田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

酔ってそうろう

2007-12-01 23:48:19 | Weblog
12月1日 土曜日 晴れ
●三度目の登場だ。だいぶ酔っている。酔った勢いでHALと向かい合う。PCを買ってから酔ってキーボードを打ちだすなんてはじめてだな。おまえってよく飲むよな。だって、田村隆一をheroicな酒飲みの極地とあがめているGGだ。まあ、向こうではありがたがらないだろうが。わたしは彼の生き方を詩人の鑑とあがめている。どんな貧乏していても彼の詩集は買った。最後に買った全集なんか、高い本だから前金です。なんて言われたが、買った。ともかくすごい本だ。値段だって、と奥つきをみたらはいつていないんだから。それほど、『思潮社』発行の本なのだがすごいんだから。

●それほどすごい本なのだから。厚さだってさ、おどろくなかれ、9センチくらいあるのだから。と書いて、酔った勢いで竹製の尺ごを探した。酔っていたのでいい加減なことを書いた、なんていわれたくないのだから。正確には8センチ5ミリあったぞ。

●読んでは枕にし。枕にしては、醒めて読み、できるすごい本なのだから。これ一冊あれば文学のことはすべてわかる本なのだ。商業主義的大成功希求型作家志望者はけっして読んではいけない本なのだから、気を付けてね。

●酔った勢いで外にでようと思った。買ってきた『松竹梅』の濁り酒300mlを飲みほした。おいしかった。飲み口がいい。麹の匂いもステキー。100円のイワシのみそ煮で飲んだよ。マルハの信州味噌で味付けしたぜいたくな逸品で飲めたしあわせを寿ぐことにしてた。

●安心してください。カミサンよ。田舎町ではこの時間から飲める居酒屋はない。

●でかけようと思ったら、お目付け役のブラッキーが、ジッとわたしを恨めしそうに睨んでいる。猫の恨みはこわいからな。やめた。やめた。

●まだまだ書けると思っていたのに、どっと酔いがまわってきた。二階まで這いあがることができるだろうか、このまま炬燵で横になったほうがいいのだろうか。それが、もんだいだ。

ひとり酒

2007-12-01 17:31:01 | Weblog
12月1日 土曜日 快晴
●暖かな一日だった。カミサンは孫のところにいる。わたしはひとりだ。ひとりで、田舎の別荘暮らしなどというと豪華な感じだ。なんのことはない。遠島をおおせつかったようなものだ。家だって、広いだけが取り柄の、ボロ家だ。夜など風が吹くとよよんでいるので、ぎしぎし不気味な音がする。

●わたしもだいぶ体がぎしぎしする。長時間ホリゴタツでHALちゃんあいてに悪戦苦闘していて、立ち上がろうとすると関節がギクッとする。いやになっちゃう。

●でも三万歩も歩くことができて、徹夜で小説を書けるのだからあっぱれとじぶんをほめてやる。このじぶんを褒めてやることが大切なのだ。GGのことなどだれもドッコイショしてくれない。じぶんでじぶんをサビシイことだが褒めて頑張っている。

●退屈なので午後『文化交流館』に文化祭の絵画展を見にでかけた。この町は絵の好きなひとがおおく、よく努力をつづけている。立派ですね。『時空』と去年から注目している作者の『尾瀬の晩秋』がよかった。このひとは、テーマを変えるとおもしろいのになぁと思った。たとえば、あの技法でこの田舎町の寂しさを表現できたら素晴らしいと思う。何も訴えかけてこない絵より、少しくらい技法的にはつたなくても、なにかせつせつと語り掛けてくるような絵がわたしはすきだ。過日の写真展では『鳥達の災難』がよかった。みなさんまた、来年の芸術祭をたのしみにしています。いい作品を見せてください。

●帰路スーパーでにごり酒を買う。ブラッキーと書斎から見える冬の月をあいてに一杯やるつもりだ。


訪問者

2007-12-01 01:44:43 | Weblog
12月1日 土曜日
●現在一時。暦がめくれて師走となった。訪問者が気になっていたがいつもどおりだった。ほっとした感じ。だって、きのうのブログは簡単すぎて読みでがない、とまあわたし的には、心配していた。これは、たぶんお気に入りにいれて毎日読んでくれているありがたフアンのひとがいるので、出来ふできにかかわらずある一定の訪問者を期待できるのだと推察した次第です。ほんとうにありがとうございます。

●なぜこれほどまでに、訪問者にこだわるのかというと、訳がある。毎月雑誌に原稿を書き、現役ばりばりだったときに、おっかない編集者によくいわれていた。
「文学賞を受賞しているわけではない。がんばってくださいよ。人気がでなかったら、即、ウチキリマスカラ」
 そして、そのとおりになった。悲しいことだが、それが現実だ。プロへの道は厳しいですね。

●だからこの歳になって再起をきして文学賞に応募しているのだ。悲しいことだが、いつになったら芽が出るのかわからない。いつになったらカムバックできるかわからない。

●ひとりぼっちの夜なので、HALちゃんにグチをこぼしました。ごめなんなさい。