毎日寒い日が続きます。
身体も動きがにぶくなりますが、今月は検査で父との病院通いが続き、そうも言っていられません。
大きな腫瘍が見つかったけれど、やはり、父は最近元気になって来たような気がします。
無味単調な日々より、たとえ病院でも外出するという緊張感と、
毎晩まごムコどのとの晩酌でなんだか日々生活に張りが出てきているようなのです。
「なんだか、最近ずいぶん元気じゃなあい?」
「そうか?もしかして腫瘍ちっちゃくなっているんでないかい?」
父を見ているとそうかもしれないとさえ感じられます。
食欲も旺盛・・・仮の入れ歯にもかかわらず、ばりばり食べます。
そばて見ている私はいつまた入れ歯がぼろっと割れおちるかとはらはらどきどき。
それでも、やっぱり、私が行くのを待っているらしい父。
自分のすべてを私に委ねることにしたみたいで、私の発言がすべて通ってしまう近頃。
う~ん、ある意味責任も感じるなあ・・
何かすると自分の財布からお金を出そうとします。
大きくなった孫たちにもちょろちょろ手渡しているみたいだし。
「病院やら何やらでお金かかるんだから、簡単に人にお金あげるのやめなさいよ」
「年寄りは金で人を寄せなきゃなんないんだ」
ふふ、周知しているところがスゴイ!
でもね、家族は誰もそんなこと思っていないんだよ、父さん(笑)