火の用心 用心しないと 気に掛かる

駅に向かう…途中です。
或る事が…脳裏を過ぎります。
『台所の火はけしたかな』と…僕です。

ヤカンを…火に掛けてました。
しかし何も…使わなかったのです。
すると火を消したか…自信がないです。

出掛けるまでに…色々してました。
だから消すタイミングがあったか…疑問です。
でも消していなかったら…台所に熱が籠もるはずです。

そんな不安なまま…駅に向かいます。
家に戻るべきか…時々立ち止まります。
しかし余裕を持って出掛けた…今朝の僕です。

火事で家が燃える事を…考えます。
火事でアレが燃える事を…考えます。
火事で世間が燃える事を…考えます。

慌てて引き返す…ランナーの僕です。
家に飛び込み…ガス台を確認します。
完璧&パーフェクト…火はちゃんと消してます。

そして慌てて駅に向かう…ランナーの僕です。
次の電車をやり過ごしたら…仕事に遅刻します。
ジョギングのお蔭で…止まる事なく駅に着きます。

そして電車に…乗り込む僕です。
走ったので…汗がダクダク出ます。
まるで火に炙られたように…湧き出ます。

しかし火事にならずに…一安心です。
もし消し忘れて戻らなかったら…一大事です。
やはり出掛ける前の指差し確認は…必要なのですね。

《火の用心 全ての火は 火事の元》…なのです。

気がつかぬ 名医は此処に おりました

一週間以上…咳が止まりません。
寝ていても…咳で目覚めてしまいます。
収録中に咳を止めていて…苦しいのです。

仕事帰りに…医者に行きます。
掛かり付けの病院まで…戻れません。
そこでネットで…近場の内科医を探します。

その病院は…古いビルの中にあります。
扉を開けると…カランカランとベルが鳴ります。
そして14時半なのに…患者さんが一人も居ません。

まず受付で…保険証を出します。
僕は…芸能人健康保険証と云うモノです。
しかし看護婦さんは…それを持って立ち尽します。

誰も居ない待合室で…数分待ちます。
診療室の扉は開いたまま…人気がないです。
この時点で…ここを出て違う病院に行き直す事を思います。

「どうぞ～～！」と…診察室から聞こえます。
当然僕一人ですから…「小野さん～」とは言いません。
恐々と診察室に入り扉を閉めて…お医者さんを探します。

歳の頃は…70歳以上です。
痩せこけて…折れそうな身体です。
そして顔に…なんとアザが沢山あります。

そのアザは…真紫です。
「どうしました？」と…聞かれます。
でも『どうしました』は…僕が言いたい気分です。

咳が止まらない事を…打ち明けます。
するとお医者さんは…僕をジッと見ます。
そして喉を見て…「赤いじゃないか」と笑顔です。

「タバコを吸うか」…聞いてきます。
「タバコを吸う人が居るか」…聞いてきます。
「タバコの煙の中に居たのか」…聞いてきます。

もし僕がタバコを吸ったら…それが原因です。
そして聴診器をあて…息を吸ったり吐いたりさせます。
その呼吸スピードは一回で一秒間隔で…数十回も続きます。

カルテに何か書いてる…お医者さんです。
「薬を出すから飲んで」と云う…お医者さんです。
咳の原因は肺に病原菌がついたと…お医者さんです。

そして診察が終わり…薬を貰います。
看護師さんの薬の説明は…細かく怖いです。
「これを直ぐ飲め」「これは今日は飲むな」…注意されます。

逃げるようにして…病院を出ます。
そして急いで…指示通り薬を飲みます。
すると約1時間で…咳はピタッと止まってしまいます。

ネットで…その病院を調べます。
そのお医者さんは…なんと名医です。
有名な病気の治療を…発見したそうです。

名医は…違います。
名医は…直ぐに治します。
名医は…顔にアザが沢山あります。

もしかしてあのアザは…何かの治療の実験結果かもしれません。

夕飯は 買い物カゴを 見りゃ解る

キャベツを…買います。
