子どもたちの笑顔を乗せて
会員番号31-117
岸田 弘
5月の蘇我運転会は、子どもの日の前日4日(日・祝)に「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。GWの後半、4連休の中日とあって、相当の混雑を覚悟していたのですが、出足はイマイチ。五月晴れの空の下「花の駅」にふさわしく、「ビオラやアイリス」が、美しく咲き乱れる中、子どもたちの笑顔を乗せた武田さんの新幹線N700が走り抜けます。
明日はこどもの日とあって、「花の駅」からハーバーシティのキャラクター「ハバ吉・ハバ花」の缶バッチが子供たちにプレゼントされ、笑顔が広がります。
石川剛弘さんの3歳の息子さんも、車掌役としてメガホンを手に、「安全乗車」を呼びかけます。
この日、石川安夫さんの8.4分の一のEB10も、蘇我に新入線。運客専用線で運転士を玉田さん、西本さん、大西さんらが次々交代しながら、一日中大活躍していました。肝心のオーナーは、踏切警報器のスイッチ調整や降車係りの裏方を務めていました。
機関車を見つめる3人の若いビジターに声をかけると、千葉工業大学の学生さんとのこと。「乗り鉄、撮り鉄、模型」と趣味の方向は少しずつ違うようですが、大人を乗せて走るミニ鉄道に強い興味を示していました。西本さんのC62に乗ったり、大西さんのBR24で、機関車に付き添っての運転指導を受け、楽しさの一端を味わってもらいました。
昼食休憩後、午後の出発前に参加者全員で集合写真。メンバーの持参車両も若干少なめです。
自由走行線では西本さんのC62が、ほぼ一日乗車掛を務めていた奥さまを乗せて、安全弁を吹きながら周回します。
3月の東北LSC運転会に登場した栁町さんのレールツェッペリンが、蘇我にも登場。モーターでプロペラを回転させ、エンジン機のような爆音を上げ、遠慮勝ちに走っていました。実機同様、プロペラでの鉄道運行は、課題山積です。
いつもは、運客線で頑張っている守田さんのC21。今日は運客をAB10に任せ、自由走行線の花園の中で、ゆっくり運転を楽しんでいました。
石川剛弘さんのEF57は、細密に造り込まれた技巧舎ベースの機関車。妻板屋根が絞り込まれた旧型客車を引いて、列車編成美を見せながら、N700と並走していました。
台湾への長期出張が続く加納さん。久しぶりにコッペルで「日本の休日?」を楽しんでいました。
岸田は、荷物運びのため車両を自宅に置いて手ぶら参加。掲示板の写真取材の合間に、EF57をお借りして先台車付、全10軸のF機ならではの台車の動きを楽しませていただきました。
この日の運客は791名。GWに皆さんどこに行ってしまったのかな?。