猛暑の中に猛者(もさ)が集う
会員番号31-117
岸田弘
7月の関東支部運転会は、7月13日 (土)に八王子のレイアウトで開催されました。一週間前、関東地方は早々に梅雨が明け、35℃を超える猛暑日が4日続いた後で、十分な熱中症対策を取りながらの運転会となりました。幸いこの日は薄曇りで強い日差しを避けることが出来ましたが、それでも気温は34.5℃。この中猛暑をいとわぬ猛者が集まりました。
この日の注目は日本庭園鉄道メンバーの大阪さんの、8.4分の一のC58+スユ42+スハフ42の入線です。美しく組み立てられた機関車と1両60㎏という客車2両を引いての列車編成は、木製枕木やダブルクロス等のポイント、緑の木々に囲われた本格的レイアウトの中で圧倒的な存在感を見せてくれます。煙が好きという大阪さん。有煙炭を焚いて顔を真っ黒にしながら、素晴らしいレイアウトを堪能していました。
同じく8.4分の一のC56で参加の清水岳人さん。暑さを計算して単機で走っていましたが、何か物足りなそう。結婚、イベント参加等で忙しそうですが、さらに客車の製作も頑張ってください。
この暑さの中、カメラを持って車両を追いかけている撮り鉄少年がいたので声をかけ、撮影ポイントに案内し、一緒に写真撮影をしました。うまく撮れたかな?
石川安夫さん(N700)はお孫さんの友人家族3組が見学に…。奥さまと一緒にホスト役に汗を流していました。
猛暑をものともせず見学者が次々来訪。メンバーは乗用車両を連結し、お客さまに乗車を楽しんでいただきました。
佐藤透さん(ED75)は、コントローラーを延長して後方からの運転で、お客さまに運転士気分を楽しんでいただきます。緑の木々の間を抜ける赤い機関車が印象的です。
EB210の動力装置をOSパワーユニットにそっくり交換、ED機に仕上げた大島さん。ゆとりのパワーで連続勾配を登り切り、改造に手応えを感じているようでした。
宇都宮から参加の柳町さん(BR24)も可愛いお客さまを乗せて、運転を楽しみます。
岸田 (小田急10000型)は、暑さ対策として2両目の車両を自宅に置いてきた際、間違えて前台車のボルスターも降ろしてしまい、台車が取り付け出来ず運転は断念。前後の部品寸法の共通化をすべきだったと改めて反省。
さすがの暑さに13時30頃には早々に撤収を開始。最後まで走り続けた大阪さんの2台の大型客車と機関車の積み込みを手伝いながら、積み込み・収納方法をみんなで注目します。結論は「車両積み込み=収納」とのことで、専用のワンボックスカーに積みっぱなしだそうです。大型機には相応の覚悟と投資が必要のようです。