おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

外務省庁舎

2023年03月16日 23時26分15秒 | 建物
東京都千代田区霞が関の外務省庁舎です。各階に設けられた水平の庇と梁、垂直の柱で構成されるシンプルな構成の建物です。庁舎建築のひな型的な建物なのかなって思います。基本設計は設計競技で選ばれた小坂秀雄で、実施設計と監理は建設省営繕課(現:国土交通省)が担当しています。北庁舎(写真下)は昭和35年(1960)に建てられ、中央南庁舎(写真上)は昭和45年(1970)に建てられています。水平に伸びる庇は、日射の遮蔽及び防火には効果的なので現代の建物でも多く採用されるようになってきています。そういった意味からすると先進的なデザインだったのかもしれませんね~。



所在地:東京都千代田区霞が関2丁目2−1

国立国会図書館

2023年03月15日 23時45分46秒 | 建物
国立国会図書館は、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館です。ルーツは、大日本帝国憲法下の帝国議会各院に置かれていた貴族院図書館、衆議院図書館、および文部省に付属していた帝国図書館の3館にあたります。第二次世界大戦後、昭和22年(1947)に施行された日本国憲法により、国会を唯一の立法機関と定め、国会を構成する衆議院・参議院の両議院は「全国民を代表する選挙された議員」で組織されると定められました。そして、国会が民主的に運営され、国会議員が十分な立法活動を行うためには、国会議員のための調査機関として議会図書館の拡充が必要とされ、整備されたのが国立国会図書館になります。建築にあたって、建築設計競技が実施され、前川國男の案が採用となり、昭和36年(1961)年に第一期工事が完了、最終的に昭和43年(1968)に竣工しています。水平ラインが印象的な端正な建物です。後に、北側に新館が建築されています。設計は本館と同じく前川國男になります。



所在地:東京都千代田区永田町1丁目10−1

法曹会館

2023年03月14日 22時56分15秒 | 建物
財団法人法曹会は明治24年(1891)に法律研究の任意団体として設立された組織です。法曹会館は昭和12年(1937)に竣工した建物です。全面に薄いグレーのタイルが貼られ、中央に玄関が設けられその横の階段室を塔状に構成することでシンメトリーを少し崩すデザインがとられています。建物西側に赤れんがの法務省旧本館が建っています。法務省旧本館は明治の権威主義的な建物に対し、法曹会館は昭和らしいおとなしめのデザインとなっていますが、建物両端に尖塔屋根のある塔屋を建てることで、小さな建物にインパクトを与えているのではないかと思います。設計は三菱合資会社地所部です。


所在地:東京都千代田区霞が関1丁目1

法務省旧本館

2023年03月13日 23時57分33秒 | 建物
法務省旧本館(赤れんが棟)は、明治28年(1895)に司法省の庁舎として建てられたもので、建築面積は3350㎡、煉瓦造3階建て、スレート葺きの建物になります。設計は、ドイツ人建築家ヴィルヘルム・ベックマンとヘルマン・エンデ両氏で、実施設計と工事監理は河合浩蔵が行っています。
昭和20年(1945)戦災により煉瓦壁を残すだけの姿になりましたが、昭和23年から25年(1948~50)にかけて復旧工事を行っていますが、屋根材(雄勝石のスレートから瓦)等に変更が加えられています。平成6年(1994)の改修工事において創建当時の外観に戻されています。同年に国の重要文化財に指定されています。


所在地:東京都千代田区霞が関1丁目1-1


東京からの帰り道

2023年03月12日 21時08分00秒 | 日記・雑談
東京での会議は昨日で終わりだったのですが、もう1日東京に滞在して、世田谷区駒場の重要文化財に指定されている前田家住宅の洋館と和館を見学してきました。詳しくはまた後日になると思います。ついでに、東大のキャンバスも見学。4月から入学される学生さんと親御さんが結構おられました。さて、帰路についているのですが、現在は岡崎SAで休憩中。定番のスタバと何故か気になった味噌カツのタレを買ってしまった。






高輪ゲートウェイ駅

2023年03月11日 23時50分35秒 | 建物
高輪ゲートウェイ駅を通過するだけではなく降りてみました。立地的には品川駅からあまり離れてなくて、東京駅と有楽町駅のような距離感ですね。ここになぜ新駅なんだろうと疑問に思ってましたが、駅周辺の開発状況を目にして合点がいきました。当初の予定より駅利用客は想定よりかなり少ないようですが、数年後には景色が一変し、賑わてるのかな~って感じましたが、駅前開発が街のにぎわいにつなげるという従来のビジネスモデルが今後も成功していくのか興味深いなとは思いました。駅舎は、とにかく木質感と開放感を前面に押し出したデザインとなってて、設計は隈研吾、照明デザインは面出薫が担当しています。


