映画「おくりびと」の試写会に行ってきました。
第32回モントリオール世際映画祭グランプリ受賞作であり、
そして、主役の本木雅弘の舞台挨拶があるということで、
いつになく、会場が込み合っていました。
6,700通の応募があったそうで、当たった私は幸運かも?
主人公・大悟は、オーケストラのチェロ奏者としての才能がないことを自覚し、妻とともに、故郷へ戻り、新しい職を捜していた。
そんな時、たまたま目に入った求人広告が、
"年齢問わず、高級保証、実質労働時間わずか。
旅のお手伝い。NKエージェント!!”
しかし、会社を訪れて聞いた業務内容は。。。「納棺師」。
そう、遺体を棺に納める仕事。。。
妻に反対されつつも、自分に合っている仕事だと思い始める大悟。
さまざまな家族の別れのシーンが描かれ、
そこで、静かに納棺の儀を行う大悟の姿が、とても美しく描かれている。
納棺の作法が、こんなに厳かで、美しいものだとは知らなかった。。。
私も、最後は、モックンにお任せしたいわ。。。なんて思ってしまいました。
ユーモアと感動がたっぷり詰まっていて、とってもいい映画でした。
ラストシーンでは、ハンカチをたっぷり濡らしてしまった私です。
年齢を問わず、楽しめる映画だと思うので、ぜひご覧ください。
試写会の後のモックンの舞台挨拶も、とっても面白くて、
彼が、あんなにおしゃべりで、楽しい人だとは知らなくて、
意外な一面を見れて、ちょっとファンになっちゃったかも。。。
私の満足度★★★★★