あちこちで メタボメタボと 耳にして

歳と共に…体重が落ちにくくなります。
20代の頃は…5キロ位の増減は簡単でした。
しかし今は簡単に増えますが…簡単に減りません。

食事制限や運動に…頑張ります。
その為に目標に向け…走っている僕です。
でも来月のマラソン大会は…仕事で見送りです。

メタボリック…と云う言葉が蔓延してます。
これは肥っている…と云う言葉の置き換えです。
はっきりデブと…云わない為の便利な言葉なのです。

最近メタボと…良く云われます。
つまり肥っている…と云う意味です。
はっきりデブっている…と云う言葉です。

メタボと闘っている…僕達です。
ゾンビのように…メタボは増えます。
メタボになると…戻るのは難しいです。

欲望のまま…食べてはダメです。
欲望のまま…休んでいてはダメです。
欲望のまま…自分を甘やかしてはダメです。

メタボ撲滅に…邁進していく僕です。

一本の 襷の思いは 重いだろう

箱根駅伝ファンの…僕です。
毎年毎回…テレビ観戦の僕です。
そこで箱根駅伝…コースを走った僕です。

国道1号を…走ります。
東海道と云われる…道です。
東海道を…初めて入る僕です。

正月TVで観た…道が現れます。
正月TVで観た…坂が現れます。
正月TVで観た…川が現れます。

その度に…感動します。
その度に…「ここだ」と叫びます。
その度に…TVの場面を思い出します。

しかし道幅は…メチャ狭いです。
そして一区間の距離は…長いです。
またアップダウンが…激しい区ばかりです。

駅伝の選手に…脱帽です。
駅伝の区間に…驚きの連続です。
駅伝の奥深さに…益々好きになる僕です。

ちなみに僕は…車で走ってみました。

目覚ましは 隠れていては 起きません

朝…遠くで目覚まし時計が鳴ります。
薄い音が…遙か彼方から聞こえます。
まるで夢の中で…出来事のようです。

ボーっと…時計を聞きます。
ゆっくりと…頭を覚まします。
急いで…目を覚ましていきます。

ベッドから…枕が落ちてます。
枕は…目覚まし時計の上に落ちます。
目覚まし時計は…全く姿が見えません。

枕の下で…ジリジリ鳴ってます。
枕にこもって…シリシリ鳴ってます。
こもり過ぎて小さく…チリチリ鳴いてます。

スムーズが…です。
スムーズが…繰り返します。
これが…ラストスムーズです。

今…気づきます。
遅刻寸前の…時間です。
ギリギリ…仕事に間に合いました。

目覚まし時計は…枕の下に入れぬようにね。

この臭い 未練たらしく 離れない

芝居後…飲み会に出ます。
チョイ旨の…中華屋さんです。
この劇場の時は…このお店です。

仕切りがない…お店です。
禁煙ではない…お店です。
愛煙家が多い…お店です。

毎回タバコの煙を浴びる…僕です。
それでも美味しいので…寄っています。
楽しい芝居の話で…ずっと居続けています。

今日は…先約客の集団さんがいます。
その集団さんは…全員が愛煙家のようです。
店に入ると…昔のカジノのように一面真っ白です。

この時点で…何かを覚悟します。
時既に遅し…そんな感じがします。
そうなると仲間達が…愛煙しても平気です。

しかし家に帰って…驚きです。
服に染み付いた臭いは…離れません。
我が家が一気に…中華屋さんと同じ臭いです。

慌てて…服を洗濯します。
急いで…身体を洗います。
そして…飲み直す僕です。

あの臭いって…衝撃的な執着力です。

あの夫婦 意外と若くて ショックです

衝撃の事実を…僕は知ってしまいます。
一番の長寿アニメは…《サザエさん》です。
そのご夫婦である…磯野さんの年齢に吃驚です。

磯野波平氏は…御年５４歳です。
奥様のふね氏は…御年５２歳です。
これを知って…鏡をジッと見つめる僕です。

長女のサザエ氏は…２４歳です。
長男のカツオ氏は…１１歳です。
末っ子のワカメ氏は…９歳です。

末の娘さんは…波平氏４５歳・ふね氏４３歳の時の子です。
最初のお子さんと…次のお子さんまで13年の間があります。
13年間に何かあり…４３歳になって急に2人の子を授かります。