天カスと紅ショウガを…買います。
そしてお好み焼きの粉を…買います。

今夜の僕の…スーパーでの買い物です。
誰が見ても一目瞭然の…今夜のメニューです。
世間に今夜の自分の食事を…公開しているようです。

レジで待っている間…恥ずかしくなります。
そんな僕の前の方の買い物カゴに…目を向けます。
溢れんばかりの食料が…買い物カゴに詰められています。

カツ丼3つに…カレーライスが入ってます。
カルボナーラや…ナポリタンもあります。
出来合いのものばかりで…今夜中に食べるようです。

買い物カゴの主は…大きなご婦人です。
買い物カゴからは…炭酸飲料水も数本あります。
野菜は見当たらず…茶色の食べ物が多いようです。

何人で何を食べるか…解らないカゴです。
するとレジの向こうら…２人の男性が近づいて来ます。
大きな男性は婦人の家族のようで…精算済のカゴを受け取ります。

それを見て…その家族の夕飯が納得出来た僕です。
読み取れる買い物カゴを…周りの視線を気にする僕です。
世間に寂しい食卓と思われないか…無駄に不安になる僕です。

でもW杯を見ながら…満足な食事だったのですよ。

この量は メインディシュは 食べられない

某お寿司屋さんの…コース料理です。
昼間のご馳走で…お腹を空かせ望みます。
ちょっと値段も頑張った…滅多に口に出来ない代物です。

まずは…前菜です。
ゴマ豆腐が…置かれてます。
そして青海苔和え物が…並んでます。

納豆料理の…バクダンです。
海老の料理と…茶碗蒸しです。
刺身の盛り合わせが…並びます。

まだ…お寿司の握りは来ません。
次に焼き魚の料理が…出されます。
そして天ぷらの盛り合わせが…並びます。

その量は…各料理とも満足です。
この時点で…僕は満腹なのです。
しかし握り寿司は…まだなのです。

周りの方々は…ギブアップ宣言です。
そこに寿司の握り…一人前が並びます。
皆さんはトロしか食べず…箸を置きます。

しかし主催者の僕は…残せません。
必死に寿司を頬張りますが…苦しいです。
この時期は持ち帰りが…ダメなようです

お寿司屋さんで…お寿司が残ります。
だから皆さんの分も…食べる僕です。
でも皆さんは別腹の…デザートに移行してます。

お寿司屋さんで…寿司を食べられません。
コースのメニュー写真は…小さかったのです。
しかし実物は…写真のサイズの10倍以上になりました。

寿司好きでも…入らないものは入りません。

この季節 ノンアルコールは いまいちで

一日の…仕事終わりです。
グッと…一杯飲みたい気分です。
しかし悲しいかな…車で移動してます。

そこでノンアルコールの…ビールを買います。
初めて飲む…ノンアルコールのビールです。
ノンアルコールなのに…ビールなのです。

飲み口は…ビールです。
飲み途中も…ビールです。
しかし飲み終わりは…ビールじゃないです。

ビールの…パンチがありません。
ビールの…爽快感がありません。
ビールの…飲み応えがありません。

僕には合わない…ノンアルコールです。
僕には物足りない…ノンアルコールです。
僕には今日の一口でゴメンの…ノンアルコールです。

運転を終え…駆け付けビールの僕でした。

W杯 日本は優勝 するのかな

夜中の3時半で…眠いです。
咳止め薬を飲んで…眠いです。
新番の飲み会で呑んで…眠いです。

ブブゼラの音が…遠くに聞こえます。
「ゴール！」の声が…遠くに聞こえます。
TVとニラメッコをしてますが音は…遠くに聞こえます。

前半終了時で…２－０は確認します。
3点のゴールも…おぼろげに見ています。
終了のホイッスルで…完全に睡眠状態に入ります。

朝からのTVで…日本が勝った事を革めて納得します。
TVは次戦のパラグアイは…日本は勝つ事が前提で話してます。
そしてTVは決勝リーグ…スペインやポルトガルにも勝つような話です。

