田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

真央ちやん、ノンビリいこう

2007-12-20 05:29:42 | Weblog
12月20日 木曜日 晴れ

●寒い。3時半。起床。60年前のわたしはこの季節だとスケート靴(靴は希少価値があった。下駄スケーターがほとんどだった)を肩にかつぎ休耕田のスケート場にいそいでいた。農家の管理人のおじさんはまだきてない。自由に入ることを許されていた。靴ひもをむすぶのももどかしくすべりだす。姉譲りの赤い靴だったので、ヤッカミもありよくからかわれた。「やあい。女の靴ですべってらぁ」そんなことはどうでもよかった。ただすべるだけだった。たのしかった。あんなにたのしかったことはその後とんとあじわったことがない。

●真央エキシビション大歓声という記事を読んだ。残念ながら真央ちゃんの演技をGGはみられなかった。塾の英語の授業の時間帯とタブっていた。でもわかる。競技会から、その不安と重圧から解放されて、華麗に銀盤に舞ったことだろう。

●最下位から銀。あれだけの追い込みをかける気力にはGGは、ただただ感心する。がんばれ真央ちゃん。26日開幕ときいている。全日本にもでるのだろう。来年三月にスウェーデンで開かれるという『世界選手権』にもでるだろう。また、がんばってね。期待しているよ。といってしまって、全世界のフアンの過剰な期待が、真央ちゃんの責任感とむすびつき体を固くしないだろうかと不安になった。

●ストレスとテンションではどうちがうのだろうか。ストレスに負けるな。なんてよくつかう。圧力、緊迫感くらいの意味につかうのだろう。テンションはどうだ。

●わたしの家はロープ屋だった。この地方でとれる大麻(吸うためのものではない)。麻の繊維でロープを製造していた。それでだ。撚りをかけることを、テンションをかけるといっていた。テンションをかけすぎたロープは固くなる。風呂に入っていて、手ぬぐいをぐっと絞る。あれを想像してもらえばいい。水分をしぼりだされた手ぬぐいはどうなりますか。固くなりますね。硬度がまします。

●心理が人体に及ぼす影響については素人だからわからない。筋肉にストレスからテンションがかかり、思うようにジャンプすることをさまたげるようなきがしてならない。筋肉の束を心が収縮させてしまう。ねじってしまう。脳からの伝達に支障をきたす。そんなところかな。

●いずれにしても、過度の緊張はのびのびとした演技をするのには、よくないことは確かだろう。塾でも、試験に弱い子がいる。緊張しやすい子だ。

●わたしは歯医者での痛みに耐えるのには、母のおっぱいを飲んでいることを想像する。「マザコンだ」といわれそうだが、しかたない。もっとさかのぼって母の胎内にいたときの安心感でも想えればいいのだろうが、その記憶はないからつかえない。

●いずれにしても、じぶんがいちばん心休まる風景を頭にうかべることだ。深呼吸しながらやってみたらどうですか。

●もうじき受験のみなさんもどうぞ。試してください。もちろん恋人の顔を想いうかべるのもフリーです。