まだまだ若い…日本です。
この元気な一家は…人気です。
長寿国・日本…人生はこれからです。

定年を迎えた時…末の子は高校入学です。
末の子と３歳のお孫さんとは…６歳違いです。
それでも頑張る…お父さんは立派の一言です。

でも波平氏の歳を知り…少しショックな僕なのです。
そしてふね氏の歳を知り…もっとショックな僕なのです。
ふね氏は４８歳と云う噂もありますが…ショックな僕なのです。

人は見た目…若くありたいですな。

お金より キャッシュカードを 大切に

銀行のATMが…長蛇の列です。
5分ほど並んで…順番を待ちます。
皆さんも今か今かと…ピリピリしてます。

僕の番が来て…お金を下ろします。
振り込んだり…小分けにしたりします。
並んでいる方々に悪いので…手早くします。

全てが終わり…銀行を後にします。
薬局で買い物をして…ハッとします。
今使った…キャッシュカードがありません。

財布にも…ありません。
カード入れにも…ありません。
カバンの中にも…ありませんです。

誰かに…僕の全財産が取られます。
破産する前に…慌てて銀行に戻ります。
まずATMを見ても…カードはありませんです。

銀行の案内係の方に…事情を話します。
しかし届けられたカードはないとの事…ヤバいです。
そこで奴がカードを使用出来ないように…お願いします。

ATMにカードを置き忘れたと…思った僕です。
そして誰かにカードを盗まれたと…思った僕です。
それから奴に全財産を引き出されたと…思った僕です。

使用停止の為に…口座番号を調べます。
そこで通帳を…カバンから取りだします。
すると通帳から…ポトリと或る物が落ちます。

『あつ！』と…叫ぶ僕です。
「あつ！」と…叫ぶ銀行員の方です。
「あつ！」と…叫ぶ周りの方々です。

床に落ちる…キャッシュカードです。
通帳に挟まっていた…キャッシュカードです。
奴に持っていかれなかった…キャッシュカードです。

『ありました！』と…僕です。
「良かったです」と…銀行の方です。
「良かったですね」を連呼する…案内の方です。

ドジな僕は…連呼されるたびに…照れまくります。

キャッシュカードって…大事ですね。

僕たちは やっぱり今日も 走ります

目標がないと…怠けてしまいます。
ゴールがないと…直ぐに休んでしまいます。
その日に向かっていかないと…ダラケテしまいます。

走る為に…マラソン大会にでます。
100大会参加が…一応の目標です。
仕事がなければ…次回は12月5日です。

その為に…今日も走ります。
一昨日も走った…コースです。
そして一昨日と…同じ時間です。

チョコっと走っている…僕でした。
すると前から…またCさんが走ってきます。
お互いに笑顔で…ハイタッチをしてすれ違います。

Cさんは…毎日走ってます。
Cさんは…大会には出ません。
Cさんは…体力維持で走ってます。

でも僕は…目的がないと何も出来ません。

Cさんに…感服です。

我が人生 生涯青春 貫きます

同世代の仲間が…去ります。
同じ歳のメンバーが…倒れます。
同級生の奴が…こもってしまいます。

無気力な…若者がいます。
守りに入ってる…若者がいます。
若者なのに若者でない…若者がいます。

大砲撃った阿呆に…負けられません。
戦争をしたがるお馬鹿に…負けられません。
自分の事しか考えない間抜けな奴に…負けられません。

僕は今…青春真っ只中です。

そんな事を思った…日でした。

僕たちは 休むことなく 走ります

マラソン大会に…エントリーを始めます。
来月上旬にも…予定している僕なのです。
仕事が入らなければ…参加が決まってます。

そこでチョコチョコと…走っている僕です。
皇居や自宅周りを…チョコっと走っいてます。
今日は稽古場近辺を…チョコッと流してみます。

チョコチョコ走って…汗を流してるいる僕です。
すると前方より…颯爽と走って来る人物がいます。
