん、お誕生日はお子さんたちと楽しそうでしたね。おめでとうございます。










梁ハルモニ!今日もコマッスムニダ!オモニムの笑顔を拝見したら一度に元気になれます。



アピールが続きました。

ー北摂のほうに住んでいらっしゃるアボジの発言ー


「私は息子を高校に送っている保護者です。

平等とは何か、権利とは何か、と考えさせられています。摂津市も4月から補助金を打ち切るという通達を、紙1枚で送ってきました。理由が、国や大阪府が出していないから出すわけにいかないと言うのです。

箕面市にも同じ動きが出てきています。アイデンティティを守る学校がなぜいけないのでしょうか?

日本の方にも、今の状況をおかしいと思う人が1人でも出てきて欲しい。これは日本人の問題だという良識のある方もいる。

私は、共に、この問題に取り組んでいきたいとおもっています。この国が住みやすくなってほしいです。」(レポート平田)



ー北大阪の先生の発言ー


「先日、摂津市が、学校へ、たった1枚、7~8行の短い文で、今まで出していた補助金を4月から停止すると通達してきました。

“理由”を聞きたいと1時間ほど担当者と話しましたが、何も答えられないのです。市長と話が出来ないか、申請中です。

摂津市は、純粋に摂津市の財政問題だと言っています。朝鮮学校の子供は2人です。5万円/年×2です。

同じ条件の日本の子供は3000人いるそうです。それは法律で補助すべきとなっているので中止出来ないというのです。

朝鮮学校も学校法で担保されているにも拘わらず、廃止するのは暴挙です。差別です。はっきりさせていきます。

名古屋市で中止の動きが報道されています。愛知県知事は補助金は継続すると明言しています。常識的発言と思います。

人権が問われ、法秩序が問われています。おおくの外国籍の人もいます。我々、在日だけの問題ではない、頑張っていこうとおもいます。

私の学校で、芸術発表会がありました。沢山の人がきてくれました。めずらしい、お相撲さんのおのえ部屋の人たちが舞台に上がってくれて、自分たちも応援していくと言ってくれました。こうした応援を力にして頑張っていきます。」(レポート平田)






くっすんさんが今日はじかにキャンディを配ってくださいました。








最後の〆はやはり長崎さんです。


ー長崎さんー


「4月19日に証人尋問が202大法廷で行われます。原告側から5人が証言します。頑張っていきましょう。」(レポート平田)

この後いつものようにみんなで「この坂を上れば」を合唱しました。病み上がりなので声が出るかどうか心配でしたが、何もせずに帰ることはできないので声が途中で何回もひっくり返りましたが、みんなと力を合わせて最後まで元気に歌いました。






いつものように駐輪所に集まりお互いの近況報告です。インフルエンザに気をつけましょうと長崎さんがおっしゃったので、みんなで笑いました。さすがの私もうつむいて笑いました。






明日から12度ほど急激に気温が下がるようですよ。皆さん、風邪に気をつけましょうね。




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