2週連続の運転会を楽しむ
会員番号31-117
岸田弘
11月の「蘇我運転会」は、3日(日)に開催されました。
当日は3連休の中日。さらに一週間前の「JFEちばまつり」に続く、2週連続の運転会となりました。
朝のミーティングでは、武田会長から「『ちばまつり』での運客が1,260人にもなった」との報告があり、皆で喜び合いました。
連休の渋滞を避けて、早めに集まったメンバーですが、駐機場にはC21が3両並び、B20とドルチェを合わせ5両のSLが揃いました。この内、成田さんのC21と石川安夫さんのC21がボイラーテストを受けました。成田さんは、検査証に合格の署名を受けて笑顔を見せていました。石川安夫さんの機関車も、ウォーターゲージ付近に水漏れが発見されましたが無事合格。安心して運客の降車係を務め、この日は火入れをしませんでした。機関車の健康診断の意味でも、ボイラー検査は確実に受けたいものです。
午前中の自由走行線では、ビジター参加の大山さんのドルチェが走ります。今年8月に完成し、138(2013年8月完成の意)のナンバーを付けた、ブリティッシュグリーンにゴールドラインの入った美しい機関車です。完成後3回目の走行ということで、緊張していましたが、次々に声をかけるメンバーのアドバイスを受けて蒸気上げを終え、本線に入線です。圧力の維持に苦戦していましたが、奥さまの笑顔を乗せて、走る楽しみを味わっていました。「石炭をずいぶん入れて良いんですね」が、大山さんの感想でした。
運客線では、連休の中日と「ちばまつり」の翌週ということで、お客さまの集まりはイマイチ。10時の定時には、乗車待ちのお客さま全員を乗せて新幹線N700が出発です。
武田さんの新幹線は、最後尾の車両に運転士が座る椅子を取り付け、コントローラと一緒に乗ることで、中間車両の乗車人数を2名増やす追加工を加えました。もちろん、ボディの補強もしてあります。沢山のお客さまを乗せられるようになり、新幹線らしさが一段と高まったようです。
運客線のSLは、守田さんのC21。安全弁から蒸気が噴き出す様に驚くお客さまに、小さな火室で燃える石炭を見せ、「本物と同じだ!」とさらに驚かせていました。
昼食休憩の後、午後の運客に先立って、ビジター大山さんを迎えて記念写真を撮影。
石川剛弘さんは、3.5吋のEB10に3歳の隼くんを乗せ、運客線のAB10の横を通過します。
守田さんの奥さま明子さんは、583系にご主人と大山さんの奥さま英津子さんを乗せた後、英津子さんに運転を教え、ミニ鉄道の楽しみを伝えると共に、仲間入りを勧めていました。夫婦で楽しむミニ鉄道も素敵ですね。
この日の運客は981名。連休中日で、皆さん遠出をしちゃったのかな?