ハイスピードで僕とすれ違っていきますが…彼だと解ります。

『Cーさん！』と…彼の背中に声を掛けます。
すると彼はゆっくり振り向き…僕を発見します。
意外な出会いに…二人して握手して近況を話します。

Cーさんは…僕と同じ歳です。
Cーさんは…僕と同じ事務所でした。
Cーさんは…僕と舞台を一緒にしました。

そんなCーさんは…毎日走ってます。
そんなCーさんは…毎日10キロ走ってます。
そんなCーさんは…毎日30年前から走ってます。

僕たちは…走らないとダメなのです。
僕たちは…息を切らしてはダメなのです。
僕たちは…体力がなくなったとは言えないのです。

偶然同じジョギングコースの…二人だったのです。
同年代が頑張っている事を…共に称える二人です。
またジョギングで会う事を誓い…分かれた二人です。

でも完全装備の彼と…チョッとダサイ格好の僕でした。

ホッとして 知らないうちに 眠ってた

ハードな…スケジュールの日です。
５ヶ所を…移動しなければいけません。
1分1秒の遅刻も許さない…危険な一日です。

まず朝8時に…ギリギリ到着します。
時間が掛かりますが…なんと終えます。
そして慌てて飛び出し…次に移動します。

この間に…やっと朝食を取ります。
少し余裕で…スタジオに入った僕です。
収録はいつもより…時間を掛け終わります。

そこで移動に…走ります。
普段の走り込みが…役立ちます。
息も切れずに…現場に到着します。

ナイスな…タイミングです。
しかし到着し…昼食を取ります。
腹が減っては…戦は出来ないです。

全てをジックリ済ませ…次に移動です。
次は余裕で着きますが…チョイ待ちの状態です。
しかし口寂しいので…ロビーにある菓子を摘みます。

時間通り終え…ラストの場所へ移動です。
到着すると夕食の弁当が出て…待たされます。
折角なので御馳走に…それをシッカリ頂きます。

そして満腹で…待たされます。
全て遅刻せず…間に合った一日です。
その事にホッとし始め…目がトロンとします。

安心からか…眠ってしまいます。
移動からか…眠ってしまいます。
満腹からか…眠ってしまいます。

しかしハラハラ…ドキドキの一日でした。

メイクアップ たくさん塗って 勝負する

顔出しの…オーディションです。
某大企業のＣＭの…オーディションです。
ひとり一人カメラテストの…オーディションです。

撮影スタジオに…何人か入ります。
撮影カメラが…数台スタンバってます。
撮影ライトも…光々と照らされています。

その中に…浮いている人がいます。
一人だけ…顔が真っ白な方がいます。
顔に何かを…塗りたくっている男性がいます。

その白さは…異常なくらい白いです。
その白さは…首の途中から白いです。
その白さは…手足にない位白いです。

彼がカメラ前に…立ちます。
彼がライト下に…立ちます。
彼がマイク前に…立ちます。

顔だけが…真っ白に光ってます。
目の周りも…太い線が入ってます。
眉毛もハッキリと…眉毛を強調しています。

彼の努力に…脱帽します。
無防備の僕は…少し反省します。
メイクアップ技術も…磨かないとダメです。

何もしない…僕でしょうか。
真っ白にした…彼でしょうか。
また全く違う…第三者でしょうか。

この結果…楽しみです。

美味いもの それは名前で 決まります

生ラーメンが…市販されてます。
有名らーめん店が…多くあります。
即席ラーメンより…お値段は張ります。

某有名らーめん店の…つけ麺を食します。
某有名らーめん店の…味噌ラーメンを食します。
一日2食の生ラーメンを…食し満足する僕なのです。

やはり生ラーメンは…美味いです。
やはり有名店のラーメンは…美味しいです。
やはり有名店は有名店だから…美味しいです。

以前ラジオ出演で…ラーメン通の僕は聞かれました。
「美味しいラーメン店の…見つけ方・見極め方はなんですか」
『それは行列が出来ている店です…美味しいから並ぶんです』と僕です。

