お年頃 ちょっと体質 変わります

十数年前からの僕は花粉症で…目茶目茶苦労しました。
でも今年は…何故かその花粉症の症状がありません。
果たして僕の花粉症は…治ってしまったのでしょうか？

20歳からお酒を飲み始めた僕は…酔っても顔に出ません。
でも最近は…お酒を飲むと顔が赤くなってしまいます。
果たして僕はお酒に…弱くなってしまったのでしょうか？

小さい頃は…走る事やマラソンが大嫌いな僕でした。
でも急に…無性にジョギングがしたくなります。
果たして僕はマラソンで…オリンピックに出てしまうのでしょうか？

15年以上毎日の様に…らーめんを食べていた僕です。
でも今は…全くらーめんを食べる気持ちになりません。
果たして僕はらーめんが…もう嫌いなってしまったのでしょうか？

『このブログを…らーめんブログから変えて良かったです』

お約束 ライバル商品 いけません

Ｃ社のドリンクの…ＣＭナレーションです。
スタジオには…色々なドリンクが並んでます。
Ａ社やＳ社のドリンクなど…選び放題です。

するとスタッフの方が…「クライアントが来ます！」と叫びます。
その声を聞くと「Ｃ社以外の飲み物を隠せ！」と…誰かが叫びます。
やはりＣ社のＣＭ録りで…他社の製品を置くのは失礼かもしれません。

皆必死になって飲み物を集め…其々の鞄に隠します。
僕も飲みかけのドリンクを…そっと自分の鞄に隠します。
すると或るスタッフが「これもどうぞ」と…僕の鞄に隠します。

僕の鞄は…Ｓ社のドリンクで膨らみます。
もしＣ社の方が…僕の鞄を開けたら僕は即クビでしょう。
何故か僕は自分の鞄を足元に隠して…仕事をします。

そして知らないうちに…Ｃ社のドリンクがスタジオに並びます。
どうやら今日は…クライアントが来る予定がなかったようです。
しかし暗黙の皆の対応で…何事もなく仕事は無事に終わります。

気づくと僕はＳ社のペットボトルを5本…お土産に帰ります。

包丁で 人を刺すのは やめましょう

少しほろ酔い気分で…帰宅します。
少し飲み足りない…そんな気分です。
少し飲もうと…そこで肴を用意します。

冷奴の薬味で…生姜を擂ります。
冷奴の薬味で…カツブシを出します。
冷奴の薬味で…葱を刻みます。

しかし人差し指が…一瞬葱に見えます。
包丁をグッさっと…指に差し込みます。
『ぎゃ～！』と…叫ぶ僕です。

指から血が…ドバドバと溢れ出します。
慌てて止血をして…バンドエイドを貼ります。
でも痛みは…なかなか消え去りません。

そして奴を摘みに…焼酎を飲みます。
痛みの気を紛らわせる為に…ＴＶをつけます。
夜中のニュース番組が…映し出されます。

若者が…包丁で人を刺したニュースです。
そんなニュースが…３つも流れます。
今包丁で…自分に指を刺した僕は呟きます。

『包丁で刺すと痛いから…やめようよ！』

思い出は 記憶の中に 留めましょう

32年前に住んで居た街に…偶然行きます。
思い出と面影を胸に…駅に降り立ちます。
そこには…昔のモノは何ひとつありませんでした。

虚しさを覚え…街を後にする僕でした。

冬が去り 桜の道を 駆け抜ける

暖かな…お日和です。
また…ジョギングをします。
桜が…良い感じで咲いています。

だからコースを…桜の名所にします。
沢山のお花見の方々が…もう居ます。
その中を…壮快に駆け抜けます。

今日の僕は…花見ジョギングです。
全ての桜を見たくて…走ります。
そして花見の名所を…一回りします。

走り終えて…気付きます。
このコースは…5キロあります。
そして今日東京は…桜満開宣言しました！

知らないよ 工事現場で 怒られる

数十年ぶりの…久々のスタジオで仕事です。
シッカリと地図も用意して…スタジオに向かいます。
地下から上がると…そこにスタジオが入ってるビルがあります。

しかしビルは何故か…鉄板で周りが覆われています。
少し不安げな僕は…正面から入っていきます。
すると壊れかけた玄関の前に立ってる…男性に声を掛けれます。

「君！入っちゃ駄目だよ！」と…怒られます。
『あの～ここからは入れないんですか』と…オドオド聞く僕です。
ムッとして…「ああ！ここからは誰も入れないよ」と言われます。

