お芝居は 電源オフには 出来ません

若者の…発表会に行きます。
30分ずつの…６つのオムニバスです。
若者が独自で考えた…パフォーマンスです。

構成に…苦労しています。
芝居に…苦労しています。
笑いに…苦労しています。

かなり…苦しい場面があります。
ちょっと…目を伏せたくなる芝居があります。
とてもじゃなく…見ていられないギャグやフリがあります。

ＴＶのチャンネルを…よく切り替える僕です。
しかし芝居の場合は…切り替える事が出来ないのです。
つらいシーンにもジッと耐えなければならない…生の芝居なのです。

これは…苦痛です。
これは…悲鳴です。
これは…悶絶です。

きちんとしなければならない事を…改めて教わった僕です。

この病院 なんか雰囲気 怖いです

四十肩は…あります。
五十肩も…あります。
○十肘って…ありますか。

数ヶ月前から…肘が痛いのです。
骨折や打撲ではなく…痛いのです。
物を持ったり握ったりすると…痛いのです。

昨夜は…お酒のグラスが持てません。
今日も…箸を持っても何か違和感です。
こうなると病院に行った方が…良い感じです。

街中で…接骨院を探します。
すると古いビルに…病院表示です。
どうやら5階に…その接骨院はあります。

古いエレベーターに…乗ります。
ガタゴトと動いて…上に行きます。
ゆっくり扉が開くと…接骨院はあります。

古ぼけた看板は…曲がってます。
玄関は開いていますが…暗いです。
受付には誰もいない …静かな様子です。

お香が炊かれてますが…腐った線香の臭いです。
待合室には誰もいないが…何かの雰囲気があります。
病院には見えないが…どこか開業はしているようです。

僕は肘の痛みを忘れ…後退りしながら立ち去りました。

もしかして もしかしたら もしかする

少し…生暖かいです。
暖かい風が…吹きます。
でも…まだ春ではないです。

鼻水が…出ました。
くしゃみを…しました。
目が…痒くなったのです。

まだアレ…始まってないですよね。
『いやだ～！』

危ないと 僕は何度も 言いました

携帯を見ながら…歩く人がいます。
携帯メールをしながら…歩く人がいます。
携帯でゲームをしながら…歩く人がいます。

僕の前を…携帯を見ながら歩く人がいます。
少し早足ではありますが…ふらふらしてて邪馬です。
彼女を抜かしたいのですが…なかなかタイミングが掴めません。

彼女の背後から…『危ないな』と呟く僕です。
抜かそうとして蛇行され…『危ないよ』と忠告します。
そして抜く瞬間に彼女とブツカリ…『危ないです』と云います。

それでも彼女は…携帯を見ています。
迷惑だった僕は…少しムッとして行き過ぎます。
すると僕の背後で…「キー！」と車のブレーキ音が聞こえます。

ゆっくりと…ふり返る僕です。
そこには…車の下になってる人がいます。
その人の手には…携帯電話が握られていました。

勿論…僕は引返えしました。
彼女は…無事でした。
車も…大丈夫です。

だから僕は…『危ないです』って云ったのです。

爺さんに 追いつけ追い越せ 腹十分

焼き魚が…無性に食べたくなります。
ウロウロと街中を…彷徨い歩く僕です。
しかし焼き魚限定だと…見つかりません。

《Ｙ軒》と云う…定食屋さんです。
某チェーン店で…良く目にします。
始めて…その店に入ってみます。

さばの塩焼定食を…注文します。
ボーっと待っていると…お客さんが中座します。
どうやら自分で…御飯の御代わりが出来るようです。

隣の御爺さんも…お代わりをします。
そして盛ってくる御飯の量は…山盛りです。
どう見ても70歳は越している…小さな御爺さんです。

やはり定食屋さん…美味しい焼魚です。
満足している僕を尻目に…御爺さんはお代わりです。
そして盛ってくる御飯の量は…超山盛り満載・茶碗３杯分です。

さばの塩焼は…御飯が進む君です。
御爺さんがお代わりなら…僕もです。
ちょっと真似て…山盛りのお代わりです。

しかし2杯目は…シンドイです。
お腹が苦しく…残してしまいそうです。
しかし御爺さんは…また山盛りのお代わりです。

まさに脅威の…御爺さんです。
僕の目の前で…山盛り4杯の御飯です。
まだまだ日本は…長寿国万歳な様子です。

その後…何故か僕のズボンのベルトが切れました。

