今日(平成25年9月23日)、畑沢の稲刈りに行ってきました。畑沢でもまだ早い方でしたが、稲刈りが始まりました。台風18号以降は快晴が続き、稲の稔りも順調でした。品種によって刈り取りの適期が異なります。秋田小町は少し早いそうです。稲刈り風景も大分、変わりました。今はほとんどがコンバインで行っています。写真の機械は三条刈りだそうです。コンバインは実に早く刈り取りました。
機械は頑張っていますが、私は空や山を見物する余裕があります。青い空に畑沢の山の端がきりっと見えます。秋らしい風景です。田んぼの中では稲の香りがいっぱいです。昔ですと、稲を刈ってもそのあともたくさんの作業がありました。稲を乾かすために「はしぇぎ」の近くまで稲を背負って運びます。運んだ稲を「はしぇぎ」に架けます。乾いたら小屋に背負って運びます。小屋の天井まで積まれた稲を脱穀機で夜遅くまで脱穀します。脱穀が済むと籾摺りをして、俵に詰めました。沢山の作業行程でした。
今は刈り取られた稲は、コンバインの中で脱穀され、籾(もみ)となってトラックへ吐き出されます。トラックはそのままライスセンターへ籾を運んで、乾燥、籾摺り、袋詰めまで行われます。今と昔の作業は雲泥の差です。スビタレとしては、今の時代に生まれればよかったと思っています。
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