僕は正面玄関は使えないと思い…裏口に回ります。
しかし裏口は人は全く居らず…完全に封鎖されています。
そこで僕は…ビル横の関係者出入口を発見して入ります。

すると女性の整備員の方に…「入ったらいけません」と止められます。
『あの～このビルのスタジオに行きたいのです』と…必死にお願いします。
「残念ですが…このビルにはもう何もないですから」と怒られてしまいます。

じっくり話を聞くと…このビルは解体工事をしているとのことです。
そしてビル内のモノは…全て転居してしまったとのことです。
つまり僕の目的のスタジオは移転し…もうここにはないのです。

人間…目標物が突然なくなると焦ります。
人間…目的がなくなると寂しくなります。
人間…急になくなると唖然として何も出来ません。

暫し呆然としてから…慌てて事務所に問い合わせます。
しかし「アークヒルズの方に行って下さい」と言われても…解りません。
突然の出来事で頭は完全に…方向音痴と化しています。

でも移転先をちゃんと聞き…慌てて駆けつけるアタフタの僕です。
10分遅刻の僕は…スタジオを発見出来て大喜びです。
そして何も知らないのに怒られたことに…やっと憤慨する僕なのです。

我が頭脳 時空を超えると パニックに

4月の公演で御一緒する…小野寺丈君の芝居を観ます。
彼の作・演出・演技の才能を…たっぷり堪能します。
でもストーリーが展開してるなか…頭を抱える僕がいます。

僕は時間と空間を越えると…話が解らなくなるのです。
これは昔から…アニメ等の仕事でも同じ事が云えました。
映画《バック・トゥ・ザ・フューチャー》を観ても…パニクる僕です。

ＡとＢが違う時間に存在するのに…何故会話や意志表示が出来るのか？
Ａが違う空間に移動したのに…元々そこに存在するＡには会わないのか？
Ａは秒ごとにそれぞれの空間存在するはずなのに…本当Ａはどこにいる？

そんな事にこだわって考えていると…話がドンドン進んでいきます。
すると本来の話が解らなくなっていく…知恵遅れの僕がいます。
でもお父様の豊富な才能を引き継いだ彼の舞台は…面白いです。

しかし時空を超える事だけは…除外視して観劇する僕なのです。
仕事の時は他人に教えて貰い…小説やＤＶＤは止めて考えます。
でも生の芝居は…僕の無知の為に止める訳にはいきません。

因みに小野寺丈君のお父様は…漫画家の石ノ森章太郎さんです。
ＤＮＡは確実に引き継がれ…彼の文才が羨ましい僕なのです。
因みに小野健一君のお爺様は…名新聞記者だったのです。

この症状 花粉じゃないなら なんなのさ

時々…クシャミが停まらないのです。
時々…鼻水が流れっぱなしなのです。
時々…目が無償に痒くて堪らないのです。

『わぁ～！遂に花粉にヤラレ始めた』と…思った僕です。
しかし…その時々は花粉症の方々と違う時なのです。
花粉症の方々がモガき苦しんでる時…僕は平気です。

昨年の2月～4月は…グズグズだった僕です。
でも花粉症の方々は…昨年は平気だったと言います。
考えてみれば…昨年は中国産の埃を浴びていた僕です。

一昨日…スーパーの通気口の下に居たら症状が始まりました。
昨日…ＢＳアンテナの修理をしたら症状が始まりました。
今日…ゴミを出しにゴミ置き場に行ったら症状が始まりました。

これは花粉ではなく…なんでしょうか？
埃やゴミが飛ぶと…症状が現れる？
『こりゃダスト依存症候群だ』って…そんな病名あったかな？

目標を 見失っても 走り続け

日曜の早朝マラソンに…挑戦します。
朝早く目覚め…レッツ・チャレンジです。
しかし昨夜のお酒が…少し残り気味です。

今日のコースは…路上に距離が表示してあります。
今日のマラソンは…日曜で平日より人数が多いです。
今日の僕は…目標距離までノンストップが課題です。

或る目標を決め…非常にゆっくり走り始めます。
しかし走っても走っても…目標地点に辿り付けません。
前回ワォーキングで…自分に距離感がないと把握しています。

やっと目の前に現れた距離は…僕の目標距離より１㌔長いです。
どうやら僕は…自分の目標地点を見落としたようです。
そこで渋々Ｕターンして…折り返す僕です。

そこから1㌔地点の路上に…僕の目標値が書かれていました。
そこは僕が往路時に…ワォーキングの集団と擦れ違った場所です。
その時僕は…その方々を優先させコースを外れたのです。

