3月15日、187回目の「火曜日行動」です。
3月15日、187回目の「火曜日行動」が行われました。
大阪城公園についたとたん、びっくりポンです。公園の入り口に桜に似たピンクの木が鮮やかに咲き誇って迎えてくれたのです。
今日は天候も良く、暖かかったです。朝高卒業生たちも大勢自主的に来てくれました。百人力です。
今日のレポーターは横道さんです。
ー長崎さんのアピールからー
「政府自民党は共和国の人工衛星発射の後、更なる制裁として朝鮮学校に今も補助金を出している地方自治体に対し、補助金を全面停止するよう圧力をかけています。
先日、大阪弁護士会はこれに対し反対する声明を出しました。
外交問題を理由として朝鮮学校のみ、補助金を停止することは、憲法の平等権や学習権に違反していると警告し、憲法に照らし正しい運用をするよう、声明は求めています。
政府の圧力で名古屋市河村市長は補助金を取り止めると報道されていますが、愛知県知事は政治と補助金は別。支給は続けると明言しています。当然のことですが、愛知県知事の判断は正しい、まっとうな考えです。
国は裁判においても、文科省交渉でも、無償化除外は「政治的理由からではない」と繰り返し言っています。では今回の政府自民党の圧力はどう説明するのか。その場かぎりの言い訳をすれば、何を言ってもいいという態度を許してはなりません。
朝鮮高級学校、中級学校の卒業式は済み、これから初級学校の卒業式が行われます。子どもたちはたくさんの愛情を受け、ありのままの自分を愛すること、民族教育で学んだことに喜びをもって卒業していきます。しかし朝高生たちは、無償化問題が解決しないまま、日本政府から高校生として当然の権利を奪われたまま、後輩たちのことに心を痛めながら卒業していきます。
朝大に進学し、後輩たちの民族教育に携わりたい。同胞のために弁護士活動したい。日本の大学で幼児教育を学び、同胞の子どもにも日本の子どもにも接したい。と朝高生たちはさまざまな夢に向かって頑張っています。
子どもの夢を育てるのは、大人の責任です。
大人が子どもの夢をうばってはいけない。」(レポート横道)
今日の「火曜バンド」は二人から始まりました。
イケメン三銃士健在です。
どこかの団体さんがアピールに来ている模様です。お互いに妨害にならないようにせねば・・・
生野初のオモニたちが大きな道路まで出かけてビラを配ってくださっています。
初めてきてくださいました。日本の方です。
生野初のオモニたちです。
梁オモニムも元気なお姿を見せてくださいました。
伊藤さんお久しぶりです。
生野初のオモニ会の方々が道行く人々に積極的に呼びかけてくださっています。
朝高卒業生のアピールが始まりました。
ー大阪朝高卒業生ー
「私は今年大阪朝高を卒業しました。兄が朝高3年生の時、無償化除外が始まり、私も悔しい思いで卒業しました。
私は民族教育を受けて良かったと、心から思っています。
全国の弟たち、妹たちのために、無償化適用、補助金再会をお願いします。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「私も今年朝高を卒業しました。悔しく腹立たしい気持ちはありますが、共に学び、共に笑った、大阪朝高の生活は充実していました。
高校時代は人生で大事なことを学び、育っていく時期だと思います。
私たちが歴史的な存在であり、差別は許されないことです。
同胞の歴史は差別とそれとの闘いの歴史だったと思います。
差別のない社会で、子どもたちが翼を広げて育つように、民族教育を広めていきたい。
力を合わせて頑張っていきます。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「中学生の時、無償化や補助金のことで、中学生なりに活動してきました。私が高校生になるまでに解決されると思って活動してきました。
でも、今もこのように毎週火曜行動をしなければならないのが悔しい。
いつまで、こういうことをしなければならないのでしょうか。
国と大阪府・市は早く解決してください。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「私には朝鮮学校で学ぶ2人の弟がいます。最近、生徒数が減って、学校が合併されました。
補助金が出なくなって、保護者の負担が増え、朝鮮学校に通えなくなった子ども達もいます。学校が無くなるのは本当に寂しいです。
私たちには学ぶ権利があります。朝鮮学校差別を許すことは出来ません。」(レポート横道)
ー伊藤さんのアピールからー
「仕事の都合で参加出来なくて、半年ぶり来ました。今もこのよう抗議を続けなければならないのは本当に悲しいことです。
赤ちゃんを抱いたオンマの「この子に教育を受ける権利はないのですか?」という問いに、「ない」と答えた松井知事に聞きたい!
あなたの給料がどこから出ているか、考えたことがあるのですか? 朝鮮学校の保護者も納めている税金からですよ!
