梅雨の晴れ間に日焼けして
会員番号31-117
岸田弘
6月の蘇我運転会は2日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。例年より10日も早い梅雨入りで、前日までの天気予報は雨のち曇り。「関東支部の強運、『運転会は降らない』が、今回はダメか…」と覚悟していたのですが、外房は雨でも内房の蘇我は曇り。強運は今回も続きました。
5月に入って桜前線の北上が遅れたり、田植えが遅れた分「花の駅」の花も開花が遅れ、機関区後方の築山の花は今が見頃。きれいな花を見ながら、準備が進みます。
今回岸田は、武田理事長の「蘇我運転会紹介のビデオをつくりたい」との要請を受けて、ビデオ撮影に専念。先ずは、道路向かいの駐車場の上から、運転会場全景を狙います。京葉線を走る房総特急を入れたいと駐車場屋上に1時間20分も待機。まるで「撮り鉄」の気分。という訳で、ご覧のように狙い通りのレイアウト全景写真も撮れました。
梅雨入りと雨の天気予報で、お客さまの集まりが鈍い中、西本さんご夫妻の乗車係の合図で、武田さんのN700一番列車が出発です。
午前中の運客SL列車は守田さんのC21が牽引。ピーッという汽笛を鳴らして走る蒸気機関車も人気です。
昼ごろには、雲の切れ目から青空がのぞき、日差しも強まってきました。
午後のSL列車は、成田さんのC21が担当。石川進さん千脇さんが、客車の連結を手伝います。
台湾出張が続き、台湾の鉄道とミニ鉄道情報を伝えてくれている加納さんが、久しぶりに参加。柳町さんのブリタニアでライブの感触を確かめていました。
同じブリタニアで今年からメンバーとして参加している今野さんも、快調の走りを見せていました。30年以上前の機関車ですが、よく走る名機です。
先月、5吋電動車両「鉄太郎製のEB210」の組立中の車両を運転しながら、スピードとパワー不足に頭を傾げていた大島さん。今月は、動力源をOSのパワーユニットに交換し、ED機にした上で、お嬢様の沙桜里さんと一緒にゆとりのパワーを感じながら笑顔を見せていました。大島さんの手早い対応に脱帽です。車両もED機になったため、安定性とショーティの雰囲気が増してきました。
電動の「トビー」を持参した馬場さん。子供たちの熱い視線を感じながら、自由走行線の花の丘の横を走ります。
この日の運客は1113名。昨年6月に続いての1000人超えです。昼ごろからの日差しで、顔はしっかり「赤銅色」に…。ビデオ撮影の間に掲示板用取材と、忙しい一日でした。