日々…通し稽古です。
今回の芝居の上演時間は…だいたい決まりました。
今日の稽古で…僕は台詞を飛ばし捲りました。
(台詞を飛ばすとは=スピードをあげる事ではなくて抜かす事)
台本にして…約5ページです。
時間にして…約5分です。
さあ!本番はどうなる?
前回は…飛ばなかった事もあったな。
なにが…?
そのお金は盗られたか…落としたのか解りません。
何故なら…そのお金は決して出てきません。
4年前は…5万円
8年前は…18万円
12年前は…8万円
16年前は…20万円
20年前は…70万円
僕は10万円以上のお金は…ひとつに纏めて隠します。
それは銀行に入れる事もあったり…家や鞄に隠したりします。
無くすまいと云う考えが…知らない内にその行動に出ます。
或る重要なお金で…大金です。
また一纏めにします…何処かに隠します。
僕は…年々記憶力が衰えています。
何処に隠したのか?…記憶にありません。
鞄に入れた時に…何処かに落とした記憶もあります。
盗まれた記憶は…絶対にありません。
僕の4年に一度の…神隠しです。
お堅い初対面の方々が多い為に…スーツを着ます。
久々のスーツの為に…革靴も久々です。
履きなれない固めの革靴は…少し滑ります。
階段の角は…滑り易い金属が張り付いています。
その金属に革靴を乗せただけで…ツルンと滑ります!
僕は最初の階段で…左足が滑ります。
直ぐに頭に『来週から芝居だ』と過ぎり…体勢を立て直します。
右足に力を入れて…踏ん張ります。
今度は次の階段で…右足が滑ります。
頭に『芝居に出られなくなったら大変だ』と過ぎり…また体勢を立て直します。
持直した左足に力を入れて…必死に踏ん張ります。
また次の階段で…左足が滑ります。
頭に『仲間やお客さんに迷惑が』と過ぎり…またまた体勢を立て直します。
先程滑った右足に力を入れて…根性で踏ん張ります。
これを6回繰り返して…階段を降りた僕です。
階段で滑っている最中に…芝居の本番の事を考えていた僕です。
そして怪我ひとつしなかった事に…胸を撫で下ろす僕です。
他の劇団のパンフレットに…自分の所のチラシを折込ます。
この折込は公演の宣伝でもありますが…劇団自体の宣伝でもあります。
色々な芝居を観に行って…色々な劇団のチラシを目にします。
そこで感じる事は…こう云う劇団があるのかと云う感想です。
そのチラシで…あまり芝居を観に行こうとは思いません。
この折込活動は…演劇界古来からの習慣です。
そして驚くべき風習は…折込は劇団の若手の仕事と決め付けている事です。
殆どの劇団のベテラン連中は…折込を新人任せにしている事実です。
この愚かな傲慢な態度に…お客さんを増やす気がないと思う僕です。
自分の劇団を宣伝しない…自惚れた考えを持つ役者が嫌いな僕です。
面倒な仕事は若者に押し付け…自分だけ偉そうな奴を知ってる僕です。
昔から…折込活動は率先する僕です。
他の劇団の仕込み時に…そっと御邪魔して折込む緊張感が好きな僕です。
例えどんなに偉くなっても…折込はすると決意する僕です。
今日は…その折込を2件こなします。
1つの劇団で云われます「なんで…あなたがそんな事やってるの?」
もう1箇所では「そんな事は…若い者に任せなさいよ」
僕は若者に期待するのは…もっと違う事です。
やっと観れた&間に合った感じの…映画『ダ・ヴィンチ・コード』です。
ベストセラーの原作を読まずに…新鮮気分での鑑賞です。
ダヴィンチの謎は…昔からマスコミで特集されて興味があります。
その謎を上手く取り入れ…ストーリーを壮大にしています。
少しやり過ぎの感もありますが…この話はフィクションですからね。
(ある点に触れると…危ない話ですからね)
僕の後ろの席に…馬鹿ップルが座っていました。
どうやら彼女は漢字に弱いようで…絶えず字幕の読みを彼に聞いています。
そして教えている彼は無知なのか…知ったかぶりばかりのようです。
最悪は《末裔》と云う字で…馬鹿ップルはパニックです。
▽「ねえねえ…あれ何て読むの?」
△「まつしょう?かな…」
▽「どう云う意味?」
△「兄弟の末っ子と云う感じかな?」
果たして彼らは…ちゃんとストーリーを把握出来たのでしょうか?
