おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

ばあばの宝もの

2010年07月30日 | 家族
あれ・・・静かだなあとまごちゃんを探すと、そっとばあちゃんの靴をはき外へ出ようとしているのです。



「ばあちゃんの靴が一番気に入っているみたい(笑)」と二女。
犬の散歩専用の汚れたこの靴が一番はきやすいらしいのです。
(やはり、元々はドイツ型の高級品だったという事をわかっていたのかしらあ(笑))

日々、いろんな用事の電話が入るのですが
「あら、お孫さん来てるの?」と電話のわきからまごちゃんの声を聴いて言われます。
ビジネス電話にはタブーなのですが、ついつい、嬉しい声で「そうなんです~!」と答えてしまう昨日今日。
そして何かと孫のせいにして出かけるのを躊躇してしまう、イケナイばあちゃんです。

離れて暮らしているので、私がまごちゃんを抱きしめたい欲求とまごちゃんが私に抱かれたい欲求の間にはかなりのギャップがあります。
そこで、この数日の間になんとかその溝を埋めたくて埋めたくて頑張ってみるのです。
私「ばあばだよ」
まごちゃん「ばあば・・」
私「そうそ、ばあばだよ」ぎゅっ! これを何度も繰り返します(笑)

わんこたちに「おすわり」を教えるときの心境と何だか似てる気がしてます。
友人は冗談半分でそんな様を「調教」という表現をしますが、
まさにその状態の日々。

泣いてもかわいい。
笑ったらなおかわいい。

そしてばあばが作ったお料理をおいしそうにほうばっているのを見ると
もう・・・毎日涙が出るくらい嬉しくて仕方ありません。
そうなると、疲れていても、寝不足でも、何とかまごちゃんのごはんを作るチカラが湧いて来るのです。

限られた日々のささやかな楽しみですが、ばあちゃんは、ぶんぶんとまごちゃんに振り回されたいと思っているのです。