日曜マラソンの混み合ったコースだから起こった…珍現象かもです。
しかし往復で２㌔オーバーワークで…予定外のジョギングの僕です。
お陰で夜の8時には…オネムになってしまった僕なのです。

『でも劇団の新隊員歓迎会で…夜中まで飲みました！』

まつけんと コラボしちゃった 僕おのけん

我が演劇部隊チャッターギャングの音楽と云えば…山本正之先生です。
今人気のアニメ「ヤッターマン」の主題歌担当も…山本正之先生です。
山本正之先生と云えば…中日ドラゴンズの応援歌の作詞・作曲です。

そして今年の「燃えよドラゴンズ」を歌うのは…マツケンこと松平健さんです。
そのカップリング曲は…「マツケン燃えドラ盆おどり」と云う山本作品です。
この曲の合の手の男ポジションを…チャッターのメンバー4人でお手伝いします。

今日はそのレコーディングの為に…僕と出村・西村・田中隊員が集結します。
取材陣に囲まれる健さんを他所に…スタジオで緊張する僕達です。
そして四苦八苦しながらの録音する…音楽馬鹿の僕ら4人です。

冒頭の合の手は…僕達です。
1番と2番の間の合の手は…僕達です。
サビの合の手は…僕達です。

この振り付けはマジーこと…あの真島茂樹先生です。
今年の夏の盆踊りには…欠かす事のない音楽間違いなしです。
そして聞いた方々は…誰の合の手の声が聞えるでしょうか？

緊張し ダンスが済んだ 稽古です

20世紀は…ＳＭＡＰやKinki KidsやＶ６を踊った僕です。
20世紀は…ＩＺＡＭも慎吾ママもフィンガー5も踊った僕です。
20世紀は…ボディコンでミニスカでセーラー服で踊った僕です。

21世紀は本物の時代と思い…踊りを捨てた僕です。
21世紀は本物の時代と思い…歌を諦めた僕です。
21世紀は本物の時代と思い…芝居一本に絞った僕です。

しかし4月の芝居で…僕は踊らなくてはいけません。
台本上に…僕の役が踊るシーンが書き込まれています。
でも演技で良い感じで…上手くはなくても良いようです。

僕は歴代の振り付けの先生に…「変な動きをする奴」と思われています。
そうなると「変な動きをする奴」は…本番終了までマークされます。
それは全ての歴代の振り付けの先生が…振り付け初日に見抜くようです。

そして今日が…その「変な動きをする奴」を見抜かれる振り付け初日です。
8年振りに踊る僕は…朝からブルーで緊張しストレッチを続けています。
何としても新たに「変な動きをする奴」だと…思う先生の誕生を拒みます。

稽古場で…胃が痛い僕です。
振り付け中も…必死に覚える僕です。
先生に…バレナイようにする僕です。

振りは…今日はまだまだ簡単で終わります。
皆も楽しそうに…踊っていました。
しかし僕は…鏡に映った自分を見ました。

「変な動きをする奴」が…そこに居たのです！
果たして先生は…気付いたのでしょうか？
果たして出演者は…気付いたのでしょうか？

お客さんには気付かれぬよう…明日から修正する僕です。

このお味 私の口には 合いません

地下鉄Ｔ線のＴ駅…始めて訪れる街です。
仕事前のお昼時で…腹ごしらえをしようと散策します。
牛丼屋さんやハンバーグ店さんは…チェーン店しかありません。

そこで小さなラーメン屋さんを発見し…入店します。
カウンターのみの…椅子は１０席だけのお店です。
でもお昼時なのに…お客さんは一人も居ません。

しかしテーブルには…帰られたお客さんの器が並んでます。
そしてその器には…全て麺や汁が残してあります。
『何故？』そんな不安を胸に…お店の奥に進みます。

すると厨房に座り込み…残ったラーメンを試食してる店の方が居ます。
お二人は御主人と奥様のようで…中国語で何か話し合ってます。
「なんで残すのかな」とでも言ってるようで…不思議そうな二人です。