鍋2台 目の前置かれ ダウンする

相変わらず寒さ…ひとしおです。
でも今年の冬は…寒さ対策はＯＫです。
例のヒートテックを…バッチリ装着しています。

まだまだ続く…新年会です。
新しい年を…何回も祝う僕なのです。
果たしていつまで…新年会はあるのでしょうか。

10人位の…新年会です。
真ん中の席に…座ります。
今日の新年会は…鍋料理です。

鍋が2台…僕の前に置かれます。
僕を中心に…左右対称に鍋が置かれます。
同時に着火された鍋が…僕を囲むように置かれてます。

炎が…熱いです。
服が…厚いです。
体が…暑いです。

ヒートテックは…発熱させます。
ヒートテックは…熱を逃がしません。
ヒートテックは…身体がノボセてきます。

鍋とヒートテックは…仇のようです。
鍋とヒートテックは…相容れません。
鍋とヒートテックは…ミスマッチです。

この状況で…ぐったりの僕です。
お酒も進まないほど…身体がポッポします。
ですから急いで全員に鍋を分け…火を消した僕です。

やがて雑炊にすると…また点火された鍋でした。
（ヒートテックは鍋には合いませんの…気をつけて）

ゆっくりと 今年もやります 暴れます

今年も…一ヶ月が経とうとしてます。
虎も吼え始めて…少し疲れ気味のようです。
そして我がチャッターギャングも…ゆっくり始動します。

例年のように…濃い新年会をします。
我が隊は…来賓やゲストを呼びません。
気や金を使わせない…アットホームな飲み会です。

そこで来週の…新隊員の面接の打ち合わせです。
毎回の新しいメンバーの登用には…慎重な僕達であります。
送られてきた沢山の履歴書に…時間を掛けてジックリ目を通します。

今回の隊員見習募集は…次回公演に関係します。
我が隊は即入隊とはいかず…ひと公演の研修期間があります。
決まると２月から１０月本番までの…９ヶ月間の緻密なお見合期間です。

人を知るのには…短期間過ぎます。
その為には…厳選な選択が必要なのです。
1月31日には…新隊員候補が何人登場するか楽しみです。

応募締め切りは…もうすぐです。

同窓会 変わっていたのは 自分もです

「あれ？」と…不思議がる旧友です。
「あの～肥った？」と…疑問視する旧友です。
「顔がパンパンになった」と…直接発言の旧友です。

本日の同窓会の…第一声の会話です。
挨拶の前に…旧友達に取り囲まれる僕です。
そしてメチャ落ち込む…５年振りの同窓会の僕です。

これでも頑張って…痩せた僕です。
３月の芝居の為に…一生懸命走っている僕です。
もし先週だったら…どんな暴言が飛んで来たのでしょうか。

でも旧友たちも…変わっていました。
物凄い貫禄で…相撲さんのように座ってます。
そして管理職の方々は…上目線で話し掛けます。

そして旧友たちは…変わっています。
頭のテッペンが…この時期は寒そうです。
だから記念写真のフラッシュは…逆光になります。

僕達は…世間ではオジンに変化です。
現役中学生の女の子が…僕達に言います。
「加齢臭はまだしないんですね」…落ち込む僕達です。

これから僕は…痩せます。
これから僕は…長髪にします。
これから僕は…良い匂いを発散します。

人は変わりますが…良く変わりましょう。

同窓の 友はあれから どうなった

明日は…高校の同窓会です。
今日は…その前夜祭があります。
高校時代の友と酒を飲む…妙な感じです。

仲間の近況話で…盛り上がります。
みな歳を取った話に…盛り上がります。
これから人生の健康の話に…盛り上がります。

高校時代…21世紀を夢見ていた僕達です。
高校時代…21世紀のパイオニアを目指した僕達です。
そして今…21世紀でパワーいっぱいのオジサンの僕達です。

今宵は酒を酌み交わし…昔を懐かしみます。

人は皆 目標目指して 走ります

走ると…体重が減ります。
先日のマラソンで…体重が減ります。
なかなか落ちなかったのに…体重が減ります。

だが解かっていても…そうそう走りません。
まだ疲れてると言い訳して…そうそう走りません。
別に大会がある訳もないので…そうそう走りません。

そこで目的を見つけるので…PCで大会をチェックします。
来月か？3月か？半年先か？…PCで大会をチェックします。
関東か？関西か？北海道か？…PCで大会をチェックします。