日本の3連敗の…予想の僕でした。
ですから次戦も…負けを予想します。
急の手の平返しは…恥ずかしいです。

予選敗退と云った…マスコミです。
岡田辞めろと云った…マスコミです。
本田は点取れないと云った…マスコミです。

マスコミに流され易い…今の日本人ですね。

この症状 運転してたら 事故起こす

朝から…新番組の収録です。
兎に角…何故か眠いのです。
新番の緊張感は…あります。

しかし眠くて仕方ないほど…眠いのです。
座ると目を閉じてしまうくらい眠いのです。
全く睡眠不足ではないのに…眠いのです。

出番も遅れるほど…眠ってしまいます。
食後はマッタリするほど…眠ってしまいます。
眠くて眠くて眠くて休憩中に…眠ってしまいます。

収録が終わり…鞄を開けます。
今日の朝から飲んだ…薬が入ってます。
そこには注意書きが…シッカリ書いてあります。

《服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないで下さい》

月曜から…咳が出ます。
収録で…咳が出たら大変です。
そこで朝から…咳止め薬を飲みます。

昼も…食後に薬を飲みます。
薬を飲むと…眠くなる事を忘れてます。
咳止め薬は…一番眠くなる事を知らせれます。

夜中の3時半に…僕は起きてるでしょうか。

細かい字 近くなると 見えません

電車内では…本を読む僕です。
電車内では…新聞に目を通す僕です。
電車内では…メールをチェックする僕です。

しかし満員になると…本が近づいて来ます。
満員になると…新聞が僕に近づいて来ます。
満員になると…携帯が僕に近づいて来ます。

近くなると…何故か字が読めません。
近くなると…何故か字がボワーっとします。
近くなると…何故か最近は字を読まない事にします。

僕の業界は…普通は10時スタートです。
しかし諸事情から9時スタートの…今日です。
その為に朝のラッシュ時の…満員電車に乗ります。

本も新聞もメールも読めない…満員電車は苦手です。

お芝居は 不愉快与えて いけません

芝居を…観に行きます。
髪の毛の薄い役者が…出ています。
出演者は…その彼の頭をネタにします。

「○ゲだから…光ってる」
「毛がない…○ゲだよな」
「○ゲを…磨いた方が良い」

とにかく…「○ゲ」を連発します。
別にストーリーと…関係ない台詞です。
そして特に面白くもなく…笑えないのです。

すると客席の奥から…大声がします。
「なんか…俺の事言われているみたいだなぁ」
その声と言い方は…不愉快率100パーセントです。

お金を払って…不愉快になった方がいます。
しかし芝居は坦々と続き…まだ○ゲと言ってます。
客席は段々と…そのネタに飽きて引いてきています。

何故…○ゲが関係あるのか。
何故…自虐的ネタを使うのか。
何故…お客さんを不愉快にしたのか。

沢山教えられた…お芝居でした。

譲り合う 席をみんなで 譲り合う

必死で走った翌日は…足が痛いです。
必死で走った翌日は…お尻が痛いです。
必死で走った僕は…まだ翌日が痛いです。

だから電車も…席を確保します。
フラフラで立っていると…却って迷惑です。
だからジックリ座っていたかった…筋肉痛の僕です。

しかし目の前に…ご婦人が立たれます。
お歳の頃は…60代後半と云った感じです。
僕は仕方なく…席を譲る為に立ち上がります。

ご婦人は…ニコッと会釈をします。
しかし…ご婦人の後ろからご老人が現れます。
ご老人は…お歳頃は80代くらいと思われる感じです。

ご老人は…ニコッと会釈します。
ご婦人と僕は…ご老人に会釈を返します。
何故か周り座っている方々は…皆さん寝ています。

暫くすると…お腹の大きな女性が乗ります。
しきりに席を進められますが…断っています。
困惑しながら「違うんです」と言い…拒否します。

僕は…何が違うか考えます。
『あっ！』と思った時…電車が揺れます。
筋肉痛の僕は耐えられず…ご老人に乗り掛かります。

ご老人は言います…「座りますか？」

スポーツは 後悔しても 遅いです

SAIKO RAOD RACEに…参加します。
富士五湖の一つ…西湖を周回します。
4000人限定と云う…珍しく少人数の大会です。

早朝ツアーバスで…新宿を出発します。
バスの乗客は…皆さん個人参加のようです。
走る時は一人…だから一人で参加とでも言わんばかりです。

雨の予報でしたが…降る気配はなしです。
やはり「晴れ男」の異名を持つ…僕の参加です。
しかしモヤが掛かり…稀にしか富士山を拝む事が出来ません。

花火と共に…スタートします。
湖畔の道で狭くて… 思うように走れません。
人数を限定している大会である事を…納得させられます。

この時期で…ワキガのランナーの方々が目立ちます。
手を繋いで走ろうと …ナンパしているランナーがいます。
いきなり林の中に入りズボンを脱ぎ座った…女性ランナーがいます。

