2014年10月関東支部「八王子運転会」報告
落ち葉掃き、列車撮影、そして運転会
会員番号31-117
岸田 弘
8月9月を夏休みとしていた八王子運転会。3ヶ月ぶりとなる運転会が10月18日 (土)に、八王子のレイアウトで開催されました。久しぶりの運転会とあって、草刈り等のメンテナンスを予定していたのですが、10月に入っての急速な冷え込みで雑草はなく、かわりに大量の落ち葉掃きが始業前の作業になりました。清水さんは、農作業の合間にブロアーを持参して落ち葉掃きだけに参加してくれました。石川さんや佐方さんは熊手で落ち葉を集める等、清掃奉仕隊のチームワークで、小1時間で作業は完了です。
この日は、9時35分頃にレイアウトに並走する八高線に、DD51+12系客車+DD51の臨時列車が走るということで、吉岡さん、長島さんの撮り鉄は、近くの踏切でベストショットを狙います。岸田は手軽にレイアウト近くで、堰堤を走る列車を撮影しました。3両の客車の前後をDD51がプッシュ・プルする、贅沢列車でした。
ということで、運転開始は10時過ぎ。この日は、運動会等の行事も重なり、参加者は少なめ。ゆったりと整備と運転を楽しむこととしました。
健康診断で前立腺ガンが見つかった武田さん、9月初旬に手術を終え、早期発見と対応で元気な顔を見せてくれました。さすがにこの日は車両を持たずに、落ち葉掃きや保線に専念してくださり、いつものように安全運転への気配りをしてくださいました。
少しずつ枕木交換の作業も再開して行きたいと思います。
この日の乗客は、前回恥ずかしがって乗らなかった5歳くらいの女の子。石川さんの新幹線と岸田のロマンスカーに乗り放題で、写真では隠れてしまって写っていませんが、沢山の笑顔を見せてくれました。
吉岡さん(T5改8100)は、「配管」等のディテールアップが完成し、ボイラー回りが締まった感じになっていました。
C21を発注中の佐方さん。9月の蘇我運転会で、車両への積み下ろし等の疑問に、メンバーから「毎回の運転会に参加し、自分に合った方法を探すこと」をアドバイスされ、早速八王子運転会にもご夫婦で参加されました。参加者の積み下ろしを手伝い、蒸気上げの様子を覗きながら、それぞれ違う着火方法など、熱心にメモされていました。石川さんにN700の運転を勧められ、奥さまを乗せ初運転。感想をお聞きすると「緊張した!」と言いながら、笑顔がこぼれていました。
その奥さまに一日の感想を聞くと「みなさん素晴らしい技術をお持ちで…」とのこと。「いや…」と答えると、「この技術を仕事に生かせば、凄いことが出来ますね」と。思わず「ハイ」と答えて冷や汗が…。何とか趣味で生かしております。
新たな交流も始まり、穏やかな秋の一日でした。