前回、「背炙り峠の紅葉はまだ」と題して投稿いたしました。それから約一週間後、背炙り峠へ向かいました。令和元年11月7日(木)の朝は晴れていて、かなり気温が低い朝でしたので、紅葉と雲海が素晴らしいものと期待しました。
背炙り峠へ村山市側から向かいました。行川(なめりが)を過ぎると少し高台になって、眺めがよくなります。停車して振り返ると、かろうじて靄っている中から西側の山並みが見えました。一番遠くの山が朝日山系です。上部が白くなっています。冠雪です。ニュースを調べると、11月5日に初冠雪ということでした。平年よりも14日、去年よりも4日遅いとのことでした。ところで、一番左の高い山が大朝日岳です。
さて、雲海を期待して中沢のビューポイントに達しました。残念、雲海はありません。そもそも、ここへ到着する時刻が遅すぎます。毎年これを繰り返しています。それでも下の写真はまあまあのところでしょうか。
振り返って、反対側も好きな景色です。中沢川の奥にあたります。写真の中ほどに白い煙が見えます。私はのんびりと立ち上る焚火の煙が大好きです。ゆったりとした世界へ入り込めます。
峠への道の両側は確かに紅葉はしています。しかし、紅葉の真っ盛りとは言えません。むしろ少し遅くなったかなと思えるくらいです。一週間前の場合は、まだ紅葉の盛りに早い気がしたのですが、今回もぱっとしません。それでも、その中で紅葉らしいものを探した結果がこの下の写真です。
色づきがいいのはイタヤカエデです。下の写真は大木を撮ったのですが、大木らしさをアピールできるものが近くにありませんので、径が40cmはあるのに、実にたわいのない小木に見えてしまいました。
道路の山側を落ち葉がU字溝暗渠の蓋を覆いつくしています。
峠を下って畑沢へ入ると、大平山(宝沢側)が見えます。山腹から上部は既に落葉しているようで色がありません。
畑沢での仕事を終えて、再び峠に登ってきましたが、今回も美しい夕焼けを見ることができませんでした。
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