最近…信州と新潟で地酒を購入します。
有名な地酒も購入しましたが…他も買います。
耳にした事がない地酒も…店の方に勧められて買います。

最近…信州と新潟の地酒を飲みます。
有名な地酒も飲みましたが…他も飲みます。
耳にした事がない地酒は…残念ですが美味しくないです。

「美味しい地酒の…見つけ方・見極め方はなんですか」
『それは有名な酒です…美味しいから有名なんです』

この映画 ３Ｄじゃなくても 良かったな

映画《ＳＡＷ》に…ハマッテしまいます。
ホラーやスリラーが…駄目な僕なのです。
でもストーリー展開の意外性は…唸らさせれます。

たまたま《ＳＡＷ１》を…観ます。
ラストのどんでん返しに…唖然です。
そして《ＳＡＷ２》に…手を出してしまいます。

《ＳＡＷ》ファイナルが…上映されます。
それに間に合わせる為に…シリーズを借ります。
夜観ると怖いので…朝早く起きてコツコツ観ていきます。

そして遂に《ＳＡＷ６》を…観終わります。
やはりストーリー展開に…大感動の僕です。
怖いシーン時に…目を伏せるのも上手くなります。

今日…ついにファイナルします。
映画館で始めて観る…《ＳＡＷ》です。
ドキドキしながら…映画館に向かいます。

受付で…『《ＳＡＷ》を』と僕は言います。
すると「３Ｄメガネは…お持ちですか」と聞かれます。
僕は３Ｄメガネを持参するものだと…そこで知らされます。

映画館は…若い人だらけです。
３Ｄメガネを掛け…スタンバる僕です。
ジェットコースターが始まる…そんな感じです。

血が…目の前まで飛び散ります。
肉片が…目の前まで飛び散ります。
爆発物が…目の前まで飛び散ります。

でも目を閉じる僕には…３Ｄ効果はないです。
そんな無理して…３Ｄになくても良い映画となります。
でもストーリーの意外性は…やはり大大大満足な僕です。

しかし謎が…数箇所残ります。
これは本当に…ファイナルでしょうか。
７つのシリーズは…最初から考えられたのか。

そんな事を考え…３Ｄメガネを貰って帰ります。

食欲の 秋に終止符 大食らい

昔は…有名店でした。
TVにも…良く出ていました。
マスコミにも…特出していました。

四谷にある…らーめん屋です。
ワンタンメンが…一番人気です。
《こうや》と云う…超有名な店です。

一昔前は…通った店です。
今日久しぶりに…行きます。
人混みが…薄くなったようです。

並々の…スープは美味です。
ワンタンも…大きく歯応えありです。
麺は…細麺でこちらは歯応えがないです。

相変わらず…大盛の量です。
食欲の秋で…気を許ています。
これで大食を…少し休止します。

少し味は変わった感じですが…ワンタンは懐かしい味です。

おばさんは 小さな事でも 気に掛かる

昼日中…街を歩いています。
少し先に…おばさんが立ってます。
訝しげに…こちらをジッと見ています。

その視線を受け…僕は歩きます。
おばさんの前を…通り過ぎていきます。
まだ怪しげに…こちらをジッと見ています。

おばさんを通り越し…歩く僕です。
すると後ろから…駆けてくる足音がします。
振り返ると…おばさんがこちらに走って来ます。

そして僕の前で…停まります。
おばさんは…少し怖い顔をしてます。
目線を落として…おばさんは僕に言います。

「お宅…靴紐ほどけてますよ」
これだけ言って…おばさんは去ります。
僕は注意された靴紐を…慌てて結びます。

それだけの話ですが…僕には異常な話なのです。