ボーっと…コチョコチョPCを見てます。
エントリーと云うのを…押してしまいます。
すると「申し込み終了」と…通知メールが来ます。

3月28日…或るマラソン大会に参加決定の僕です。

髪型は 時が経っても 変わらない

僕は…行きつけの美容師さんがいました。
お店が移っても…追って通い続けていたのです。
しかし事情があり…お仕事をお辞めになってしまったのです。

それからは…美容室を彷徨う僕です。
でも始めての美容室は…居心地が悪いです。
そこでお手軽な…1000円カット族になった僕でした。

誰彼構わず…気軽な1000円カットです。
誰彼構わず…カットしちゃう1000円カットです。
誰彼構わず…アッと終わってしまう1000円カットです。

しかし何か違和感は…軽く覚えています。
でも周りの人々は…感じていたのかもしれません。
そして或る子に言われます「最近の髪型…サラリーマンですね」

そこで…新しい美容室を探します。
そして或る子が…美容師になってた事を思い出します。
数十年前に僕の芝居を観て…応援してくれた中学生の子です。

あれから数十年…その子の店を訪ねる僕です。
あれから数十年…解らなかったらとドキドキする僕です。
あれから数十年…僕にプレゼントをくれた子は一流の美容師さんでした。

店を切り盛りする…リーダーのようです。
髪型はお任せした僕に…直ぐにカットに掛かります。
そのカットする様は…将に超一流のプロの美容師さんです。

昔話に花が咲きながらの…カットです。
昔を知ってる方のカットで…照れ臭く仕上げを見ます。
するとそこには数十年前の…かなり若目の僕の再現されます。

彼女の…感性の賜物です。
昔の面影丸出しの…僕の図々しさです。
まだまだ若くいたい…ピーターパンの僕なのです。

この方にカットをお願いすれば…僕は永遠に若い髪形です。

すいません 個室は静かに してください

結構続いた…飲みの会です。
久々の…数件のはしご酒です。
話す事が多い…最近の僕なのです。

当然…酔います。
数時間…飲みます。
そして…眠くなります。

タクシーを…拾います。
乗り込み…ボワンとします。
すると運転手さんが…話し出します。

「民主党も自民党も…もうダメだ！」と怒ります。
「世界に平和なんて…絶対にきません！」とシラケテます。
「どうして道路工事が多いか…教えてあげます」と余計な話をします。