ああ云う方々の為に…日本語版があるのかな?
でも日本語版でも…意味は教えないものなぁ。
あの末裔が末っ子だとすると…あの話はどうなるの?
チャッター・ギャングもトトカルチョを行っています。
サッカーと云えばTOTO…劇団のサッカー好きのメンバーで慣行しています。
このチャッター・トトカルチョのルールは「4連単」です。
つまり1位から4位までを…全てピタリと当てなければなりません。
そして予想した4チームが一つでも外れた時点で…予想を変えての参加です。
その時に当然罰が与えられ…ベスト4が揃った時点で締め切りです。
このルールは1回投票の人もいれば…9回投票する人もいるのです。
あ~…お金は賭けては…いませんから…まあ…なんて言うのかなぁ。
そう!芝居の本番に向かっての緊張感を和らげる…一服の清涼剤ですかね。
僕の1回目の予想です。
①スペイン
②ドイツ
③ポルトガル
④イタリア
さあ!どどどっちかな?
自分の傍らに…が無いのです。
の事を考えると…もう落ち着きません。
あの子は…無事でしょうか?
僕は「携帯依存症」みたいです。
やはり日本は…王者ブラジルには勝てませんでした。
日本の先制点が…強者を本気にさせてしまったようです。
初戦のオーストラリア戦のミスが…大きく響きました。
あの試合は…『ドーハの悲劇』のような歴史的一幕です。
僕は『カイザースラウテルンの6分』と称して…後世に伝えます。
闘いは…最後の最後まで油断してはいけない!
今日は芝居の為に髪を切り…頭部にマッサージを受けました。
出村隊員が『べんてん』に行ってみたいと云うので…また食べに行きました。
そんな血行が良くなった…僕の稽古です。
眠くて眠くて…仕方ありませんでした。
ヤル気満点なのに…稽古は手抜きの様相です。
膝の治療の為にと…コラーゲンを頂きました。
頭が良くなる様にと…ブドウ糖を頂きました。
その思いを胸に…変にパワーだけはついています!
本番まで…あと2週間です!
芝居の本番前の一ヶ月は…らーめん三昧の日々です。
稽古のパワー保持には…らーめんが一番良いです。
と云うより意味無く…らーめんが好きな僕です。
『 梅もと 』 鬼子母神
ここのお店の胡麻ダレのつけ麺は…色々なボリュームが楽しめます。
僕は胡麻ダレが得意ではないので…この店は支那そばを良く頂きます。
しかし久々に自分の麺の摂取量を測ってみるので…つけ麺に挑戦です。
この店のつけ麺メニューです…残したら700円の罰金(追加料金)です。
小盛 1玉
中盛 1・5玉
大盛 2玉
地球盛 3玉
銀河盛 4玉
宇宙盛 5玉
ビックバーン盛 7玉
ブラックホール盛 10玉
流星盛 20玉
店中から…「追加料金で~す!」
どの盛を頼むか悩んでいる僕の耳に…飛び込んできた声です。
大量の麺を前に…苦しんでる若者がいます。
若くはない僕は…考えていた盛のランクを下げました。
しかし…それでも苦しみながらの完食です。
あの若者が居なければ…僕は追加料金の罰を与えられていました。
『あ~くるしい…』…僕は何盛を食べたでしょうか?
『 べんてん 』 高田馬場
僕のらーめん・ベスト10に…必ずランクする店です。
一時期は…日本一行列時間が長かった店です。
だから美味しいけど…並ぶのに苦労した店です。
以前は…麺やスープが無くなると店を閉めていました。
ですから…皆必死に並んだものでした。
そのお店が…21時まで営業と聞き行ってみます。
15時ですが…やはり5人待ちです。
相変わらず麺の量は…ボリューム満天です。
スープの濃さも…僕にピッタリです。
煙草を休んでも…全く変わらない美味しさです。
営業時間が延びても…全く変わらない美味しさです。
いつもの店長さんが居なくても…全く変わらない美味しさです。
これからまた…通っちゃいそうです。
あの2時間待ちは…もうないのですものね。
やはり…この店は美味しいです!