まず緑蔽い茂る林の中を…走ります。
2キロ過ぎると西湖が見え…湖風を浴びます。
湖岸が見渡せ…遥か遠くを走る先頭のランナーが見えます。

順調にペースを上げる…今日の僕です。
このままでは良いタイムが出る…様相です。
新しい時計は…目標より上のタイムを刻みます。

しかし9キロ地点で…足の爪に痛みを感じます。
右足の人差し指が異変ですが…踏ん張る僕です。
以前からの足の爪のボロボロが…ここで悲鳴をあげます。

そしてラストに…またダラダラ坂がきます。
前回も苦労したダラダラ坂で…またスピードが落ちます。
しかし停まる事は出来ないが…大勢のランナーに抜かれる僕です。

必死でのゴールは…感動です。
苦しさは…この上ない喜びです。
益々はまる…僕のマラソン大会です。

終了後は…ゆったりと過ごします。
バナナや…ドリンクのサービスがあります。
巨峰のアイスや吉田うどんを食べ…地酒を買います。

でも帰りのバスで…悔しい僕です。
何故…ラストの坂を克服出来なかったかです。
もしかしたら頑張れたのでは…終わって後悔する僕です。

昨夜のＷ杯の日本も…僕と同じ気持でしょう。
あのシュートさえ止めていたら…と思っているでしょう。
「タラレバ」は考えてはいけないが…後悔してしまう僕なのです。

でも…ついに5回目の僕のマラソン大会です。
目標の大会参加数まで…あと95回となります。
しかし芝居の本番までは…少しお休みの僕です。

いや～西湖のマラソン大会…サイコーでした。

急ぎ食い 小心者は 満腹に

昼食です…つけ麺屋に入ります。
昼時です…店内はかなり混雑してます。
食券は…普通のつけ麺の中盛りを購入します。

カウンターに並んだ…僕ら飢えた客人です。
厨房では…戦場の勢いで注文の品を作ってます。
僕には誰が…どの品を頼んだか解らない程の数です。

僕の前に…つけ汁が来ます。
見ると…味付け玉子が入ってます。
だが僕は…味付け玉子入りを注文してません。

断るか…別料金を払おうとします。
でも店員さんは忙しそうで…話し掛けられません。
そこで僕は…入っていた海苔で玉子を隠します。

すると麺が…運ばれます。
何か麺が…大盛りの感です。
これは…大盛り玉子入りです。

料金は…200円増しになります。
僕は…後ろめたい気分で食べます。
店員さんに見つからないように…急ぎます。

周りを見ても…注文ミスはありません。
海苔を退かして…玉子をパクつきます。
急いで食べて…大盛りを中盛りにします。

いつもより…早い食事です。
味わう事ない…早い昼食です。
あっという間の…お昼タイムです。

予定外の食事量で…満腹過ぎる僕です。

薬飲む エロ爺ぃでは ありません

僕は…あまり薬を好みません。
花粉時の…鼻炎薬はHELPです。
飲み過ぎた時は…胃薬を飲みます。

しかし歳と共に…身体がヤバイです。
僕の同級生は皆…なんらかの薬を飲んでます。
胃薬やビタミン剤や…栄養ドリンクに頼っています。

時間が不規則で…身体バランスがダメな僕です。
ジョギングやマラソンをチャレンジ中で…体力頼りの僕です。
まだまだ若さ爆発で…若者に負けたくないとテンションハイの僕です。

しかし…栄養剤を飲む事を薦められます。
或る方の推薦で…或る栄養剤を購入します。
冬虫夏草が入ってる…《マカ》と云う栄養剤です。

なんか…変な薬にみられます。
まるで…性欲剤のようにみられます。
もしかして…バイアグラのようにみらます。

でも…これは普通の栄養剤です。
飲んでみますが…普通のようです。
暫く効果をみてみますが…普通です。

決して…変な動機では飲んでませんからね。

人は皆 音楽求め 彷徨ます

大塚の街で…音楽祭です。
ライブの沢山の店が…参加です。
一日見放題のパスポートを…頂きます。

最近…御馴染みの店にも行きます。
僕がレビュー好きになった…お店です。
今日も華やかなショーが…繰り広げられます。

1時間以上の…贅沢なショーです。
ポールダンスやベリーダンスが…あります。
間近でショーを見るお客さんも…始めてのようです。

踊りには…味が必要と知った僕です。
ダンサーに…個性がある事を知る僕です。
ソロのダンスは…あまり好きでなかった僕です。

この頃の…レビュー好きな僕です。
ダンスの奥深さに…感嘆する僕です。
10年前…人前で踊った事を恥じる僕です。

その後…他の店に行きます。
しかし…どの店も満員で入れません。
こんなにも音楽好きが多い事に…痛感します。

仕方なく…ツ-ステップで帰った僕です。

この葉っぱ 何の花だか 解りません

我が家に…鉢植花が沢山ありました。
1年頬っておいたら…草は枯れ捲りました。
枯れ草は…エネルギーを吸い取ると云われます。

枯れた草達に…別れを告げます。
そしてプランター一個に…整理します。
しかし何か植えないと…形になりません。

目的もなく…100均で種を買います。
100円で…二種類の種を選べるのです。
袋に映ってる花の写真を見て…購入します。

1ヶ月前に…種を蒔きます。
立派な葉をつけ…芽吹きます。
しかし…この花の名前が解りません。

種を蒔いた時…その袋を捨てた僕です。
花の名前を…しっかり見ていなかった僕です。
そして花を選ぶ時…迷いに迷ったので混乱してる僕です。

果たして…どんな花を咲かすのでしょうか。
果たして…どんな花の名前なのでしょうか。
果たして…どんな色の花が咲くのでしょうか。

ある意味…花が咲くのが楽しみな日々です。