飲んで…気持ち良く帰る僕でした。
なんで…運転手さんの愚痴を聞くのでしょう。
そこで『運転手さん…少し静かにしてください』と云う僕です。

その後…車のスピードは60キロ以上でした。

筋肉痛 やはりピークは 二日目か

マラソンは…ジョギングとは違います。
周りの歓声や応援で…予想以上に飛ばします。
ですから完走時に…足は既にボロボロの状態になります。

今回の大会は…キロ表示が少ないです。
時々の表示で…自分のペースを確かめます。
しかし観客やスタッフの言葉に…かなり迷わされます。

「もうすぐ半分です！」が…まだ４キロです。
「あと残り2キロですよ！」が…残り３キロです。
「そのペースです！」が…全然遅かったりします。

僕なりのペースが…乱されます。
そしてゴール直後に…筋肉痛は始まります。
足はピクピクして…急いでストレッチをしました。

夜は…温泉に浸かります。
しかし歩くのも…嫌になってます。
歩いていても…妙なステップになってます。

翌日も…筋肉痛は続きます。
そして恐怖の2日目の…筋肉痛が訪れます。
もうピークの筋肉痛は…七転八倒の痛みと化しています。

師から…メールがきます。
『数日は筋肉痛を楽しんで下さい！
 筋肉痛があるうちは思い出も消えません！』

ですから次回の思い出(大会)を…検索する僕です。

この高さ 一つ違えば 崖っぷち

伊豆に滞在し…城ケ崎海岸に来ました。
海岸と云っても…遊泳海岸ではありません。
辺り一面が…まさに断崖絶壁の海岸なのです。

火サスの最後のシーンの…撮影現場です。
追い詰められたら…きっと汗だくになる崖っぷちです。
こんな場所で…犯人だと判明させられたら飛び込みます。

高所好感症の僕も…ビビリます。
下を覗き込むと…スーっと身体が浮きます。
なにか綺麗な水海に…飛び込みたくなってしまいます。

城ケ崎海岸…侮れない海岸です。

ありがとう ポニーテールは 先導者

《第44回伊東オレンジビーチマラソン》に…参加の僕です。
早朝の新幹線を飛ばし…伊東駅に降り立つ寝ぼけの僕です。
しかし周りの方々は…走る事のテンションで興奮気味のようです。

皆さん…百戦錬磨のランナーのようです。
高級なシューズに…ピッタリ感のウェアを着てます。
本来なら格好から入りたい僕は…引き気味に構えています。

そして開会式で…事件は発覚します。
姿を見せない師を…不思議に思う僕です。
そこで謎を究明しようと…メンバーに聞いてみます。

すると「師は参加しない」…とのコメントです。
あまりのビックリ『え～～～！！！』と…大声の僕です。
『＃＄％）（＆％＆＄＄％＃＄％Ｒ:』と取り乱す…出川哲郎の僕です。

《伊東オレンジビーチマラソン》…どうですかのメールでした。
確かに一緒に走ろうとか…自分も参加するのメールではありません。
しかし何か腑に落ちない気分でスタートラインに並ぶ…不安な僕だったのです。

前回の東京マラソンは…計画的に練習をします。
しかし昨年大忙しで…腰痛の僕は完全に練習不足です。
そしてタイム切りも65分以内と…僕的にかなり厳しい制限時間です。

そこで前半を飛ばして…後半を押さえる作戦を立てます。
しかしスタートして…その作戦が通用しない事の気付く練習不足の僕です。
兎に角…男子より遅いスタートの女子の方々にドンドン抜かれる初心者の僕です。

すると僕の前を走っていたオジサン・ランナーが…おならをします。
その空気を一杯吸ってしまう…呼吸がハアハアの僕だったのです。
少し咽返った僕は…後に付くのをオジサンにする事を辞めて走ります。

5キロを過ぎ…ヘロヘロの僕は俯き状態で走ってます。
そこにぴっちりタイツの女性ランナーが…僕の前に付きます。
この先導者なら付いていっても心地良さそうな…変態走行の僕です。

しかし女性ランナーは…アッと云う間に僕を置いていきます。
そして次に…ポニーテールの女性ランナーが僕の前に着きます。
何故かポニーテールに見とれてしまう…変に余裕の僕が走っています。

そのポニーテールの揺れは…僕の走りのリズムを取っています。
右に左へと揺れるポニーテールは…僕の足を右に左にと前に出します。
僕はポニーテールの子に指揮され…またテンポを戻し懸命に必死に走ります。

その子は…早いのです。
僕を置いて…先に行きます。
しかし…別のポニーテールが現れます。

そのポニーテールに…先導されます。
そして…また遠くに行ってしまう先導者です。
そんな繰り返しで…僕の前を数十人のポニーテールが過ぎます。

そして四苦八苦の末…ゴールした僕です。
何度も辞めようかとの…自分との闘いでした。
しかしゴールの瞬間…遣り遂げた最高の歓喜が訪れます。

師に勧められて始めたマラソンですが…まだフルは無理です。
そこで10キロランナーを邁進する事を決めた僕は…先導者の必要性も見つけます。
「日々の練習と持続が大事な事」を今回学び…次回からの「先導者作戦」を立てる僕です。

断っておきますが…僕は不純でなく純粋な気持ちで走っています。