本番まで…あと半月です。
そんな今日…やっと全員揃っての通し稽古です。
未だに台詞がボロボロの僕を中心に…強引に芝居を通します。
いつも無意味に直ぐに…お腹が空いてしまう僕です。
大事な時に体力が無くなり…お腹が空いてしまう僕です。
今回の稽古は話の途中で急に…お腹が空いてしまう僕です。
動きは…「グルグル」「ゴロゴロ」「きゅうきゅう」の腹音だらけです。
台詞は…「あの~」「え~と」「それは~」と考え中です。
芝居は…「滑稽」「ギャグ」「笑い」の満載です。
しかし密室の稽古場で…汗をかき過ぎてしまいました。
食事ではなく…ビールを飲み続けた僕でした。
そうです!お腹は…ビール腹です。
今朝のテーマは…ワールドカップのようです。
回答者は…どなたか解りませんでした。
一人の子の質問は…先日の豪州戦についてです。
「どうして日本は…オーストラリアより弱いんですか?」
回答者は純真な質問を…一言で片付けます。
「日本が弱いんじゃなくて…相手が強いんですよ。」
僕の質問は…今日の日本戦についてです。
「どうして日本は…クロアチアに勝てないんですか?」
誰か僕の純真な質問に…納得いく答えを下さい。
この地は土・日は…混雑・長蛇の列の店が多いです。
特にカップルが…ベタベタして並んでいます。
今日も稽古前に…ちょっとらーめんです。
御手頃な『やすべえ』で…麺をつけっちゃう僕です。
しかし土曜日なのを忘れて…サンシャイン通りに来てしまいました。
案の定10組のカップルが…列を作っています。
20人待ちと云う事は…約30分待ちの計算になります。
しかも食券を買ってしまった僕は…仕方なく待つ事にします。
店内もカップルがベチャクチャ話しながら…らーめんしてます。
待っているカップルも…らーめんは二の次で並んでいます。
寂しく単独で来ているのは…僅かな人数です。
でもカップルの二席待ちで…混雑時は独りの方は優先に座れます。
つまり僕は待つ事無く席に着き…らーめんを一早く口に出来たのです。
だって話しているお客さんで回転が悪いので…らーめんも作ってあったのです。
『あのねぇ…らーめん屋にカップルで来て何しようというの?…初めてラーメン屋さんに来た様な顔してんじゃないよ!…「もう食べられない」って云うなら最初から少な目って云えよ!…普段は食べてるのに彼の前だから芝居か?…白い服着て汁が飛び散ってるよ!…白は膨張色だよ!あんたには似合わないよ!…安い金でデート代浮かせてるんじゃないよ!…らーめんは時間が経つと伸びるんだよ!…話すなら喫茶店に行けよ!…ベタベタして食べて何が楽しいんだ?…イチャイチャするならホテルでも行ってろ!ラーメン屋はデートスポットじゃないんだよ!田舎モンが!』
今日はあまりにウザかったので…少し愚痴りました。
本番近くの稽古前は…絶対らーめんです。
今日は稽古場地元の…『 大勝軒 』南口店です。
見知らぬオジサンと入店で…隣同士に座らされます。
僕もオジサンも同じ中華そばを注文…同時のオーダーです。
僕の隣に座ったオジサンは…何故か僕を意識しています。
僕とオジサンの中華そばは…同じタイムで到着です。
オジサンは僕が箸を取ると…慌てて箸を取ります。
オジサンは僕がスープを飲むと…慌ててスープを飲みます。
オジサンは僕が麺を頬張ると…慌てて麺を頬張ります。
オジサンは…僕の一挙手一頭足まで意識しています。
こうなると…僕とオジサンは暗黙の闘いです。
2人きり…早喰いチャンピオンのスタートです!
僕は…スープで麺を流し込みます。
オジサンは…水で麺を流し込んでいます。
緊急のTVチャンピオンは…約5分で終了しました。
オジサンより10秒早く食べ終えて…店を出た僕です。
『勝った~!』
もうちょっと…ゆっくり食べたかったなぁ~。