朝鮮学校の保護者は納税義務をちゃんとはたしているのに、子どもたちの教育費には一銭も還元されない。こんな理不尽なことはありません。
民族教育の権利は国連「子どもの権利条約」でも定められています。
子どもたちは純粋に学び、生きていきたい。それは大人が保障することです。」(レポート横道)
ー田中さんのアピールからー
「3月9日に宝塚の同胞の人たちと、日本対朝鮮民主主義人民共和国の女子サッカーの応援に行ってきました。
素晴らしい試合でしたが、共和国の選手はホテルに缶詰状態で、外にでることも出来ず、同胞の人たちの心づくしのお土産も渡すことが禁じられていたのです。
報道には出てきませんが、日本政府は共和国の選手に対して、そんな酷い扱いをしていたのです。私は怒りを覚えました。
70年間、曲がりなりにも平和憲法を守ってこられたのは、日本人の運動だけではなく、在日の人たちの運動があったからです。朝鮮学校を守ることが出来なかったら、平和憲法も守れない。これからも怒りをもって抗議しましょう!」(レポート横道)
(そして田中さんは素晴しいソプラノで「朝鮮学校の歌」を唄ってくださった。
心打つフレーズ『そして 何よりも大切な わたしのこの名前 』。本名まで奪った植民地支配の歴史を無かったことには出来ない。してはならない。― 横道 )
ー再び長崎さんのアピールからー
「東京では大変な思いをしながら金曜行動を続けています。
大阪の火曜行動も毎週声を上げています。
韓国でもソン・ミヒさんたちが毎週金曜行動をしてくれています。
韓国の日本大使館前では、日本軍「慰安婦」のハルモニたちの、人間の尊厳を取り戻す水曜デモが行われています。
先日、沖縄辺野古で闘っておられる山城広治さんとお話しました。
火曜行動と沖縄の闘いは、結びついている。お金で頬を叩かれても、脅されても、譲れないものがある。それは人間としての誇りである。
火曜行動に来る人たちにも誇りがある。信じあう心がある。火曜行動のことはいつも見ていますよ、と話されていました。
これからも固くつないだ手を離さずに、声を上げていきましょう!」(レポート横道)
最後はみんなで「この坂を上れば」を合唱して駐輪場に集まりました。
先週よりはるかに多くの方々が来てくださいました。日本の方々の中にも初めてお見かけする方がお二人もおられました。すこしづつでもも新しい方々がこられると本当に元気が出ますね。来週も頑張りますね。待ってますよ。
3月15日、187回目の「火曜日行動」が行われました。
大阪城公園についたとたん、びっくりポンです。公園の入り口に桜に似たピンクの木が鮮やかに咲き誇って迎えてくれたのです。
今日は天候も良く、暖かかったです。朝高卒業生たちも大勢自主的に来てくれました。百人力です。
今日のレポーターは横道さんです。
ー長崎さんのアピールからー
「政府自民党は共和国の人工衛星発射の後、更なる制裁として朝鮮学校に今も補助金を出している地方自治体に対し、補助金を全面停止するよう圧力をかけています。
先日、大阪弁護士会はこれに対し反対する声明を出しました。
外交問題を理由として朝鮮学校のみ、補助金を停止することは、憲法の平等権や学習権に違反していると警告し、憲法に照らし正しい運用をするよう、声明は求めています。
政府の圧力で名古屋市河村市長は補助金を取り止めると報道されていますが、愛知県知事は政治と補助金は別。支給は続けると明言しています。当然のことですが、愛知県知事の判断は正しい、まっとうな考えです。
国は裁判においても、文科省交渉でも、無償化除外は「政治的理由からではない」と繰り返し言っています。では今回の政府自民党の圧力はどう説明するのか。その場かぎりの言い訳をすれば、何を言ってもいいという態度を許してはなりません。
朝鮮高級学校、中級学校の卒業式は済み、これから初級学校の卒業式が行われます。子どもたちはたくさんの愛情を受け、ありのままの自分を愛すること、民族教育で学んだことに喜びをもって卒業していきます。しかし朝高生たちは、無償化問題が解決しないまま、日本政府から高校生として当然の権利を奪われたまま、後輩たちのことに心を痛めながら卒業していきます。
朝大に進学し、後輩たちの民族教育に携わりたい。同胞のために弁護士活動したい。日本の大学で幼児教育を学び、同胞の子どもにも日本の子どもにも接したい。と朝高生たちはさまざまな夢に向かって頑張っています。
子どもの夢を育てるのは、大人の責任です。
大人が子どもの夢をうばってはいけない。」(レポート横道)
今日の「火曜バンド」は二人から始まりました。
イケメン三銃士健在です。
どこかの団体さんがアピールに来ている模様です。お互いに妨害にならないようにせねば・・・
生野初のオモニたちが大きな道路まで出かけてビラを配ってくださっています。
初めてきてくださいました。日本の方です。
生野初のオモニたちです。
