田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

逆境に耐えて

2007-12-16 15:56:18 | Weblog
12月16日 日曜日 晴れ
●はなみずき通り。街路樹の花水木もすっかり葉をおとしてしまった。渇水期にはいったので細々と流れる川。河畔の桜並木も黒々とごつごつした幹や枝ばかりがめだっている。「せんせい」と大声で叫びなからS君が原付バイクで追い越していった。彼の元気な声が澄んだ大気にのこった。バイクで手をふりながら遠ざかっていく。この空気の澄みぐあいは、まさに冬だ。

●月末からは、娘や息子がそれぞれ孫や亭主やワイフとやってくる。たのしみだ。遠く離れていても、ブログを読んでいてもらうので、こころは共に生活しているようなものだ。でも、直接あえるのはなおうれしいものだ。

●ジャズをききながら遅い昼食を食べる。カミサンとふたりきりの生活だ。共に生活をするようになって長い時間が過ぎているが、ほんの一瞬であったような気もする。なんの波乱もなくぶじに生活してこられたのはカミサンの忍従によるものだ。感謝している。なんでこんなに忍耐できるのだ。がまんできるのだ。感心するほどおとなしくすべてのことを耐えている。

●そんなカミサンに育てられた子どもたちもそれぞれ家庭をもった。よき配偶者にめぐまれた。あとは、わたしがカムバックできればいうことなしなのだが。なかなかたいへんなことだ。


冬きたりなば

2007-12-16 13:09:45 | Weblog
12月16日 日曜日 晴れ
●寒い。エアコンだけでは教室が暖まらないので石油ストーヴをだす。いよいよ寒く長い北関東の極みにある田舎町での冬が始まるのだと実感した。模擬試験は一時には終わる。そのあとは散歩をかねて買い物に出かけるつもりだ。

●模擬試験の監督をしながら『三冊子』を読む。高悟帰俗。高く心を悟りて、俗に帰るべし。いいことばだな。わたしは文章においてもまさにその道をあゆんでいるようだ。ともかくおおぜいのひとに読んでもらえるような作品を書きたい。読んでもらえないようでは小説とはいえない。若い人に愛されるような作品を書きたいものだ。

●外気温が上がった。トタン屋根が膨張して音をたてている。トタンと屋根の板とのあいだに空気が入っていた。それで音をたてるのだろうか。だったら換気孔が音をたてるエアハンマーとおなじ原理なのだろう。

●教室の窓からみると落葉がすみ、すっかり竹箒のようになった細い枝が冬の日差しをあびている。さむざむとした冬の景観のなかで来春の夢をみている。

●季節は確実に冬へとむかっている。わたしはすでに来春から執筆を計画している作品のストーリについてあれこれ工夫している。たのしくうれしいひとときを過ごしている。このごろ、筋をかんがえるのが嫌でなくなってきた。いい傾向だ。

●浅田次郎の『霞町物語』読破。なにか読み終わるが惜しいような作品だった。土地勘、があるだけにすごくたのしかった。

●来春からおもしろい作品を多作するのだ。そうなのだ。がんばるのだ。いい作品を読むとじぶんもいい作品を書かなければ、と勇気をもらう。うれしいことだ。



真央ちゃんがんばれ

2007-12-16 05:02:25 | Weblog
12月16日 日曜日  
●ニットの帽子ごしに寒さを感じた。酔いざめのためかな、と枕もとの明かりをつけた。室温3度。いよいよ寒くなってきた。この部屋は25日すぎると、毎年のことだが、0度くらいまで温度が低下する。今年からは、夜っぴて暖房をするか、どうしょう。下の部屋にねたほうがいいのかな。

●3時40分だ。異形を読み続けた。まだうとうとしただけで、睡眠をとったとはいいがたい。でも徹夜覚悟で読みだした異形だ。20編ほどたのしんだ。菊池さんがあいもかわらずうまい。

●下の部屋におりる。室温8度。これではやはりだいじをとって、年もとっていることだし頭プッンはこわいから下にねたほうがいいようだ。

●HALとご対面。さくや酔って失礼なこといわなかったかな。と……ブログを開く。おどろいた。カミサンが写真を添えてくれた。じつは、さくじつは霧降の滝を再訪する予定だった。わたしが寒さを気にしていた。カミサンが妥協してくれた。宇都宮の中央公園にでかけた。ユリの木の写真。サザンカの写真には「自分の才能を信じてね」というコメント付き。わたしはこのところ気弱になっている。はげまされてしまった。

●真央ちんジャンプで失敗。フィギュアGPファイナル6位。絶対負けるな。あんたは天才だ。がんばれ。もうひとり勝ってもらいたいのが高橋尚子だ。あなたたちの一生懸命がGGの励ましになる。

●異形を読み続けるか、じぶんの小説を書くか迷った。じぶんの仕事をすることにした。