2013年3月蘇我運転会報告

2013-03-05 21:38:12 | 投稿記事

NPOとしての責任を再確認しながら…
会員番号31-117
岸田弘




3月の蘇我運転会は3日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。当日は3月3日の「桃の節句」でしたが、10時30分頃から日差しが隠れ、肌寒い中での運転会となりました。

4月の地元立川市内での運転会に向けて、700系新幹線の中間車両と乗用車両を製作中の石川安夫さんが、アルミ構造材で組み上げた乗用車両を披露してくれました。2月の八王子運転会の報告でお伝えした中間車両の経験から、構造材を一段細い20㎜角とし、車体・ステップ・座面の3ブロックを組み上げ、台車を取り付ける方式になっています。車体長1800㎜の大型機ながら、軽量となっており、成田さんのC21に連結し試乗している石川さんの笑顔からして、製作者の意図は達成されたようです。

▼アルミ枠構造の乗用車両
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▼乗り心地にご満悦/石川安夫さん
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自由走行線では、前回先台車の固定枠が歪んでしまったC21を修正してきた大石さんが、安定した走りを見せていました。

▼先台車の修理を終えて/大石さん
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毎回次女の沙桜里ちゃんと一緒に参加している大島さん(C62)。この日は奥様と長女が加わり家族4人での参加です。沙桜里ちゃんがお姉さんに運転を教え、それを見守る大島さんの笑顔が印象的でした。

▼奥様を乗せて/大島さん
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昨年9月のデビュー以来、毎月圧力低下に苦戦していた近藤さん(クラウス)。投炭と給水のタイミングがうまくできた様子で、厳しい寒さの悪条件の中で6周連続の運転が出来、大満足。午後には乗客の安全監視役を務めていました。

▼木曾のDL/吉岡さん
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▼コツを掴んで/近藤さん
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蘇我運転会はNPO法人「蘇我ミニトレインクラブ」として運営しており、この日総会を開催し、今年度の事業報告と会計報告、来年度の事業計画・予算などを承認しました。総会の後、乗客の安全を中心とした「安全運転」についての検討会を実施。先月の運転会で「足の巻き込みと危険乗車を繰り返す子供への強制下車の事案」を受け、1ヶ月の間にクラブのフリーメール上で活発な意見交換が行われて来ましたが、この日は青木さんから各地の事故事例と対策報告等があり、全員で「大事に至らないための安全速度の遵守と安全規則の実践」が確認され、NPOとしての責任を再確認しました。

▼総会で事業計画等を承認
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▼安全への模索/パネル説明
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運客の現場では、武田さんが「乗車駅に掲示してある安全パネルの内容を手で示しながら、走行前に乗客や乗車待ちのお客さまに説明したり」、SL機の車掌役の吉岡さんがマイクで「『体を傾けると車体が転倒し怪我をします』と具体的な危険を示すことで理解を深める」などの、新たな試みが見られました。おかげでこの日はお客さまにキチンとルールを守っていただくことが出来ました。

▼コッペル大活躍/加納さん
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▼特急と並走
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▼SL大活躍/成田さん
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この日の乗客は700名。「春の兆しとひな祭りの人出」を予想していただけにちょっぴり残念。でも、日差しが途切れた寒さの中で、お客さまもメンバーも頑張りました。お疲れ様でした。

▼次年度への決意を確認して
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