梁オモニムも元気なお姿を見せてくださいました。
伊藤さんお久しぶりです。
生野初のオモニ会の方々が道行く人々に積極的に呼びかけてくださっています。
朝高卒業生のアピールが始まりました。
ー大阪朝高卒業生ー
「私は今年大阪朝高を卒業しました。兄が朝高3年生の時、無償化除外が始まり、私も悔しい思いで卒業しました。
私は民族教育を受けて良かったと、心から思っています。
全国の弟たち、妹たちのために、無償化適用、補助金再会をお願いします。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「私も今年朝高を卒業しました。悔しく腹立たしい気持ちはありますが、共に学び、共に笑った、大阪朝高の生活は充実していました。
高校時代は人生で大事なことを学び、育っていく時期だと思います。
私たちが歴史的な存在であり、差別は許されないことです。
同胞の歴史は差別とそれとの闘いの歴史だったと思います。
差別のない社会で、子どもたちが翼を広げて育つように、民族教育を広めていきたい。
力を合わせて頑張っていきます。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「中学生の時、無償化や補助金のことで、中学生なりに活動してきました。私が高校生になるまでに解決されると思って活動してきました。
でも、今もこのように毎週火曜行動をしなければならないのが悔しい。
いつまで、こういうことをしなければならないのでしょうか。
国と大阪府・市は早く解決してください。」(レポート横道)
ー大阪朝高卒業生ー
「私には朝鮮学校で学ぶ2人の弟がいます。最近、生徒数が減って、学校が合併されました。
補助金が出なくなって、保護者の負担が増え、朝鮮学校に通えなくなった子ども達もいます。学校が無くなるのは本当に寂しいです。
私たちには学ぶ権利があります。朝鮮学校差別を許すことは出来ません。」(レポート横道)
ー伊藤さんのアピールからー
「仕事の都合で参加出来なくて、半年ぶり来ました。今もこのよう抗議を続けなければならないのは本当に悲しいことです。
赤ちゃんを抱いたオンマの「この子に教育を受ける権利はないのですか?」という問いに、「ない」と答えた松井知事に聞きたい!
あなたの給料がどこから出ているか、考えたことがあるのですか? 朝鮮学校の保護者も納めている税金からですよ!
朝鮮学校の保護者は納税義務をちゃんとはたしているのに、子どもたちの教育費には一銭も還元されない。こんな理不尽なことはありません。
民族教育の権利は国連「子どもの権利条約」でも定められています。
子どもたちは純粋に学び、生きていきたい。それは大人が保障することです。」(レポート横道)
ー田中さんのアピールからー
「3月9日に宝塚の同胞の人たちと、日本対朝鮮民主主義人民共和国の女子サッカーの応援に行ってきました。
素晴らしい試合でしたが、共和国の選手はホテルに缶詰状態で、外にでることも出来ず、同胞の人たちの心づくしのお土産も渡すことが禁じられていたのです。
報道には出てきませんが、日本政府は共和国の選手に対して、そんな酷い扱いをしていたのです。私は怒りを覚えました。
70年間、曲がりなりにも平和憲法を守ってこられたのは、日本人の運動だけではなく、在日の人たちの運動があったからです。朝鮮学校を守ることが出来なかったら、平和憲法も守れない。これからも怒りをもって抗議しましょう!」(レポート横道)
(そして田中さんは素晴しいソプラノで「朝鮮学校の歌」を唄ってくださった。
心打つフレーズ『そして 何よりも大切な わたしのこの名前 』。本名まで奪った植民地支配の歴史を無かったことには出来ない。してはならない。― 横道 )
ー再び長崎さんのアピールからー
「東京では大変な思いをしながら金曜行動を続けています。
大阪の火曜行動も毎週声を上げています。
韓国でもソン・ミヒさんたちが毎週金曜行動をしてくれています。
韓国の日本大使館前では、日本軍「慰安婦」のハルモニたちの、人間の尊厳を取り戻す水曜デモが行われています。
先日、沖縄辺野古で闘っておられる山城広治さんとお話しました。
火曜行動と沖縄の闘いは、結びついている。お金で頬を叩かれても、脅されても、譲れないものがある。それは人間としての誇りである。
火曜行動に来る人たちにも誇りがある。信じあう心がある。火曜行動のことはいつも見ていますよ、と話されていました。
これからも固くつないだ手を離さずに、声を上げていきましょう!」(レポート横道)
最後はみんなで「この坂を上れば」を合唱して駐輪場に集まりました。
先週よりはるかに多くの方々が来てくださいました。日本の方々の中にも初めてお見かけする方がお二人もおられました。すこしづつでもも新しい方々がこられると本当に元気が出ますね。来週も頑張りますね。待ってますよ。