裕福な子供たちが通う学園で、赤い手紙が流行ってる。
誰から届くかわからないその手紙はパーシモンレッド(柿色)で、
受け取った人は幸せになれるという。。。
学園のカリスマ的な校長、美少年の転校生、いじめにあう少女。。。
さまざまな人物が登場するのだが、これといって、面白い展開にはならない。
少年少女の、けだるい苦悩を感じたりはするのだが。。。
とらえどころの無い物語で、うーん。。。何か物足らない。。。
この物語をどう受け止めていいのか、戸惑う。。。
ただ、最後は、雲の隙間からひとすじの日差しが差し込むような、
そんなイメージで終わる。それがせめてもの救い?
連休用にと、借りた本、結局全部読めずに、返却することになりそう、
ちょっと欲張りすぎちゃったみたい。