東京で握り寿司

2023年03月10日 23時59分53秒 | グルメ
なんやかんや、東京に来ると、握りずしを食べることが多いような気がする。わりとリーズナブルな金額で美味しいお寿司を食べれるのがいいのかもしれないですね。今日はまあまあ酔ってるので、今日のブログはこのあたりで勘弁していただくとして。。。すいません


桜田濠と桜田門と高層ビル

2023年03月09日 22時19分46秒 | 街の風景
桜田濠と桜田門と高層ビル群がおさまった写真です。自分が学生時代だった頃、高層ビルは数本建ってましたが、ここまで高くもなくこんなに林立はしてなかったですが、今日改めて眺めてみると、ずいぶん変わったものだな~って思ってしまいました。


宝塚北SA

2023年03月08日 23時38分00秒 | 日記・雑談
久し振りの東京に向かう途中、宝塚北SAでちょっと休憩。昼間はめちゃ混みやけど、夜はやっぱ空いてるね。でも駐車場はほぼトラックで埋まってる。もう少し東に進んでゆっくりときゅうけいしようかな。






旧金毘羅大芝居「金丸座」内部

2023年03月07日 23時18分02秒 | 建物
先日、旧金毘羅大芝居「金丸座」のことを紹介しましたが、今日は内部写真です。2階席から舞台を眺めた姿です。歌舞伎公演の際には、多くのお客さんで満員状態ですが、桟敷にだれもいない姿は、なんか不思議な感じがします。


瀬戸大橋斜張橋

2023年03月06日 23時22分35秒 | 街の風景
通行料金が少々お高めの瀬戸大橋ですが、便利さを考えると通行してしまうのですが、夜より昼間に走る方が好きです。斜張橋の部分が一番好きで、かっこいいな~って毎回思います。欲を言えば、通行料安くなってほしいです。


瀬戸大橋斜張橋

旧金毘羅大芝居「金丸座」

2023年03月05日 22時27分45秒 | 建物
現存する中では日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居(通称:金丸座)」は、香川県琴平町の金刀比羅宮門前町にあります。建てられたのは天保6年(1835)になります。客席および木戸廻りは、木造一部2階建て、切妻造瓦葺の妻入りとなっています。正面と側面には下屋庇が設けられています。舞台および楽屋廻りは、客席北側に位置し、一部2階建て、入母屋造瓦葺となっています。舞台装置として、廻り舞台・せり・スッポン・かけすじなども当時の姿で残っています。ここ数年は、コロナの関係で開催されていませんが、毎年4月には「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が公演されています。建物としては、昭和45年(1970)に国の重要文化財に指定されています。





所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西乙1241

旧山手村役場

2023年03月04日 23時41分19秒 | 建物
初代山手村長の風早雲嶂の自宅として、旧山手村地頭片山に建てられた建物です。明治35年(1902)から昭和43年(1968)まで旧山手村役場として使用されていました。昭和47年(1972)に総社市上林に移築されています。建築面積が169㎡なので役場としてはかなりこじんまりとしたものだとは思いますが。建物は木造平屋建、入母屋造茅葺で、四周に本瓦葺の下屋を設けられています。向かって右側が土間、4間取りで田の字型の平面構成となっています。中央部の玄関には式台が設けられています。平成19年(2007)に登録有形文化財となっています。








所在地:岡山県総社市上林

猫ちぐら

2023年03月03日 23時20分09秒 | デザイン・グッズ
新潟県関川村の名産「猫ちぐら」。稲わらで編まれた猫の住処であり寝床です。村内の道の駅にある観光情報センターで、地元の作り手たちが村外不出の製法で猫ちぐらを編んでいる様子を見学することができるようです。見てみたいし、欲しいです。関川村は新潟県でも北の方で、山形県とも接しているあたりなんですね。まあまあ、遠い!行く機会あるだろうかな~


写真は「THINGS - NIIGATA LOCAL WEB MAGAZINE」からの拝借です


吉備路の一風景

2023年03月02日 23時16分53秒 | 街の風景
吉備路を散策してるときに出会った風景です。皇塚池の後方、松林の向こうに見えてる茅葺の建物は、左が旧山手村役場で、見えにくいですが右が旧松井家住宅です。どちらも登録有形文化財で移築されたものになります。池と樹木と茅葺建物の要素がそろえば、綺麗な風景になってしまいますよね。