下の写真は今から約40年前のスズメバチの巣です。私の実家にぶら下がっていました。しかし、只ぶら下がっていたわけではありません。
私の頭に毒針を射し込んだ憎き暴力団です。私とスズメバチは、私が巣の下を通っても、春や夏の間、極めて平和友好的な関係を維持してきたのですが、秋が深まっていつものように巣の下を通ったら、急に頭頂部に激痛が走りました。ブーンと羽音もありました。スズメバチが攻撃したのです。
あんなに平和共存してきたのに、私には珍しいくらいに「スズメバチいじめ」をしなかったのに、宣戦布告もなかったのに、にもかかわらず一方的な攻撃でした。スズメバチは秋になると性悪になり、少しでも巣に近づく者があれば敵とみなして攻撃します。そうだった、もう秋になっていたのです。迂闊(うかつ)でした。
確かに自然の摂理ですので、諦めるべきです。しかし、「スズメバチいじめ」していた頃の論理が頭に蘇(よみが)りました。最近、世界的に流行っている「報復措置」です。世界で行っている「報復措置」は、人の命を平気で奪います。私のそれは、スズメバチの命を奪いますので、まだ‥‥。ん?、でも似ています。恥ずかしい限りです。
さて、どうしてやろうか。火を着けたいが家までもが燃えてしまいます。ならば昔、鳴らした2B弾を発射をしたいのですが、もうそんな危険な物は売っていません。殺虫剤攻撃しようにも、当時は遠方への噴射する能力がありません。悔しくて、悔しくてどうしようもない気持ちでカメラを向けました。
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