11月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信
気候が一ヶ月逆戻りした様な、風もなく“小春日和のポカポカ陽気”になった11月22日(土)に、OS法隆寺レイアウトに於いて11月月例運転会が行われました。今月は土曜日である事と好天に恵まれ各地でイベントが行われていたためか、参加者は30名程(13時半集計)のゆったりした運転会でした。
いつものように開門を待ってダベッていると、西名阪自動車道上で故障車による渋滞が発生し、東住吉の本社からレイアウトに向かっている北田様の到着が9時に間に合いそうも無いとのことで、受付は後にして20分程早い入場となりました。
参加クラブ員は少なかったのですが、当日は“ボイラー検査”の方が多く、私を含め私が確認しただけでも6名居られました。その中のお一人吉田様は弁慶号をご持参なされ、通常はショーケースに入れて居られるとの事で「8年ぶりの運転や!!」「何処から水入れるのやったかな?」とボイラー検査も楽しまれておられました。
11時45分からのミーティングでは、OS北田様より“鉄道歴史パーク in SAIJO四国鉄道文化館南館”の案内が有りました。7月20日にオープンした文化館南館にはC5744、DE10 1、フリーゲージトレイン2次車等の展示が有ります。総延長235mのミニSLレイアウトも併設されているとの事です。レイアウトは“8の字“で途中にクロッシングが有り小判型とは趣を異とする走行が楽しめると思います。なお12月6,7日にOSLSC会員加藤様主催のミニSL運転会が催されます、お運び頂ければと思います。 (8の字は私がミニSLを始めた頃法隆寺レイアウトにも小さいのが有り、本線に出るまでの練習線だったことを懐かしく思い出しました。)
内山編集長からは会報原稿の締め切りが月末ですとのアナウンスが有りました。製作記事等々鉄道関係ならオールOKですので奮ってご投稿頂ければと思います。
集合写真は紅葉真っ盛りのモミジをバックに“ハイチーズ!!”
京都八木様のC21、いつも快調に最外周を走行されています。今回はメインロッドをニッケルメッキされたとの事、科学の先生、綺麗な仕上りでした。ベアリングを入れたままメッキされ、ベアリングを傷めない様に手早くされたとの事でした。
比較的レイアウトが空いていたので快適に走行を楽しまれた様で、13時半頃には後片付けをされておられ、14時半には多くの方が帰路につかれました。
今月の新人
クラブ員の方では無く、OS期待の星、新入社員小林様を紹介します。出身は岩手県20歳、趣味は鉄道で主に機関車が好きとのこと、しかし、今回初めて蒸気をみて面白そうだと思われたとのことで、今後の汽車・電車の新開発が楽しみです。OSLSC運転会の対応は若手片岡様と交互に担当されるとのことです。
今月の私
先月と同様弁慶号を持参しました。検査も切れましたので、今月検査を受けました。なにせ古い汽車(最初に購入した機関車)20年選手・・・メンテはして居るつもりですが、やはり検査は緊張します。学生の時からテスト・考査の単語を聞くと気分がブルーに成ります。しかも今回は先出のように多くのクラブ員の方が待ち状態・・・。水を張りハンドルを煽る事数回、水位計の上部から水が一筋流れ落ち“今回は落第か?”と思いましが、袋ナットを手で少し増し締めすると流れは止まり、圧力を維持出来ました。立会人の三宅様から“OK!!立派なもんや”のお言葉とサインを頂き、無事終了しました。 今回は燃料に職場の“バーベキューの廃炭”を試用してみました。以前から使用出来るのではないかと気になっていたのですが、なかなか実行出来ずにいました。消し炭なので着火性は良いとは思うのですが火力が少し心配でした。いざ使用してみると、廃炭ですので色々な炭(木炭)が様々の状態で混ざっており、燃焼時に火室の中で破裂音有り、煙に香ばしい香り有りで面白かったです。熱量に関しては投炭回数が多く成りますが十分走行可能でした。煙管掃除に関しては灰が多少着いている程度でタール分が無いので行わなくても良いかも知れません。今回は廃炭をそのまま使用しため、煙突からかなりの量の粉炭の灰が出ました。次回は一度洗って粉炭を除去したもので再度トライしようと思います。
検査待ち
後始末
廃炭