僕は『この店はヤバイ出て行くなら今だ』と思い…引き返そうとします。
しかし「いらっしゃい」と日本語で言われ…座ってしまう僕です。
そして僕は薄汚れたメニューから…一番無難な醤油ラーメンを頼みます。

さぁ無言で差し出されたラーメンは…見た目は普通の様です。
まずスープを恐々啜ると…なんと！味がありません。
そしてまさに隠し味と云うように…遅れて醤油の味がチョコッとします。

次に麺を箸で掴むと…ちぢれ麺ではないのに縮れています。
チャーシューは煮込み過ぎて…口に入れると溶ける感じです。
脂が汁の上部に浮かび…卵は独特の匂いがします。

そこに2人組のお客さんが…「煙草吸えるよね」と言って入って来ます。
僕はこのラーメンを食べながら…煙草の煙はＷ攻撃なので急いで食します。
そして彼らを見ると…実に平然とラーメンやチャーハンを食べてます。

すると3人組ののお客さんが…「煙草吸えるよね」と言って入って来ます。
そこで僕は『この店は…愛煙家専用のラーメン屋さんだ』と理解し店を出ます。
禁煙して3年半の僕のお味と…愛煙家の方々のお味は雲泥の差がありました。

ちなみに空腹だった僕は…完食しました。
そして…このお店の名前は解らないのです。
表にも暖簾にも店内にも…名前がなかったのです。

こうありたい 出世街道 まっしぐら

企業向けの…ＶＰ（ビデオパッケージ）の出演です。
数十年前から…数多くのＶＰにも出演している僕です。
出演数は…数え切れない程の本数があります。

２０歳代は…新入社員役が多かった僕です。
それから係長役も…ボチボチこなした僕です。
また数年前からは…課長役に就任した僕です。

そして今日は…遂に部長役に昇格です。
演技は…部下を怒鳴り散らす設定です。
なんと知らない内に…部下も出来たのです。

役柄は着実に…登り詰めていく僕です。
我が人生も…こうありたいものです。
『え～！誰だ…窓際って言った奴は？』

僕が「出演したＶＰを見たい」と…色々な方々に言われます・
しかし企業ＶＰはマル秘…一般の方に見られなくて安心です。
ＶＰって…今はＤＶＤになってっるので名称は違うのかな？

1㌔は 100㍍の 10倍です

ジョギングで…身体を絞り始めた僕です。
でも翌日も翌々日も…筋肉痛の僕です。
大事な筋肉ですから…少しお休みした僕です。

そして今日は…ウォーキングにチャレンジの僕です。
シッカリ足を蹴り上げ…太股を上げて歩きます。
川原の土手沿いの…ウォーキング・コースです。

このコースには…距離が提示されます。
さあ！スタート地点…０㌔から出発です。
まずは１㌔の通過ポイントを…目指す僕です。

僕は…我が家と最寄駅は１㌔と思い込んでいました。
でも実際は…１㌔もなく８００㍍くらいしかなったようです。
ですから今日の正式の１㌔は…かなり長い距離なのです。

歩けども歩けども…１㌔の表示が出ません。
そして２㌔は…遥か彼方です。
自分の距離感の無さに…愕然として歩き続けた僕です。

ちなみに…５㌔のウォーキングでした。

終わらない 悪夢はいつまで 続くのか

嫌な夢を…見続けます。
うなされて目を覚ましますが…続くのです。
それも2本立てが…繰り返し続きます。

全く知らない芝居の…本番前の僕のようです。
しかも台詞は…全然覚えていない僕のようです。
共演者は知った顔ですが…無視されてる僕です。

（目を覚まし…また寝ます）
撮影のロケ現場に…待機している僕のようです。
しかし何をして良いか…全く解らない僕のようです。
スタッフは知った顔ですが…無視されてる僕です。

（目を覚まし…また寝ます）
舞台の本番が始まったようで…台詞が出ない僕です。
アドリブで続けますが…中々言葉が出ない僕です。
慌てて袖に隠れると…「出てけ！」と演出家に怒鳴られる僕です。

（目を覚まし…また寝ます）
撮影が始まりますが…どうやら僕は衣装を忘れたようです。
慌てて衣装を取りに…家に帰る僕は走っています。
そしてマネージャーから連絡が入り…「もう終わった」と告げられる僕です。

こんな悪夢が…４・５回繰り返します。
何回も寝直しても…夢は続きます。
仕事と舞台の失敗の夢を…見続けた僕です。

『あ～夢診断では…きっとストレスと出るのかな』